ポピュラーになったからこそ知っておきたい意識の基礎、再び
こんにちは、心月です。今回のテーマはCOCOPOI流「意識の世界」の基礎の基礎、をお伝えしてみたいと思います。
「自分らしさを見つけたいけれど、どこからはじめたらいいの?」
「ココロの声をうまくキャッチできていない気がする」
「意識や感情、目に見えない世界って本当に信じていいの?」
こんなふうに迷ってる人ほど、注意が必要です。
なぜなら、その思考がすでに
“あなた自身” だから。
でも大丈夫。それに気がつけたらチャンスです。
自分らしさを求めて彷徨う時代はもうオワコンになりましたね。
以前は、多くの人にとってメンタルや意識の話というと、アヤシイ言葉、またはココロに疾患を抱えた人だけに関係すると思っているかもしれません。
ですが、これからはもっとポピュラーになるだろう、いや、なってゆくべきだ、とみんなが望むようになりました。
なぜなら、目に見えない世界への関心と興味を持つことで、《人生の質》が高まることが実感としてあるからです。
もし、あなたが、目に見えない世界を人生に取り入れていないことに違和感があったり、ココロの声を聴けていないと気づけたら、ここからしっかり自ら寄り添ってゆきましょう。
そこで、「意識の世界の基礎再び」です。
あなたが、あなたの本当に望んでいる人生を選ぶために、この目に見えない意識の世界を楽しんでみてください。きっと、知れば知るほどに人生が楽しくなっていくはずです。
\特にこの4つがポイントです!/
目に見えない世界が人生を愛しくする
想い出してみましょう。
本来、あなたは一瞬、一瞬すべての選択を
あなた自身の幸せのためにしているし
その本質は、あなたを幸せにしかしない
愛と勇気でいっぱいの誇らしい存在のはず。
つまり、ココロの声をキャッチし
自分にとっての愛や幸せについて集中していれば
どんな自分でも赦してあげられて
すべての体験を最高!と思え
自分という存在を最大限に発揮できて
ときめきや喜びから行動するのが自然で
呼吸も身体もあったかく、軽やかで
そのエネルギーをまわりの人たちにもわかちあえ
美しくうっとりする時間を体感して
ココロの深いところでくつろいでいられる心地よさを
いつだって、味わっている・・・・
そんな、“人生をめいいっぱい楽しめている存在”
であるはずです。
ココロの声をうまくキャッチできていないと言うのは、これらの本質を体験しないまま、生まれてきた意味をまっとうできないのと同じかも・・・?と想像すると、もったいないですよね。
ボクは、「そんなのヤダな!」と思ったときから、選択を変えました。
なぜ、自分探しがやめられなかったり、余計な心配ばかりしたり
お金の不安が消えなかったり、他人とうまく関われなかったり、
いつまで経っても満たされ感を求めてしまうのか?
そんなふうに考えてしまうとき、ココロの領域は一体どうなっているのか?
本当は、ボクに何が起きているのか? 根底から見直しました。
結局、ボクたちを悩ますアレコレは「ただの脳のクセ」。
自分という存在をとことん活かし、思うがまま心地よく生きるためには、自分のココロを扱うスキルと実践は必要不可欠だとわかりました。
ボクたちの脳のクセを調整し、ココロの声を聴く生き方とは、自分が最高に輝くための時間を大切にでき、みんながゆるく繋がり、それぞれが違和感なく生きてゆくための大切なスキルです。
そして、これこそが、新しい時代の”自然治癒力”なのではないかと考えてきました。
そのためには、現状をよく把握し、意識のベースとなるしくみを知って、人生をアップデートしてゆきたい!と決めて実践する。
そのような方に向け、ボクのセミナーで使用していた《意識の階層と基礎知識》をご紹介したいと思います。
あなたの気になるモノコトの奥には、本当はどんな世界があるのか?
日々ちょっとずつ意識するだけで自然と学びにつながってゆきますよ!
