さくらい

今年40歳になる。その節目に会社を辞めた。そして気付いた「自分には何もない」と。新たな…

さくらい

今年40歳になる。その節目に会社を辞めた。そして気付いた「自分には何もない」と。新たな自分探しへの旅を赤裸々に綴っていきたいと思います。あくまでも記録として・・・

最近の記事

ベトナム南北縦断記⑧

ベトナム6日目です。 いよいよホーチミンからの移動日となります。 昨夜は、人生初のドミトリーでの宿泊だったのですが、悲しいぐらい神経質の塊のような男なので、全く寝付けなく、ずっと入り口の喫煙所のベンチでビールを呑みながら星を見ていたため、ほぼ寝ずにチェックアウトしました。 次の都市、ホイアンへ向かうためサイゴン駅に向かいます。 その前に、最後のホーチミンを堪能するためサイゴンスカイデッキという展望台へ行きました。 360度ホーチミンを眺望でき、5日間滞在した街をゆっく

    • ベトナム南北縦断記⑦

      ホーチミン5日目です。 日に日に重くなっていくバックパック。 その原因は、日毎に膨れ上がる洗濯物である。 ぶっちゃけ旅に出る前まで洗濯物のことを全く考慮してませんでした。 いくら物価が安い国だからと言って、さすがに「使い捨て」などというセレブリティな事は出来ないし、かと言って汗まみれのTシャツ&下着を着用し続ける精神力はありません。 という事で、選択肢は洗濯です。 ベトナムには、コインランドリー的なものは無く、旅行者が洗濯する場合は、ランドリー付きの宿で頼むか、直接

      • ベトナム南北縦断記⑥

        行き当たりばったりのベトナム旅。 ホーチミン4日目です。 移動日まで、あと2日あるので相変わらずホーチミンをぶらぶらノープランで観光してます。 夜のグエンフエ通りは、まるでカーニバルのような賑わいです。 ただ、まわりが賑わってると自ずと独りということが寂しくなってくるものです笑 寂しさを紛らわすため、YouTuberのひとり配信の真似事などしてましたが、自分のトークスキルの低さに絶望して、全く向いてないことが判明しました。。。 そんなホーチミン4日目の様子はこちら

        • ベトナム南北縦断記⑤

          行き当たりばったりのベトナム旅。 ホーチミン1区付近には歩いて行ける観光スポットが沢山あります。 ガイドブック『地球の歩き方』を片手に可能な限り観光しようと思ってます。 この日はベンタン市場付近にあるネットで1番おすすめに出ていた両替所に行き、その後、サイゴン大教会、統一会堂、戦争証跡博物館と観光しました。 戦争証跡博物館では、ベトナム戦争時の農村虐殺や目を覆いたくなるような凄惨な写真の数々が生々しく展示されていました。 写真撮影が許可されていたので全ての写真をカメ

        ベトナム南北縦断記⑧

          ベトナム南北縦断記④

          日本からの飛行機では、荷物の重量制限があるためリュックの中身は最小限に抑えました。 必要なものは現地で揃えればいいやと思い、1番かさばる衣類系は、ほぼ持って行きませんでした。 しかし、ホーチミンに着いて驚愕の事実。 尋常な暑さじゃない… 立ってるだけで汗が滝の様に流れてきます。 一瞬にして着ていたTシャツが、突然のスコールに打たれた後のようにずぶ濡れ状態となりました。 早々にTシャツを買わなければ… ホーチミンで買い物といったらベンタン市場が有名です。 と、ガイド

          ベトナム南北縦断記④

          ベトナム南北縦断記③

          ホーチミン1区にある『ブイヴィエン通り』 1番の歓楽街。 煌びやかなネオンと激しい音楽が怒涛のように鳴り響いています。 店頭には、お立ち台ギャルや半裸のマッチョが音楽に合わせ華麗に踊ってます。 バブル期の日本を彷彿とさせます。 もの凄い活気と熱気が渦巻いていて、まさにザ繁華街って感じです。 しかし、そんなでバブリーな空間にも、物乞いをする少女や、赤ん坊を抱き抱えて雑貨を売り歩く母親、裸足でアルコールを噴き炎を吹いておひねりを貰う少女… それらの姿が、酒と踊りでドンチ

