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短歌5首、てのひらの銀河


眠れない夜には探すてのひらの銀河を守り暮らす技術を



外側を削ごうとすれば砂となり指の隙間をこぼれて逃げる



日向には命が踊りあたたかな風が世界を抱きしめていた



血ではないもので繋がる別々に動く心臓(こころ)が側にある朝


無意味だと摘んだ芽をまた手にとって植えてみたよと祝う夕方

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