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【読書日記】2021年10月28日
ストレスが溜まっていると、物欲も高まるらしい。しかしこういう時は、何かを買っても心が満たされるわけではない。むしろ物が増えてしまい、部屋の中が荒れ始め、部屋が荒れることにもストレスを感じてといった、悪循環になると誰かが本に書いていた。
自分にガッツリ当てはまるもんだから、物欲には気をつけなくちゃと思いつつ、そうはいっても、欲しいと思ったら欲しいし、我慢するなんて難しいのではないかと思ったりした。
ストレスが溜まっているから物欲が強まると言われても、そもそもストレスを溜めるほど我慢しているわけで、そこからさらに物欲も我慢するとなると、私はどれだけ我慢すればいいんですか!!と、誰かに問いかけたくなる。
そんな今日の読書は『ヨルガオ殺人事件』の下巻。ここまで物欲の話をしてきたけれど、今日の読書とは一切関係無し。
本編の登場人物と、作中に登場する小説の人物とがごっちゃになっていて、なかなか先へ進まなくなってきた。この人誰だったっけ?を、数秒おきに繰り返している。自分の記憶力の悪さを数秒ごとに実感しているせいか、これは何の苦行なのかと思い始めた。
しかしここで、力が入りすぎているのかもしれないと気づいた。犯人が誰なのか知りたい一心で、どうもムダな力を入れて本を読んでいる気がした。力を抜いてみよう、考えすぎずに読み進めてみよう、と思って読書をしてみたら、やっぱり面白かったので安心した。
苦行にしているのは自分なのかもしれないな、どんなことも。
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