          ベトナム南北縦断記③

          ベトナム南北縦断記②

          ベトナムでの2日目。 この日は、事前に旅行会社経由で申し込んでいた『クチトンネル&メコン川クルーズ』でした。 基本、今回の旅は自由気ままに行き当たりばったりの旅にしようと思ってたけど、このツアーはとりあえず体験したく申し込みしました。 朝7:00にホテルまで迎えに来てもらい、そこからミニバンに乗ってクチに向かいます。 途中、工芸品工場などを見学し(ただの工芸品の営業スポットだと思われる)地下トンネルのあるクチに到着。 ベトナム戦争時代、ゲリラ戦を戦い抜いた難攻不落の

          ベトナム南北縦断記②

          ベトナム南北縦断記

          20日間のベトナム南北縦断ひとり旅を終え日本に帰って来ました。 ”自分探しの旅”という大義名分を掲げた現実逃避の旅を終え得たものは 特に有りません。。。 もちろん、旅自体はとても楽しく、毎日が充実し新しい発見や経験を沢山しました。 かといって、それが日本に帰って来て何かのスキルになるかと言ったら、 特にないです。 旅人も旅から戻るとただのニートです。 逆に「もっと現実逃避していたい!」「働きたくない!」 「リアルなこと考えたくない!」「日本つまんねー」 など、さらにダメ

          ベトナム南北縦断記

          40歳からの人生「五日目」

          こんにちは 40歳独身無職非リア充非モテ貯蓄ほぼ無し勝ち組男子です。。。 さて、今週末いよいよ人生初のひとり海外旅となります。 行先はベトナム。 ネットやガイドブックを読み漁り情報収集もバッチリである。 そこで一言・・・ 「行きたくない」 そう、ここにきて、持病が出てしまった。 伝家の宝刀『めんどくさい病』である。 なぜ、言葉も通じない異国の地にわざわざ貯蓄を崩してまで行かなくてはいけないのか、全くもって理解不能である。 家でゴロゴロむにゃむにゃしてた方がよっぽど

          40歳からの人生「五日目」

          40歳からの人生「四日目」

          片道チケット購入。 2024年2月24日A.M.8:55、私は日本を旅立ちます。 40歳を節目に仕事を辞め、完全に無職となり社会の中で無色透明になってしまった私ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 世間一般の40歳男性といったら、まさに仕事盛り、それなりの役職に就きバリバリ働き、妻子供を養い、将来の展望も具現化していく大事な時期といえよう。 そんな今後の人生を左右する重要な局面で、まさか無色透明人間と化してしまった私はどうしたらいいのだろうか・・・ そんな不安と不

          40歳からの人生「四日目」

          40歳からの人生「三日目」

          前回の記事「二日目」からだいぶ日が経ってしまった。 三日坊主にもならない二日坊主でストップしてしまう体たらく… 気が付けば年も明けており干支も、うさちゃんからタッチャンへ既に変化し、しかも12分の1か月が早くも終わろうとしている。 そんな中、肝心の自分はというと。。。 尋常じゃない程に劣化している。 ただでさえ、日記も二日坊主でフリーズしてしまう怠け者の上に老化という自然現象も相まって劣化のスピードはドイツのアウトバーンの如く速度無制限で突き進んでいる。 特に問題なのは

          40歳からの人生「三日目」

          40歳からの人生「二日目」

          私は今年40歳を迎える。 その節目の年に会社を退職した。 現在、無職である。 因みに独身、貯金ほぼ無しである。 さて、わたしはこの先何をしたらいいのか。 この壁にぶち当たり、とりあえず日記を書くことにした。 それが、このnoteである。 私は今まで毎日、決まった時間で起き決まった時間を働き決まった時間に寝ていた。 まさに時計仕掛けの人形であった。 それが無職になり、時間の感覚が壊れた。 縛られるものが全く無いのだ。 好きな時間に起き眠くなったら寝る。 野生動物のような生活

          40歳からの人生「二日目」

          40歳からの人生「一日目」

          私は今年40歳を迎える。 その節目の年に会社を退職した。 現在、無職である。 因みに独身、貯金ほぼ無しである。 今まで飲食業をやってきた。 拘束時間12時間、週6日勤務 それを約7年続けていた。 漠然と将来のことは考えていたものの、ほぼ中身の無い7年間だったと気付いたのは無職になってからだ。 会社を辞めた理由は様々あるがここでは割愛する。 さて、わたしはこの先何をしたらいいのか。 この壁にぶち当たり、とりあえず日記を書くことにした。 それが、このnoteである。 ま

          40歳からの人生「一日目」