先週火曜日に上野の東京都美術館で開催中の「永遠の都ローマ展」に行ってきた。
12月10日(日)まで。
休館日:月曜日(ただし、10月9日(月・祝)は開室)、10月10日(火)。
来年1月5日(金)~3月10日(日)に、福岡市美術館に巡回。
全体は3フロアに分かれている。
LBF:
第1章 ローマ建国神話の創造
第2章 古代ローマ帝国の栄光
1F:
カピトリーノのヴィーナス
第3章 美術館の誕生からミケランジェロによる広場構想
第4章 絵画館コレクション
2F:
第5章 芸術の都ローマへの憧れ―空想と現実
特集展示 カピトリーノ美術館と日本
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その1では、第1章、第2章、カピトリーノヴィーナスまで紹介したので、
今回は続きから。
といっても、メインの展示品はその1でほぼ紹介してしまったので、今回の記事はちょっと地味になりそう。
第3章 美術館の誕生からミケランジェロによる広場構想
ミケランジェロと言えば、ルネサンスの巨匠。
ダビデ像などの彫刻や、システィーナ礼拝堂の天井画など、多くの傑作を残しているが、都市計画にも携わっていたのだ。
第4章 絵画館コレクション
ルネサンス以前は、古代の彫刻などが見つかっても、壊されてしまうことが多かったが、以降は保存する方向になり、名前は覚えきれないが、多くの教皇が一役買っている。
教皇ウルバヌス8世は、芸術と学問をこよなく愛し、フランス語やギリシャ語も堪能だった。
作者のピエトロ・ダ・コルトーナのパトロンのおじが教皇ウルバヌス。
レースなどを緻密に描く技術も素晴らしいが、互いの信頼関係も浮かんでくるような一枚だ。
第5章 芸術の都ローマへの憧れ―空想と現実
唯一写真が取れた以下の2作品は、この記念柱の一部を再現したものらしい。
特集展示 カピトリーノ美術館と日本
こんな素敵な彫刻を見たら、学生たちも創作意欲がわいただろうなあ。