保健体育教師になってから気づいたこと
普段は鍼灸師、ときどき保健体育教師をやっています。
教育実習の時は教えること、伝えることで精一杯で余裕がありませんでしたが、今年より教壇に立たせていただいてそこで感じたことや気づきを共有します。
①目指したきっかけ&学生生活
私は、中学生の頃に憧れた保健体育の教師のようになりたくてその頃から教師を目指すようになりました。
大学は、身体のケアができる鍼灸師と保健体育教師の免許を取得できる学校へ進学しました。
母校はこちらです →森ノ宮医療大学 (morinomiya-u.ac.jp)
大学の四年間は、鍼灸師と保健体育教師になるための学びが多く1限から5限までびっしりと講義が入っていることが多かったです。4回生のときは両方の実習や国試対策がありとても忙しかった記憶があります。ですが、両方を学ぶことができ良かったです。
教育実習の時は、「教科を教えろ。指導しろ。」って言われましたが何をしたらいいのか分からず自分が今まで受けてきた授業を真似しながら行いました。
人に教えるって難しいな。
教師って何なのだろう?
教育って何なのだろうか?
と感じました。
②卒業後
卒業後は、待遇面や教えることに対して自信がなかったので、鍼灸師として勤務しました。鍼灸師をやりながらも心のどこかで「教師やりたかったなぁ。」「子育てが落ち着いたらやってみようかな」と感じることがありました。
そんなことを恩師に相談したら「やったらいいじゃん。」と背中を押していただき沢山の方々とのご縁もあり今年よりRITA学園高等学校の非常勤講師として勤務をさせていただいています。そして、もっと教育現場へ関わりたく9月よりN高等学校の非常勤講師もさせていただいています。
保健体育では、身体のことや運動、社会生活、環境、生涯を通じて自らの健康を考えられるように、どうすれば興味をもってもらえるのか日々試行錯誤しています。
私は現在、子育て中です。
二歳半でイヤイヤ期ということもあり感情的に怒ってしまう時も多々あります。気持ちが落ち着いてから、「また感情的になってしまった。気をつけないといけないな」と感じる日々です。
この夏、水に慣れてもらおうと思い、息子と一緒にプール、海、川へ行きました。
初めは、泣いたり、「家に帰る、来たくなかった。」と叫ばれましたが、時間が経つにつれて水にも場所にも慣れました。自分から入っていくようになり、バタ足で進んだり、水に顔をつけることができるようになりました。
できることが増え息子も楽しんでいました。
子どもたちと関わるようになり自分には教育はできないが
チャンスの種を蒔くことやきっかけづくり、モチベーションを上げてあげることはできるのではないかと思います。
生徒や子供たちの夢や目標に向かって頑張る姿を全力で応援したいと思います。
共にできることがあれば周りの方々も巻き込んで一緒にやりたいなと思います。
私自身は日々学び中ではありますが、色んな方と対話をしたり本を読んだり、子育てをしながら、できることだけではなく、経験したことのないこと、行ったことがない場所、色んなことにチャレンジしたいと思います。
以上、教師になってからの気づきでした。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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