無意識に覚えてしまった不信感や感情のクセを手放し、本当に大切にしたい時間を過ごして、自分の魂をまっとうしたい、そんな新しい時代を生きるためにお役立てくださればと思います。
まずは、このテキストをお読みいただいた後、「思考が自然にとまるワーク」で実際に落としこんでみましょう。
あなたが、あなたの本当に望んでいる人生を選ぶために、ココロの世界を楽しんでみてください。きっと、知れば知るほどに人生が楽しくなっていくはずです。
意識を観察することの大切さ
ボクたちは普段、顕在意識の領域にある情報に振り回されがちです。
いっぽう、意識のしくみは、このようなピラミッド型をしているとを持っているとイメージしてみてください(ここでは、顕在意識の領域=現実、としましょう)。
ボクたちが知覚できるのは一番上の「思考」の部分がメインです。ここを顕在意識、と言い、それ以外の部分は「無意識に生まれる」ので潜在意識といいます。
知覚できないわけではありませんが、基本的に「隠れている」感じ。
だからほとんどの人はそれを意識できずに、
「なんでこんなこと考えるの?」
「やばい!どうしよう」
「もう嫌なのに、不安なことばかりイメージしちゃう」
という部分的な情報しかわからずに困惑してしまうのです。
目の前の思考や感情、それから受ける自分の反応などに振り回されていると、人生がとても窮屈に感じますよね。
他人のひとことで胸がギュッと苦しくなったり、悲しみが必要以上に長引いたり・・・など、毎日がアップダウンの繰り返しというのは大切な人生の時間を消耗している感覚になりませんか?
だったらホント、もったいない。
自分自身のココロの奥、深いの部分(潜在している部分)が少しでもわかると、「ああ、そっか。今こんな感じなんだね」とか、「アレのせいでこんなこと考えるのかも」「今はこんな状態だからこんなルールが出てきたのかな」と、思考や感情の暴走をストップすることができます。
自分に安心できるのですね。
それを知ることができるのがココロの世界を学ぶゴールだと言えます。
それには、まず、ココロのしくみを理解すること。
自分の外側ではなく内側へフォーカスするコツをつかむことです。
ココロのしくみを意識した生活をすることで、人生にゆとりが生まれます。なぜならそもそも、ボクたちの内側は思いのほか広く深いからです。
それぞれの領域についてまとめるとこんな感じ。
①は思考の領域。認知や言葉などですね。②は感情、好き嫌いの領域。③は価値観やルール、思いこみ、セルフイメージなどもここに当たります。④反応する身体や、反射、感じ方などを司っています。そしてその奥、より深く大きな影響をあたえている領域が⑤の状態です。主に身体の状態を指します。
ざっくりですが、すべて下から上へと影響を与えています。
▼さらに上の図に書き添えるとこのようなイメージ。
例えば、実際の生活の中に落とし込んでいくとこんな感じです。
もっと身近な例でいくとこんな感じ。
渋滞や遅刻。こういうのってよくありますよね。そして、大切な約束しているのに遅れそうなときほど、あまり他のことを考えられないものです。
イライラしたり、相手の顔が浮かんだり、運転が荒くなったり、つい怒りっぽくなってしまったり・・・ どうしてもやさしい思考ができないことが多いと思います。
このとき、ボクたちの内側で起きていることが上の「意識の階層」で表れていること。“状態の大切さ”が理解できると思います。
つまり、このような状況でイライラしてつい罵声が飛び出してしまうのはごく自然なことなのです。
ただし、5つの意識の階層の奥の方にあるため、自分ではなかなか気づきにくいのが「しくみ」でもあります。
そのなかで、身体的な状態で最もアプローチしやすいのが呼吸です。次が姿勢や、意識しないと難しいのが筋肉の緩和と骨格の状態と言われています。簡単にいうと、緊張や、ゆるみ、それによる肉体の情報が関連しています。
こう聞くと、「メンタルと身体どちらが先に影響するの?」と疑問に思うことがあるかもしれませんね。
これは、たまごが先かにわとりが先かの関係のようですが、実はどちらも両方、密接に関係しあってボクたちは生きています。
それがわかると、思考は思考だし、感情が揺れるときは揺れるし、過去の考え方のクセがついジャッジを下しているんだな!、とそのときの状況を観察することができます。
つまり、焦ったり、不安になったりしてもすぐにニュートラルで安心した自分の感覚に戻れるのです。
あなたにも経験ありませんか?
