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読んだ本たちの話

そろそろ日記も追いつかなくなってきた。困った。

ちょこちょこと更新したいから、ミニブログのようなものがあるといいな~と思っている。
でもミニブログって何?
短文であればOKなのかしら????

思いついたことをボソボソとつぶやくような、そんな記事にしてようかな?と思って試しにやってみた。でも気づいたんだけど、つぶやきだったらTwitterとか話題のスレッズで良いのでは???



最近読んでいた本たちを、サラッと記録しておこう。

垣谷美雨さんの本でも紹介されていて、読み返したくなったので『母になって後悔してる』をちょっとだけ読んだ。

母になるだけでは十分ではない。母の「正しい」子育てを、行うだけではなく、見せる必要があるのだ。

『母になって後悔してる』より引用

母親に求められている感情や行動は限りなくあって、求められたように動かなければ母親失格の烙印をおされ、さらなる努力を求められるという事実を私も子どもを生むまで知ることがなかった。母親の重さをひしひしと感じる。



天野ひかりさんの『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』を読んだ。

しつけのできる親だと第三者に思われる必要は全くありません。

『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』より引用

子どもに対して「早く」とか「ダメ」など、子どもにとってNGと言われる発言をくり返してしまう私なんだけど、どうしてそういう声をかけてしまうのかと考えて気づいたのだけど、「ちゃんとした親だと思われたい」という自分勝手な思いが私はとてつもなく強い。

『母親になって後悔してる』にも通じるのだけど、品行方正な子どもを育てることが母親としての使命だと思っていて、品行方正の枠から少しでもはみ出したら親の責任になる。だから日々うるさく子どもたちのことに口出ししてしまっていたんだろうなと思ったのだった。

子ども自身がどうこうではなく、私自身が抱いている「母親とはこうあるべし」みたいなものに、自分自身が勝手に振り回されて苦しんでいるだけだった。私はこういう自分で自分を振り回すクセが強い。独り相撲が大好きらしい。困る。とても困る。

荒川和久さんの『「居場所がない」人たち』を読んだ。

本に書いてあった、たとえ話がよかった。

自分が白色だとして、赤色の人と何かしらのつながりを持ったとする。自分が赤色の人の考えに影響を受けたとき、自分の白と相手の赤が混ざって自分がピンクになるように思うけど、実際には自分の中に白色と赤色が同時に存在している状態になるので、色は混ざり合わない。

色が混ざり合うのではなく、自分の中に赤や黄色や青などの色んな色が入り込みながら、自分という人間があるらしい。自分はこういう人間だ!と思っていても、日々の生活で自分の中の色は複雑に変化しているのだから、こういう人間だ!ということは難しいようだった。

 大体、人間なんて、環境が違えばその環境に応じた人間にならざるを得ないし、相対する人間によって態度を変える必要だってある。カメレオンでいいのである。誰に対しても主張も態度も何も変わらない人間なんて独裁者である。

『「居場所がない」人たち』より引用

自分を理解するのは、自分という人間の色をハッキリさせることのように考えていた。けれど自分の色なんてハッキリしなくてよくて、むしろハッキリしてるのは独裁者っぽいから、私はゴチャゴチャした色でいいです!!と思ってしまった。単純。

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