東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ(著:遥洋子)【見るがいい。上野流論破闘法、奥義。「まずは読書紹介してから」ええと、この奥義はですね】
上野千鶴子センセがまた炎上している。
元祖ツイフェミ教祖である彼女は、
弟子たちとは違い「私、失言しませんから」派だったような気がしたけど、
やはり老化すると暴言や失言が洩れてきてしまう。
老化おそるべし。
致し方なし。
しかし今、ツイフェミニズムについて語るというよりは、
一世を風靡した上野千鶴子の論破バトル戦技について紹介してみたい。
いや、格闘技と同じでして。
論破というのは武技なのですよ。
論破と言えばひろゆき師範ですが、
ひろゆき師範は、
「それエビデンスあるんすか?」
「それってあなたの感想ですよね?」
という技を多用していらっしゃるが、
これは彼が心理学部卒だからである。
心理学実験においては、
実験が思いつきに近いことばかりということもあり、
(女子をいきなりホテルに誘うとどれくらいの確率で嫌われるのかとか、そんなん、いやまじ)
(過剰に言っております)
とにかくエビデンスを求められる。
データを出せと言われる。
先入観や偏見は、まずは一蹴されるという風土があるので、
その文脈で考えると当たり前の技術なのだ。
柔道が、まずは服をつかむこと前提なのと同じくらい、当然なのだ。
(上半身が裸の相手には柔術が通用しない!ばかなっ)
さて、上野センセである。
結論から言おう。
上野流闘法のキモは、
相手に考えさせることである。
具体的にやってみせよう。
***
まずは相手が主張をしてきた。しかし。
「なんでそう思うんですか? 根拠を述べよ」
そういわれると、
相手もまともに反論しようとして、
根拠を自分の中からひねり出す。
しかし、そこで。
「なんでそう思うんですか? 根拠を述べよ」
そうすると相手もまた考える。
考えるのは疲れる。
カロリーを使う。
それでも、いや、こうだから、こうなんだと。
「なんでそう思うんですか? 根拠を述べよ」
ここまで上野センセは、脳内ATPをまったく使ってない。
というか、相手の言うことを聞いてもいないと思う。
しかし相手は考えなくてはいけない。
考えて、カロリーとATPを使い果たし、
(甘いものが食べてえ。脳が、ああっ)
とか思いつつ、しどろもどろになっていくのだ。
「つまり、根拠がないってことですよね。はい論破」
平たく言うと、これが上野戦法なのだ。
***
もちろん、この闘法、よく考えると、
ネット時代には効力を減じてしまう。
一日待ってゆっくり長考してくる相手には、
だいぶ効かなくなるのだ。
相手に瞬発的思考を余儀なくさせて、エネルギーを奪うやり方だから。
しかし、対面しての丁々発止では、効力バツグン。
思うに、近年のツイフェミ一瞬で論破事件多発は、
おそらくネットでやってるのがよくない。
相手のATPを消耗させるためには、
ワンオンワンの面と向かった状況で使わないと、
万全の効力を発揮しないのだ。
(ボディガード用の人員は配置する)
***
↑(頭の冷却装置オン)
まあ上野戦闘術はこれだけではないかもしらんけど。
この辺は男女問わず、作法としてみんな気づいていると思うんだ。
卑怯?
いやいや、戦いに卑怯もへったくれもないよ。
勝てばいーんだ。
勝たなきゃ意味ねーんだ。
実は、私も個人的な論破闘法を持っている。
自分で発明したとまで思っているが、
まあ自力で気づいたひとはみんな使えると思う。
私のやり方は、
相手の言葉を使って相手を攻撃する。
つまり、相手の主張にはメインテーマがあるわけだ。
そこを逆手に取った論法を使う。
そうすると相手は防御できない。
攻撃をまともに受けるか、
さもなくば前言を翻して信用を失うか、
ふたつにひとつだ。
たとえば、
「税金を上げないと、財政破綻してしまう」
税金を上げると税収が少なくなって財政破綻します。
「プーチンはロシアを守ろうとしているだけ」
プーチンはアメリカのスパイです。
こんな感じ。
まあたとえ話なんで。
(プーチンスパイ説はナワリヌイ氏が言ってたんだよね。さっすが~)
当然ながら、相手の主張をよく読まないとこの手の論破はできない。
ネット時代ではこっちの技の方が、使える武技だと思うんだけど。
具体的に論破戦を記事にしてみてもいい。
Noteの規範に反しない程度で。
もちろん、これらは戦技であって、
目の前の敵を撃破することはできても、
問題の解決はできない。
とりあえず目の前のバカを追い払うことができるだけだ。
そこは、わきまえておかないと。
思うに、ツイフェミが非難されるのは、ここら辺が理由である。
教祖上野センセは男女参画なんちゃらとか、
政策も提案していた。いい悪いはともかく。
闘法は、自分の主張や目的を通すための手段なのである。
目的なき手段は無意味だ。
まあ論破闘法に興味があるバトルジャンキーのひとは、
一読しても悪くないとは思う。
論破闘法にフェミニズムはカンケーナイヨ。
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