「あそこに行きたいけどちょっと怖い」が自分で認識できるとき。きっと大丈夫だよ、と気持ちを落ち着かせながら行くことができたり、
「これをはじめるのは不安」を認識しながら、ドキドキする自分を感じつつ、やってみたら楽しくなってきてすんなりできた!などです。
ですから、あなたもちゃんと意識のしくみを使えているんですね。
自己観察が大切な理由
ボクたちの内側は現実世界を現していると言われます。 人生がゆたかになるヒントはいつも自分の内側にあるのです。
大切なのは自分の考えや感情、思いこみのすべてに、いちいちジャッジしてそれが良い悪いなどと解釈をつけないことです。
ボクたちはつい「あの人が・・」「仕事が・・」「あれが」「これが」と、自分以外のモノゴトや目の前の状況をつい判断してしまいがちです。
ですが、モノゴト(現実)はただ起きているだけ。
ひとりひとり考えや気持ちが違うように、それら現実に見えることはすべて“それぞれの主観でしかない”と捉えてみましょう。
すると、普段、意識しないと捉えにくいもの(潜在意識)に発見があったり、とらわれている感覚から解放されたりします。
ここでポイントになるのは自己観察です。
もし、感情が揺れてネガティブな気分になったときでも、そんな自分をちょっと遠くから離れて観察するのです。
ここはあなたの自由に想いのまま遊んで欲しいのですが、お部屋の天井くらいからご自身を観ている感覚がちょうどいい、という人もいらっしゃいますし、もっと遥か遠くまるで宇宙から俯瞰しているよなイメージを持つ方もいます。
慣れない人は、自己観察というとちょっと堅苦しい感じがするでしょうか?そのような人におすすめの方法があります。
「ご先祖さまの視点」で見ることです。
おじいちゃんやおばあちゃん、亡くなったあなたの親族のどなたかが、天国からニコニコしながらあなたを見守っている・・・そんなイメージ。
客観しながらも、やさしい思いやりの気持ちで観察できると思います。
「ああ、いま、そんな風に感じているんだね」
「ふーん。これが嫌なんだねえ」
「そんなことを考えると言う事はこんな感じなのかな」
「ココロの奥にこんな思いこみを持っているんだなぁ・・・フムフム」
このくらいの愛しい気持ちをもって自分を観察してみましょう。
なぜ自己観察が大事なのでしょう?
ボクたち人間は、つい、こんな罠にハマってしまい視野が狭くなってしまいます。でも、前途したようにシンプルに「しくみ」です。
ですから、コントロールできない自分にガッカリしたり、自分のせいだと落ち込んだりする必要はありません。
その現象を引き起こしたしくみを理解し、自分と対話しながら、モノゴトの本質を見抜ぬけるようになると、「このような自分とどう付き合うか?」がわかり、自分の本当の望みがわかりやすくなってきます。
ボクたちの脳(思考)は、変化が嫌いです。いつもの思考、安定した揺れない感情が大好きなので、新しいチャレンジや知らないことに抵抗感を持つようにできています。これは単なるシステムなのですが、ボクたちはなかなか気づくことができなくて、つい狭い視野で判断してそれが本当の自分の感覚だと錯覚してしまうのですね。
それに気づかないまま生きていると、「いつもの思考と感情」のまま、古い価値観やジャッジで判断しがちになってしまうのです。
自分を観察するスキルが身についていると、錯覚からすぐに抜け出すことができます。「あ、これは本音でこう思っていないな」「きっと抵抗しているだけなんだな」と思考や感情に流されなくなります。
そうすると人生におけるさまざまな謎が解明します。
日々の中で、ココロが揺れ動いたとき、ぜひ自己観察する習慣をとりいれてあなたを見守ってあげてください。そして、どんな思いこみが見つかっても、「へー、こんな思いこみを持っているんだぁ」とあたたかく受け入れてあげましょう。
結局はぜんぶ幻想?
「いつもの思考と感情」に惑わされず、本質的な自分存在でいるためにはどうしたらいいでしょうか?
