流れ星の向こう 0話
たくさんの夢を乗せた流れ星はどこに消えていくのだろうか。
未来への希望を胸に抱いた少年少女たちは、どこへ消えていってしまうのだろうか。
これは、切実な問題であると私は思う。
どうして、私たちは夢や希望を持てなくなってしまうのだろうか。
それは、きっと現実を知ってしまうからだろう。
私たちの目は光を失いどんどん澱んでいく。
このままでいいのだろうか。
そんなことを思いながら、私たちは日々を過ごしていく。
私はそんな人たちに夢を与えたい。
どんな大人にも夢を見た子供時代があるだろう。
どんな大人にも流れ星に願ったことはあるだろう。
この物語を夢を失った全ての人に捧げる。
いいや、これは綺麗事だ。
よし、では、こうしよう。
夢を失った私へ。
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