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「もうひとりの編集部の話」①自己紹介

みなさんはじめまして。
ZINE『DISTANCE』編集部の加藤です。
基本こういった雑誌に関する宣伝やプロモーションは村上くんにお願いしているのですが、今回は私も村上くんに勧められて少し書いてみることにしました。

正直、最初はまだ何もかも半人前な私が、製作に対する考えやこだわりを語ることに、おこがましさや恥ずかしさみたいなものがあってあまり気乗りしませんでした。しかし村上くんから、“数は多くなくとも確実に応援してくださっている方々がいる”と聞き、「こんな私の文章でも楽しんで読んでくれる方がいるのであれば書いてみようかしら」と思い立った次第です 。何回シリーズになるかわかりませんが、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

まず自己紹介から始めますと、私は現在24歳の学生で、一応このZINE『DISTANCE』の発起人です。いまは東京藝術大学大学院美術研究科というところに所属していて、専攻は視覚伝達デザイン。まぁ平たくいうとグラフィックデザインというやつで、ポスター・文字・ロゴマークなど、“いかにもデザイン”といった類のものを中心に勉強しています。とはいえ学部時代からそういったものばかり作っていたわけではなく、むしろ家具とか映像とかインスタレーションとか、広く浅くいろんなことに手を出していました。過去の作品は私のTwitterからご覧いただけます。興味ある方はぜひ。

学部時代に様々なものに触れた中で、特にグラフィックデザインに魅力を感じていまの専攻に進んだのが去年の春。さてここから気合をいれてがんばろうと思った矢先、突然このコロナ禍が始まりました。もちろん大学側もあの状況下でベストを尽くしてくれたと思いますが、やはり例年とは全く違う環境やカリキュラム、リモート授業への戸惑い、そしてなにより、この状況で貴重な大学院生活をスタートすることに対するやりきれなさもあって休学を決意。
ただ コロナ禍をやりすごすために目的もなく始まった休学。しかし私は、ここから一冊のZINEを作ることになるのです。

次回は、いよいよ『DISTANCE』の誕生秘話に迫ります。お楽しみに。

(つづく)

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「学部時代の作品たち。文字やかまぼこをモチーフにした家具。趣味でイラストも描きます。」

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