ラジオのつまみをいじっていたら、心惹かれる曲が流れてきたり、手紙入りの瓶が流れてきて、直接語りかけてきたり、そんな瞬間がほしくて。
散文、ときに韻文。胸いっぱいのさびしさをあな…
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#詩
かなしみを通り抜けても
かなしみを通り抜けても苦しみが骨の形を浮き彫りにする。そんな毎日を刑罰のように過ごしているんだね。
いつからいつまでそうすれば気がすむのかい? 始点すら忘れてしまったあなたならどこに行くのも自由でしかない。そのことくらい覚えているだろう。
空を飛びたいと思うなら飛べばいい。単純な機構さえもてば迎えてくれる。何にも届かない地上。天空にあなたが住む世界があるかどうかは分からないけれど気休めくらいには