北のハスの半年間
本来、蓮(ハス)は暖かい地域で育つ花。
ここは北の地。
冬は雪が降り、積もります。
蓮(ハス)が育つには。
あまりに過酷。
ですが、育てる方々の情熱が実を結び、毎年愛でる事が出来ます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回「紅葉前線レポート」と言うお題で投稿しました。
春、夏、秋。
今年は5回、見に行きました。
半年を追う事で、蓮(ハス)の秋を感じて頂けたら幸いです。
6月27日
全然、咲いていません。
蓮の茎すら見えません。
辺りは私一人のみ。
花を見るには早過ぎました。
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7月14日
前の日に雨が降ってました。
なので葉に水が溜まってます。
前回より約半月後の様子。
茎が伸び、ぽつりぽつりと花も咲き始めました。
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7月26日
前回から2週間後の様子です。
見頃を迎えました。
見に来る人も増えて来ました。
蓮の赤ちゃん
蓮の赤ちゃん。
今年の5月頃、種から育てたようです。
比較出来るよう、ボールペンを置きました。
直径10センチくらいの大きさの葉。
花が咲くには2年以上掛かるようです。
ここは北の地。
この小ささでは冬を越せないようで。
家の中など、暖かい環境の中に移すようです。
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9月11日
なかなか都合がつかず、ようやく見に行けました。
なんとΣ(´□`;)!!
ほとんど枯れていました。
咲いている蓮は、本当にポツポツと。
2023年の夏。
この北の地も大変暑く。
猛暑日が続いていて。
信じられないかも知れませんが、全国一暑い日もあったのです。
去年の今頃は、まだまだ見頃でした。
なので楽しみにしていたら…(> <。)
花托はカリカリになっていました。
管理されている人とお話出来ました。
今年は花が終わるのが早かったようです。
自然現象ですから仕方ないのですが。
とても残念でした。
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10月30日
所用で出掛けた際に。
ふと蓮池がどうなっているか気になり、行ってみました。
すると。
葉っぱも見事に枯れていました。
花は一つも咲いてなく。
花托は更に濃い茶色となり。
今年は流石にこれが見納めです。
あんなに暑かった夏と秋。
ですが、もう少しで雪が降るかもしれません。
そして道路も雪や氷で危険となり。
蓮池も雪が積もり見られなくなります。
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まとめ
以前、管理されている人に聞いてみました。
蓮根は食べられるのですか?と。
答えは「食べられるけど、収穫してしまうと、万が一、花が咲かなかったら困るから基本的に取らない」との事でした。
ここは北の地。
花を咲かせるのに相当な苦労をされたのでしょう。
前述の蓮の赤ちゃん。
蓮池の蓮のように育つには、本当に長い年月が必要なようです。
せっかくここまで育てたので、やはり来年も見て貰いたいとの事でした。
蓮根はスーパーで買うことにします。
そして。
管理されている人はまだまだ夢があるようで。
もっと増やしたい。
もっと美しく。
本当に頭が下がります。
美しい蓮の花。
気高く凛と真っ直ぐ咲く蓮の花。
そして、仏花にもなる高貴な蓮の花。
来年もまた、有難く見せて頂こうと思いました。
※写真は他にもあるのですが。今回は推移を見て頂きたく、定点観測ではありませんが、ほぼ同じアングルの物を掲載させて頂きました事、ご理解頂けると幸いです。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
※追記。
2023年11月13日に、note公式の「おでかけ記事まとめ」に掲載して頂きました。初めての事で嬉しいです。ありがとうございます。
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