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【子育て日記】ことばがぐんぐん増えていく遊び

1歳9ヶ月の子どもを育てています。
1歳3ヶ月頃から、意味のある言葉を発するようになり、1歳半までには100語以上の語彙と2語文を話していました。今では3語文もたくさん話します。

我が家は3ヶ国語(日、英、夫の母語)で生活しており、子どもは複数言語環境の為、どちらかと言うと発語が遅い傾向になると思っていました。「産まれた時から3ヶ国話なんて、恵まれてる!羨ましい!」と言って頂くことも多いですが、英語に関しては夫婦共に非ネイティブだし、母語を両方ネイティブレベルで身につけることは必ずしも容易ではなく、今後どこで暮らし、どうした教育を選択していくかは重要課題です。(いずれ別記事で書きたいと思います)

ちなみに、家族間の言語はこうなっています。

私と子ども:日本語
夫と子ども:夫の母語
私と夫:英語

このようは背景があり、私は子どもにとって、言語のインプットが少ないのでは?と心配していました。(英語以外の言語は家庭内では会話として聞く機会がない)

また、産まれたばかりの赤ちゃんを前に、どういった声かけをするのか、新米母としては戸惑うばかりでした。(日中2人きりで、まだ喋れない赤ちゃんを前に1人で話し続けるというのが、正直難しかった)
そして、出産当初はオムツ交換や授乳、家事だけで毎日があっという間に過ぎ、ことば発達にまで積極的に考えることは出来ませんでした。

ようやく最低限のお世話をこなせるようになってから、我が家で取り入れた言葉の発達を促す遊びが下記です。

①絵本の読み聞かせ
元々、私も読書が好きなので、読み聞かせは真っ先に取り入れました。ママ友の中には「読み聞かせをしても全然聞いてくれない…楽しくない…」という人もいますが、私はたとえ赤ちゃんが聞いてなくても、あまり気にせずにひたすら読みました。次第に興味を示すようになり、今では「これよもう!」と自分で本を選んで持って来たり、静かだな…と思ってみると、1人で本を読んでいることもあります(文字を読める訳ではないけれど、ブツブツ言いながら読んでいる姿が、かわいい)


②図鑑をみる
子どもが好きな乗り物の図鑑から始まり、働くくるま、動物、植物と種類を増やしていきました。一緒に図鑑を眺めながら「〇〇が好きなパトカーだね」「さっき救急車がピーポーピーポーって通ったね」と子どもが知っているものを中心に取り上げます。そのうち、子どもの方から「これは?これは?」と聞いてくるようになり、対象が広がります。

③童謡のかけながし
赤ちゃんが産まれ、いざ、子守唄の一つでも歌ってあげよう!と意気込んだものの、「あれ?この次なんだっけ?」とサビ以外分からなかったり、まともに歌える曲がなく、童謡の本を早速購入しました。時々、それを見ながら、私の好きな曲を選んで歌ってみたり、SpotifyやYoutubeで流してみたりしていましたが、一気に語彙が増えたと感じたのは、かけ流し様にCDを購入してから。遊び相手にちょっと疲れたな。という時に、流すようになってから、私が選んでいた曲だけでなく、色んな歌が自然に耳に入るようになり、真似をするようになりました。(今では20曲ほどのお気に入りがあり、一部を一緒に口ずさんでいます)

④カード遊び
知っている語彙が増えて来たなと思ったタイミングで、子どもが知っているものばかりを取り上げたオリジナルのカードを作りました。①〜③はどちらかと言うとインプット多めの遊びで、せっかく覚えたことばを使えるアウトプットの機会を増やせるあそびを考えた結果です。こだわったポイントとしては、イラストではなく本物の写真(出来れば、実際に我が家で使っているものに似ているもの)にしたこと。市販品だとイラストのものが多いように感じますが、デフォルメされ過ぎていたり、動物が余りにも可愛いく描かれ過ぎていたりしますが、月齢が小さな子どもには見分けにくいことがあります。

遊び方は、カードを指差して、「これなーに?」と聞いたり、「〇〇が好きな車選んで」と選ばせたり、もし覚えていなさそうだったら、「これはさっき食べたぶどうだね」というように、こちらから言葉を教えてあげる工夫をします。写真だけのカードなので、日本語でも夫の母語でも遊べる点も気に入っています。

以上が、我が家で実践して、ことばを増やすことに繋がったと考える遊びですが、重要なポイントのひとつが、いろんな遊び×本物を行き来しながら、繰り返していき定着させていくことだと思います。(外国語習得と同じ)
例えば、「ぞうさん」の歌を歌う→ぞうが出てくる絵本を読む→図鑑で象をみる→カードゲームで象を選ばせる→(出来れば、本物の象をみる)。

但し、本当にこれらを実践したから、比較的早い段階から言語発達が出来ているのか実際の因果関係は分かりません。(誰かと比較した訳でもなく、サンプル1名なので…)

また、発達のペースも子どもが強い関心をもつ分野、得意な分野もそれぞれだし、早ければいい。という訳ではないと思います。

ただ、私の場合は、子どもと言葉でのコミュニケーションが取れるようになってきて、格段に子育てが楽になりました。

お腹がすけば、あさごはんたべよう!とか、いちごたべよう!
喉が乾けば、おみずのむ!
うんちが出れば、うんち出た!
本を読みたければ、これよもう!
一緒に遊びたければ、あーそーぼ!トンネルつくろう!
したくなければ、いや!
〇〇と××どちらがいい?と聞けば、××と自分で選ぶ

言葉が話せるようになると共に自己主張も激しくなり、ぶつかることも増えて来ていますが、日々のかわいい言い間違いや、保育園での出来事を言葉で教えてくれたりと、コミュニケーションが広がる楽しさを教えてくれています。

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