Hinata

(20)本好きによる読書記録

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記事一覧

木皿泉【さざなみのよる】読了。死んだら、更新はされなくなるし変化もない。でも、関わった人の心の中には残り続ける。生き続ける。1人の人間が、周りに知らずのうちに影響を与えて、想いは紡がれる。
ナスミの死を通してそんな風に感じた。想いを紡ぐことってとっても素敵で大切なことだと思う。

Hinata
1年前

寺地はるな【今日のハチミツ、あしたの私】読了。知らない場所で、どれだけピンチな状況になっても、自分で居場所を作っていく碧が印象的。しぶとくて逞しい、カッコいい。
悩みながらも、自分と向き合うことを忘れないで、周りの人に心を開いて素直に生きていく姿に心打たれた。

Hinata
1年前
2

重松清【とんび】読了。ヤスを見て、愛情をたっぷり注いで育ててくれた両親の有り難さをより知ることができた。また、子供視点からみても「ああこんな葛藤や親との衝突があったな」とすごく共感したし、それ故に、読み始めて序盤の方から最後までもうずっと感動して涙がとまらなかった。

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1年前

梨木香歩【西の魔女が死んだ】読了。とっても深い優しさを持つ神聖な森のような本。死んだ後はどうなるのか、何故人は生きているのか。この本を読んで、ここ数年、謎に思っていたことが一気に解決した気がする。
おばあちゃんの言葉がすごく好き。私の心のお守りにしている。

Hinata
1年前

小川糸【ライオンのおやつ】読了。人生は一度きりだから、自分の幸せの為に、この先も自分の意思で物事を決める。そしてそのために、意識的にも心の枷を外すことは生きる上で大切だなと感じた。
「人生の最期に食べたい"おやつ"は?」と問われたら…プリンか母のバナナマフィンかなあ。迷っちゃう笑

Hinata
1年前
1

三浦しをん【舟を編む】読了。「言葉は生きている」ことを実感。だからこそ、正しい意味や使い方を知り、覚え、私たちは次世代へと紡いでいかなければならないと感じた。あと、馬締みたく、周りが見えないくらいに好きなものに熱中できることは本当に素敵なことだ、と改めて思う。

Hinata
1年前

様々な”幸せ”の形【流浪の月】

"あなたと共にいることを、世界中の誰もが 反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。
それでも文、わたしはあなたのそ…

Hinata
1年前
1

木皿泉【さざなみのよる】読了。死んだら、更新はされなくなるし変化もない。でも、関わった人の心の中には残り続ける。生き続ける。1人の人間が、周りに知らずのうちに影響を与えて、想いは紡がれる。
ナスミの死を通してそんな風に感じた。想いを紡ぐことってとっても素敵で大切なことだと思う。

寺地はるな【今日のハチミツ、あしたの私】読了。知らない場所で、どれだけピンチな状況になっても、自分で居場所を作っていく碧が印象的。しぶとくて逞しい、カッコいい。
悩みながらも、自分と向き合うことを忘れないで、周りの人に心を開いて素直に生きていく姿に心打たれた。

重松清【とんび】読了。ヤスを見て、愛情をたっぷり注いで育ててくれた両親の有り難さをより知ることができた。また、子供視点からみても「ああこんな葛藤や親との衝突があったな」とすごく共感したし、それ故に、読み始めて序盤の方から最後までもうずっと感動して涙がとまらなかった。

梨木香歩【西の魔女が死んだ】読了。とっても深い優しさを持つ神聖な森のような本。死んだ後はどうなるのか、何故人は生きているのか。この本を読んで、ここ数年、謎に思っていたことが一気に解決した気がする。
おばあちゃんの言葉がすごく好き。私の心のお守りにしている。

小川糸【ライオンのおやつ】読了。人生は一度きりだから、自分の幸せの為に、この先も自分の意思で物事を決める。そしてそのために、意識的にも心の枷を外すことは生きる上で大切だなと感じた。
「人生の最期に食べたい"おやつ"は?」と問われたら…プリンか母のバナナマフィンかなあ。迷っちゃう笑

三浦しをん【舟を編む】読了。「言葉は生きている」ことを実感。だからこそ、正しい意味や使い方を知り、覚え、私たちは次世代へと紡いでいかなければならないと感じた。あと、馬締みたく、周りが見えないくらいに好きなものに熱中できることは本当に素敵なことだ、と改めて思う。

様々な”幸せ”の形【流浪の月】

様々な”幸せ”の形【流浪の月】

"あなたと共にいることを、世界中の誰もが
反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。
それでも文、わたしはあなたのそばにいたい―。"

先日、「流浪の月」を読んだ。

先に結論から言うと、私はこの作品と
「いま」出会うべきであった、
この作品との出会いは必然的だったのだ、
そう思わせてくれる本だった。

つまり、私の中では最高傑作のうちの1つに入る。

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