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気持ちを改めるきっかけ

日本財団ボランティアセンターが運営する「ぼ活!」主催の、災害ボランティア研修(オンライン)に参加した。詳細はこちらから

今回の参加動機は、①以前から登録していた「ぼ活!」からのメールでこの研修の存在を知ったこと、②私自身の純粋な興味、③昨年の大学の文化祭の学科企画の展示及び発表のテーマが、日本と海外研修先(ニュージーランド)の災害・防災における、比較・対策についてというもので。それについて、私自身が2年次に学んだという事実を、先日メールの通知を受け取った時に、ふと思い出したから。

当時の私は(どうして社会福祉学科にいるのに、災害について学ばなくちゃいけないんだろう)って思っていた。申し訳ないが、やる気も正直、全くなかった。何でも真面目に取り組む私にしては、珍しいことだった。おい、それを自分で言うかって言うのは、ここでは置いておいて欲しい笑。

当時は、いきなり「これこれをやるから」って、学科側から言われて。それに対して、自分自身の理解が追い付いていないことと、それを取り組める程の余裕が、当時の私に無かったことも、大きいとは思うが。

余談。とは言え、それをやらないわけにもいかず、やるとなったら持ち前の真面目さと、最後までやり抜くという自分の性質をフル活用して取り組んだ。何ならその企画の責任者に立候補して、多分誰よりもこれと向き合った自信あり(なんか書いていて思った。偉そう。ごめんなさい)。

閑話休題。別に社会福祉学科だからって、社会福祉のことだけ学んでいればいいとか、そんなの傲慢過ぎるし、そんなことないよねって。視野が狭まるだけだなって、今となっては思う。それって結局、自分で自分の首を絞めているなって思う。お、私成長しているじゃん。いいぞいいぞ。笑(こうやってすぐに調子に乗る)

と言うか、無知って怖いと、今日思った。知っていれば事前に防げることとか、本当はやらなくていい余計な仕事を、他人に押し付けなくて済むことが、あるかもしれないのになって。

前置きが長くなったけれど、今日参加して本当によかった。なんかこの一文、いつも言っている気がするけれど、本当に心からそう思っています。だから許してほしい笑。

まず何と言っても、自分の知識が増えた。知らなかったことを知れるって、やっぱり学ぶことの醍醐味、楽しさだなって、私は思う。

そして今日の講演を受けて。災害とか防災とかだけではなくて、何というかこう、生きる上で必要なことを学んだなって、私は思っている。

例えば地域防災の一環で、地域住民に対して挨拶をするって言うのが挙げられていた。これって別に、地域住民だけではなくて、言うなれば大学で会う友達とか先生とか、色々な人に対して言えることだなって思った。

後は受援力。これは簡単に言うと、支援を受ける力のこと。もっと言うと、自分が困った時に「助けて」が言えるかどうかってこと。これ聞いた時、ピピっときた。(あ、これいつかの時に、授業でやったぞ)って。意外とこれって、できているようでできていないなって、自分では思う。

いや正確に言えば、過去の私よりは今の私の方が、確実にできるようにはなってきている。それでも私は気付かぬうちに、悩みを独りで溜め込んでしまうことが、まだまだ多いのが現状で。だから何と言うか、心にぐさっときた。


何かに対して、それを自分ごととして捉えて、行動(表出)できるかどうか。


きっと、災害とか防災とか、それだけではなくて。社会課題のすべてに共通して言えることだとは思うけれど。(主語が大きいのは自覚している)私は今日の研修で、改めてこれを、強く感じた。

最後には参加証もダウンロードできて、なんだか嬉しかった。何と言うのか、「今日私はこれをやったぞ!」感があると言うか…笑。ちょっとした、いやかなりの、達成感?と言えばいいのか。


でもまあ、正直言ってしまえば、この研修は、自分にとっては目的じゃなくて、手段で。これは自分が成長するための、きっかけに過ぎなくて。

だから、これを受けて「学んだ!気付いた!」で終わりにするんじゃなくて。じゃあ「今から私には何ができるだろう?」「私はこれを受けて、何がしたいんだろうな」ってことを考えて、実践することが必要なんだよなって、気持ちを改めるきっかけにもなった。

とにもかくにも、今日はとっても意義のある、濃い1時間を過ごすことができた。

読んでくださってありがとうございます。

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