マガジンのカバー画像

2000文字以上の長文記事

16
2000文字以上の長文の記事です!
運営しているクリエイター

2024年1月の記事一覧

[創作]あなたの過去にとって還るの。

[創作]あなたの過去にとって還るの。

「こんばんは。元気にしてるかい?」

「なずなさん、こんばんは。最近色々ありまして、悩むことが多いというか。それで若干困りながらも、なんとか生活しています。」

「おや、何があったんだい?」

「いや、あまり悩むことではないのかもしれないのですが、上司の方からよく指摘をされるんです。それはいつも同じような内容でして、もう少し肩の力を抜いたらどう?ということなんですが..」

「ほうほう」

「私は

もっとみる
父親がアイデンティティを捜している

父親がアイデンティティを捜している

私の父親は未だにアイデンティティを捜している、という気持ちを日に日に強くしているし、2年前から私の気持ちは変わっていない。

母親も同様、アイデンティティで留まっている気がする。

自分が見つかってない親に育てられた子は、自分を見つけることはできないだろう。

もし親が自分が見つかっていないのに、子どもが自分を見つけている、というような状況が認められれば、それはその子がとてつもない努力ととてつもな

もっとみる
私の体験した強迫性障害、強迫性神経症とその特徴。

私の体験した強迫性障害、強迫性神経症とその特徴。

こんにちは、留年高校生のアオイです。

私は比較的軽度ですが、強迫的観念に捉われる強迫性神経症を患ったことがあり、今でも症状は少し残っています。

この記事では私が体験した強迫性神経症、または強迫的な思考についてお話しし、その根底にはどんな病根があったのかということについてできる限り深掘りしてみたいと思います。

よろしくお願いいたします。

①私の体験した強迫的な思考についてまず最初に私が体験し

もっとみる
双極性障害、躁鬱病とは何か。筆者の体験した躁鬱病はどんな特徴があったか。

双極性障害、躁鬱病とは何か。筆者の体験した躁鬱病はどんな特徴があったか。

みなさんこんにちは。留年高校生のアオイです。

私は17歳の時に躁鬱病を経験しました。19歳の時には二度目の鬱を発症するのですが、そのときは躁鬱ではなく、鬱を発症しました。

現在は鬱病で闘病中なのですが、躁鬱は17歳のあの時から罹患してはいません。

少し時を経て、躁鬱は一体どんな病理だったのか、特に何が苦しかったか、あるいはどんな性質を持つ病気だったかをできるだけ言葉にして表現してみたいと思い

もっとみる