ここでボクのセッションで行っているワークを紹介しましょう。
《思考を止めてゼロになるイマココ感覚》を体験する5ステップのワークです。
イマココ、という言葉は聞き慣れているかと思うのですが、そもそもの意味は、今までの思いこみはなくしていいよ、という比喩ですね。
スピリチャル的に言えば、思考や感情、必要のないジャッジのすべてをデトックスして昇華しましょう、という感じでしょうか。
それを踏まえ、《思考を止めてゼロになるイマココ感覚》が体験できるこのワークは、「いまここで感じていること考えていることを言葉にし続けそれを観察する」という単純で誰でもできるもの。
特に、大きな不安に包まれたとき、焦って身体が硬くなってしまい思考停止になるとき、大きなチャレンジを前に緊張感がつづいたとき、グルグル思考が止まらないときなど、《どうしたってこうなってしまう》状況で非常に有効です。
例えばこんな感じです。
・・・こんな感じで、自分が納得する感覚になるまでエンドレスに言い続けます。
思考が働くと(何かを問題視する自分が出てくると)イマココ感覚が止まります。逆に言えば、止まらなければそのうち何かを問題視したくなる自分はいなくなります。これをボクは、ZERO感覚と呼んでいます。
これは、顕在意識と潜在意識の情報交換をできるだけ絶やさずに、止めてしまうことなく循環を起こす、というワークなのです。
これを5分もすると、《思考を止めてゼロになるイマココ感覚》というのを誰でも体感します。
現にボクは、講義前のドキドキするときとか、移動中の車の中とか、撮影前のメイク中とか、くひとりブツブツと言っています。(あやしいかもですがホント落ち着きます!)
繊細で緊張しがちなひとや、アイデアに煮詰まったときにもとってもオススメ。不安の渦が「なーんだ。結局はぜんぶ幻想なんだ!」ってよくよくわかり、スッキリしますよ。
このように自分の状態を「認知」をすると、ボクたちの中にある情報が流れ、意識のピラミッッドが固定されることなく変化し続けます。
それぞれの領域が流動的になるため、目の前の何かにとらわれることがなくなり、何かに執着し続けたり、意味なく困ったり、グルグル考えるだけ、ということがなくなるのですね。
というか、人間、そんなことできないのです!笑
ボクたちの身体や意識の状態は常に変わり続けています。ですが、それらは循環がストップしてしまうと、そこからどんどん古くなっていき、疲れ、硬直していきます。
瞑想が人気なのは、自動的に湧き上がる思考を流し、このZERO感覚に近い状態を感じられるからなんですね。
ぜひ、意識的にゆるめるアプローチをしたり、そのときの変化を観察する習慣を身につけて、目に見えない世界をゆたかに感じとってみましょう。
ボクの考える「整う」
さて、今回は意識の基礎をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
ココロのお話は、YouTubeや本でもたくさんの方が情報を流すようになり、いまでは随分ポピュラーになってきてボクも嬉しく思います。
これから、もっともっと、一般家庭や友だち同士でココロの話題をするようになると信じていますし実際そのような流れを肌で感じている方も多いのではないでしょうか。
最近、よく「整う」という言葉を聴きます。それって一体なんでしょうか?
ココロが整い、生きる喜びや心地よさに溢れ
自分の人生に大切なことを大切にでき
自分を尊いと心から思えている状態
自分が整っているので他者にも余裕をもって
関係性を築け自分ができること、得意なことを活かしながら
まわりと助けあうことができる
それがボクの考える「整う」。
そして、これからの時代の幸福感なのかなと思います。
そのために必要な「意識のしくみ」をもっとポピュラーなものにしたいし、今後、ますます世間に受け継がれ、身近なスキルになるといいな、とイメージしているのです。
なぜなら、ボクが一番必要としていたからなんですね。
ボクのなにが変わったのか?
最後に、ボクの個人的な感覚をシェアしますね。
数年前、ボクは「意識のしくみ」を知り、それに触れる機会を持つことで
幼いころからずっと抱えてきた疑問は、自分の意識から作られたものだということを深く知ることができました。
それにより執着していた葛藤は自然なカタチで手放しができるようになりました。気がつくと、ボクの中の「あたりまえ」が変わっていました。
あれから5年。自分自身の人生の課題を解決するために学んだことを求めるひとの成長をサポートするような活動をしたいと考えるようになったのです。
もちろん、ボクはまだ勉強中です。それでも「自分自身を生きる」ことへ躊躇がなくなり、迷いや戸惑いを克服してどんどん現実を動かしていけるようになったことは「意識のしくみ」を知ったいちばんギフトだと思っています。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
「COCOPOI ROOM」を通じて、みなさまの潤いのある歓びの時間がもっともっと増えますよう願っています。
ボク自身の経験から「生きづらさ」を軽くする考え方や方法を発信しています。共感してくれる仲間を集めています!大切な仲間たちと気軽に集まれる居場所「MITSUKI HOUSE」実現を目指しています!!