健康な人の6割出来たらいいじゃん

6月の頭からウォーキングを始めた。
去年の年末の寒波で鬱が悪化してから長い間、あまり動けず体重が増えていた。

とりあえず鬱病の運動療法も兼ねて家の周りを歩くところから始めて、最近では徒歩10分の公園にあるジョギングコースを時速7kmの速歩で30分歩けるようになった。

某スポーツメーカーのウォーキングサイトで勧められている上級者コースの目標が7kmで45分歩くというものだったのでそこを目指していたのだが、一昨日ドーンと疲れが出て鬱がひどくなった。今もまだ調子が悪い。

スポーツは好きなのでついつい上級者を目指してしまう。大人になって始めた水泳もフィギュアスケートもそれで一生懸命頑張っていいところまで行った。だけど、

「悲しいけど今、鬱病なのよね」

7km45分は健康な上級者のパフォーマンスで、同じことをやろうとすればそりゃこうなるわなと脱力感と共に腑に落ちている。
今まで3~4日歩いたら1日休むペースだったけど週4日くらいにして、速歩の時間を減らすかスピードを落とすか、とにかく強度を下げよう。普通の人の6割出来たら良いのだ。

そもそも減量のメインは食事制限で体重は順調に減った。ちょっと減り過ぎな気もしていて、それも鬱悪化に一役買ってそうなので、昨日から食事の量を増やしている。

タイトル画が五条先生なのは伏せっている間に『呪術廻戦』を見返していたから。
動けない時は面白かった作品を見直すことが多い。ストーリーを知っているぶん脳の負担が少なく楽しい時間を過ごせるので。(了)