逃げる勇気と、心の栄養剤

「人生は短い」って知ってるはずなのに、仕事やプライベートでイライラして(ときには脳内発狂・憤慨レベルに達して)ムダに時間を消費してしまうことがある。


また「人生は短いから、こんなことで立ち止まっちゃいかん」「大人なんだから、仕事も家事も頑張らなきゃ」と無理やりポジティブになろうとして、チリも積もれば状態になって一気に崩れることもある。


わたしは、ストレス発散を定期的にしているつもりでも、無意識に溜まっていく系らしい。肌が荒れたときに初めて「おっとストレス溜まってたのか」とようやく気づく。


同じように、肌の状態でストレスレベルを判断する人、いるんじゃないかな。ほんと、たまるのはお金だけにしてほしいよね。

(おでことアゴに出来たときは「これって想い想われ!」って古いニキビ恋占いみたいなテンションになったけど、このご時世、おでこはマスクで隠せないじゃんって気づいて詰んだ)



人生のスパイスとなるような、才能を発揮するために必要な「良いストレス」と呼ばれるものも勿論ある。だけど「心に悪い影響を与えるストレス」を認識するほうが多いはず。


直近の解決策として、心の栄養剤をたくさん持つ、それらをうまく利用することかなと、個人的には思う。


手軽なものから、ちょっと時間やお金がかかるもの。なんでもいい。


気兼ねなく話せる友人。
食べると元気になるような、お高めなデザートやお肉。
好きなアーティストや作品。


わたしの場合は、コーヒーが手軽な癒やしツール。気持ちを落ち着かせるために、仕事の合間にコーヒーを煎れる。

電動ミルが頑張っている音をボーッと聴く。お湯を注いだとき、ポコポコとした可愛いガスが出ているのを見る。香りを嗅ぐ。はい、癒される。


また、さまざまなコンテンツがあるので、それらを思いっきり活用してみるのもいいはず(YouTube、Netflix、Amazon プライムにはお世話になりっぱなし)



ただ、どうやっても辛いときはある。


なんというか、仕事で例えると

会社に行きたくない(忙しい、人間関係etc...)

でも行かないといけない(納期が近い、人が足りないetc...)

でも行きたくない(からだも拒否反応起こして、頭痛や耳鳴りがするetc...)


意味はきっと違うけど、あいみょんの「猫」の歌詞「心と体がケンカして」って感じで。マンガとかでよくある、脳内で天使と悪魔が言い合う感じで。


そんなときは、行かなくていいと思う。
ときには逃げる勇気が必要。


「逃げる」って表現はネガティブに聞こえるけど、とっても大事なライフハック。


「逃げるは恥だが役に立つ」って言葉があるけど、ハンガリーのことわざらしく、「自分の戦う場所を選べ」という意味も含まれているらしい。


動物だって、敵わないときや危険を察知したときには猛ダッシュで逃げる。それが本能だし、生きるためには必要。


日本は、我慢することを美徳とする傾向があるけど、我慢して心が潰れたら元も子もないし、誰も責任をとってくれない。


せっかくの人生、自分が主人公にならず、誰かの歯車で終わったら意味がない。湘南乃風も言ってた、「逃げるのも勇気」「一生、社会の歯車の一部なんかで終わってたまるか」って。(黄金魂、ほんとオススメ)


逃げることで見える景色もある。
ブラック企業の中にいたら、そこの働き方や思想がおかしいってことに気づきにくいから。
昔ブラック企業に勤めていたとき、「そこでの当たり前」がおかしいと、退職後に気づいた。


善良な会社、自分に合う場所はたくさんあるから、まわりと比較することって大事(ただ大変なとき、忙しいときって、まわりが見えなくなっちゃうよね。それが厄介)


だからこそ、家族や友人が異変に気づいてあげるのも大切だよなぁと。



会社や学校、家庭において、みんな表に出さないだけで色々と悩みがあると思うけど、心の栄養剤で日頃から自分を癒やして、ときには我慢せず、状況を俯瞰するために逃げる勇気を持ってほしい。


わたしも、なんかいつの間に足にアザができてるし、傷の治りは遅いし、おでこのニキビも治らないし、最近は変な夢ばっかり見るし、プライベートも色々あるし、仕事もなんだかなぁって感じることもあるけど、適度に逃げつつ人生楽しもうって思う。





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