「王道ルート」から外れたって大丈夫

「30超えて独身なんて絶対難ありだよね〜」
「20代のうちに子供は産んでおくべきだよ〜」

多様性を叫ばれているこの令和でも
いまだにこんなことを言っている人が多い。


そんな人に対して
ある人を憑依させて一言申したい。

ひろゆきニキ

「それってあなたの感想ですよね？」

マウント調でご意見してくる人は論外だけど、
良かれと思って言ってくれる、悪意のない人だってきっと多いと思う。

でもその人たちも自分が経験してるからこそ言えるのであって、まさに「それってあなたの感想ですよね？」である。

ここからは自分の話になるけど
私は今28歳で、27歳の時に結婚しました。
(子供はまだ考えていません)

旦那と出会って半年以内で婚約→約1年で結婚した中々のスピード婚だったけど、私もここに来るまでは色んなことを言われました。

24〜26歳の間はお付き合いしてる人がいなかったけど、仕事の波が乗りまくっていて今思い返してもニヤニヤしてしまうくらい最高の年。

自分で試行錯誤して楽しく仕事に取り組むこと。稼いだお金で大好きなブランド品を買うこと。
そんな生活に心の底から満足していました。

「自分の力で自分を満足させる生活」

まさにそんな生活で、周りがちらほら結婚しだす頃だったにも関わらず結婚願望は無くて。

でもある日、後輩にこんなことを言われてしまうんですよね。

「ひつじさんは結婚願望ないって言ってますけど、本当は彼氏がいないことを肯定するために強がってるだけっすよね？笑」

私はその言葉が結婚した今でも心に引っかかっていて。
それはその言葉が図星だったからではない。

「あー、やっぱり世間は王道ルートに乗ってない人のことを惨めに思うんだね」

と身をもって痛感した言葉だったから。


自分がどれだけ幸せだって、
人からは不幸認定をされてしまう悲しい真理。

こればっかりは人それぞれの価値観だから
考えを改めろ！とは言えないけれど
あまり人の人生に口出しすべきではないよね。

でもそんなことを言っても世の中は変わらないから。
そんな目が気にならなくなるような、自分の中の強い軸が必要ですよね。

私はその軸として1つおすすめしたいのが

「後発組は色んな声を聞いて、ベストな選択できて結構幸せだよ！」

ということ。


今は関東に住んでいるので周りの友達も独身の子が多いのですが、私の地元は地方都市なので大体の友達が結婚、出産、マイホーム購入を全コンプリートしています。ま、、眩しい、、！

その経験豊富な先発組が私には多くいるおかげで、その子達の「失敗しちゃった経験」を聞けて自分の選択に活かせたことが本当によかった…！

例えば、
結婚してから揉めるのは大体お金のこと。
お金のことは結婚前にある程度固めとくのが吉！

と教えてもらったおかげで
入籍前に旦那と方針を決めることができ、
今のところお金に関する揉め事はしていません。

他にも、
出産するならこういう産院がいいよ！
みんな買うあのベビーグッズ、使い心地悪いから絶対買わない方がいいよ！

とか先輩ママとして詳しく教えてくれる。
本当にありがたいことだよね。

私は地元の友達から見れば王道ルートから少し逸れているかもしれないけど、逸れたから気づけたことや、メリットも沢山ありました。

もし昔の私と同じように、
他人からの心無い一言や世間の目で悩んでいる方がこのコラムを読んでくれていたら。
そして少しでも背中を押すキッカケになったのなら嬉しく思います。


そして最後に。
あんなことを言ってきた後輩はスピード婚した私を見て何か裏があるんじゃないか？と言ってきました。もう何がしたいの？笑

結局そういう価値観の人は、一生誰かに文句をつけていたい生き物なんだねと気付かされました。
誰かと比べることでしか自分の幸せを実感できない。
そんな人たちのために自分のペースを崩す必要はないです。

自分のペースで幸せを掴んでいくことが、あなたにとっての最強の王道ルートになる。
どうか心無い言葉に惑わされないでね。

今夜もお読みいただきありがとうございました。
皆さんがいい夢見れますように。
good night🪄