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【読書日記】2021年10月21日

学校から帰ってきた息子と一緒に、久しぶりに図書館へと出かける。本を読むことを嫌がる息子が、漫画で教えてくれる本を熱心に読んでいて、めちゃくちゃ感動してしまった。

子供は文字が読めるようになったら、勝手に漫画を読むようになると思っていた。しかし息子は全くそんなことはなくて、家にあるドラえもんすら手に取らない(アニメは大好き)。ゲームやYouTubeで事足りているらしい彼の中で、漫画の地位はめちゃくちゃ低いらしくて、私はそれが理解できずにいた。

漫画を読んで育ってきた私にとって、漫画を読まないなんておかしい!!と言いたくなったけれど、それは私の独断と偏見がまざりあっていて、決して正しさではない。勝手な思い込み、勝手な価値観を相手に押しつけてはいけないのだ。そう思いながらも、息子が漫画を読んでいる姿は、感動せずにはいられなかった。

そして今日の私の読書は『高慢と偏見とゾンビ』。

自分で思った。
「何故これを手に取ってしまったのか」
と。

しかしこれ、まだ読み始めだけども、『高慢と偏見』にとても忠実な流れなので、『高慢と偏見』をまた新たな訳で読んでいる気分でもあり、これはこれで面白いなと思っている。ちょいちょいゾンビが出てくるけれど、そこは気にせず・・・・いや気にせずって無理だけどさ。

ゾンビと戦う5人姉妹が格好良くて好き。ホラーが苦手なので、ゾンビの描写が嫌なのだけど、姉妹の戦いっぷりが格好良かったことと、ゾンビをどう物語に落とし込むつもりなのかが気になるので、物語を読み進めてみることにした。とはいえ、私のハートはチキンなので、ゾンビに耐えられなくなったら、途中でフェイドアウトする予定。

誰の目にもこのゾンビは恐怖の対象ではないだろうから、怖くなりようがないとは思うものの、万が一でも怖くなったらと思うと、先へ進むのが怖い。そこまでして読まなくても良いのに、と思いながら、でも続きが気になるので先へと進んでみる。怖いもの見たさが勝った。

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