望月 大作
だいたい毎日更新している1000文字コラムをまとめたものです。
メディアのまえとあと / 玉置泰紀 正義がいろんなところで騒がれるなかで、そこに対してどんなスタンスを取るべきか、常に考えているなかで、玉置さんのありようは本当に刺…
槌谷さんとは、僕が大学院生だったころ、シナリオ・センターで同じゼミのグループだった。そして数年が経ったころ、フジテレビのヤングシナリオ大賞で佳作を獲ったことを知…
まえとあとにて、掲載しております。 https://maetoato.com/2128/
コロナのまえとあと / 竹中功 いま僕らに求められているのは、この国で起こっている想像力の低下をどう捉え、どう克服するかなのかも知れない。もっともっと本来、今こそ学…
サラエボのまえとあと / ライラ・カセム はじめて知る話はワクワクする。そしてまた思わぬ一面があるきっかけになる。それが多いほど深さが出ると感じる。いろんな話を聴い…
東日本大震災のまえとあと / 三代目 桂枝太郎 落語がいま未曾有の危機にある。その中でどんなことを考えているのか。そこを率直に語ってもらった。さらにタイトルになって…
大阪のまえとあと / 和氣正幸 本屋ライターとして活躍している和氣くんの知られざる話を聞いてしまったような「まえとあと」の船出を飾る記事は、それでいてこれからやりた…
いろんなことを考えていると、ふとそんなことを思った。 自分の価値観というわけでもないけど、いつもひとかけらピースが欠けているパズルのような感覚が、もしかすると自…
ここでは途中までまえとあとの記事を紹介します。 編集人のまえとあと / 望月大作 つい先日までとあるサイトで編集長をやっていた。そして突然そうではなくなった。 それ…
テーマ:時代劇 タイトル:「青い目の侍」 ①江戸 高輪 東禅寺内(夜) T安政7年3月2日 薄明かりの中、顔の見えない男と、ラザフォード・オールコック…
テーマは再会。タイトルと人物表がなかったので、中身だけです。。① 路上(夕) オールバックのカツラを持って立っている高宮佐奈(23)。 腰を抜かし、失禁し…
宿題テーマ:脚色脚色(赤い屋根より) タイトル:シシーと死神<登場人物>アンドラーシ(54) 最後のオーストリア=ハンガリー外相 エリザベート(60)オーストリア=ハ…
タイトル:TRUE<枚数的に20分ぐらいのもの> 人 物 イバン・コルデロ(27)アサシン ルター(37)神学者 レオⅩ世(?)ローマ教皇 ルターの取り巻き ○ ドイツのとある…
6月8日から個人でオウンドメディアをはじめた。いまいろんなオウンドメディアが亡くなっていくなか、まったく企業でもない一個人がメディアを立ち上げる。ひとはこれをバカ…
富野由悠季氏(以下富野)原作の作品、『機動戦士ガンダム』が最初に放映されたのは 1979 年 4 月 7 日。それから現在に至るまで、『ガンダム』という物語は新たな作品を生み…
○○であるべき、という論には、常に疑問符を持っている。 自分はろくに編集という作法について勉強しないまま、いまそれも自分自らの意思でオウンドメディアを立ち上げて…
メディアのまえとあと / 玉置泰紀 正義がいろんなところで騒がれるなかで、そこに対してどんなスタンスを取るべきか、常に考えているなかで、玉置さんのありようは本当に刺激になり、学びになる。僕自身がいまのスタンスを持てる影響を与えてくれた人が、いま考えていることを伺った。 基本的に人の立ち位置は変わらない 望月 東日本大震災も阪神大震災も、ある意味地域に属している部分が大きいと思うんですけど、今回は世界的にも全体的な感じがあって。 玉置 こういった非常事態が起きるたびに、毎
槌谷さんとは、僕が大学院生だったころ、シナリオ・センターで同じゼミのグループだった。そして数年が経ったころ、フジテレビのヤングシナリオ大賞で佳作を獲ったことを知った。その後TBSの名だたる名作に名を連ねていることを知り、今回話しを聞く機会に恵まれた。数年ぶりに会った彼は、僕が知っている彼と同じだった。 脚本家を志したきっかけ望月 そもそも何で脚本を書こうと思ったんですか? 槌谷健(脚本家) 僕は経営学部で、もともと自分で起業して何か面白いことがしたいという想いがありま
コロナのまえとあと / 竹中功 いま僕らに求められているのは、この国で起こっている想像力の低下をどう捉え、どう克服するかなのかも知れない。もっともっと本来、今こそ学ばないといけないものが何なのか、どうしたらそれを学ぶことが出来るのか。本当にそれに気付き、それを今考えないといけない。 バイトはじめるんですか? 以前テレビCMで松本人志がしつこく宣伝してたので、いまバイトアプリを登録してると、いつも案件の案内メールが来るんよ。そろそろバイトに行かなあかんなと思っていて。60歳
サラエボのまえとあと / ライラ・カセム はじめて知る話はワクワクする。そしてまた思わぬ一面があるきっかけになる。それが多いほど深さが出ると感じる。いろんな話を聴いたと思っていても、まだまだいろんな話がある。それが人と話す面白さなんだと、改めて感じるインタビューだった。 大きな示唆を与えてくれた場所、サラエボ。 サラエボでの経験は大きいかな。それまでも世の中に対して常に違和感があった。何で障がいのある人は健常者と分かれているんだろうとか、人種の違う人たちが地域が違うと対立
東日本大震災のまえとあと / 三代目 桂枝太郎 落語がいま未曾有の危機にある。その中でどんなことを考えているのか。そこを率直に語ってもらった。さらにタイトルになっている東日本大震災で変わった心境、師匠である桂歌丸が亡くなったあと、いま感じていることについて聞いた。 コロナ禍のまえとあと 望月 まえとあとで、真っ先に思い浮かぶことは? 枝太郎 コロナ禍前と後ですよね。コロナ前だと例えば「チケットの取れない、要は何百人集める何千人集める」ことが、もちろん色々な考えのある中で
大阪のまえとあと / 和氣正幸 本屋ライターとして活躍している和氣くんの知られざる話を聞いてしまったような「まえとあと」の船出を飾る記事は、それでいてこれからやりたいメディアの本質について迫ってくれる話を多く聞けた気がした。彼自身が意外と影響を受けた体験が多いと思う反面、それがすべて彼の生き方に還元されていることを知ることが出来た。 じつは中学生のときは引きこもっていた 中学生のときにずっと引きこもってたわけですが、学校には行ってたんですけど、ただ他人と基本喋らない生活を
いろんなことを考えていると、ふとそんなことを思った。 自分の価値観というわけでもないけど、いつもひとかけらピースが欠けているパズルのような感覚が、もしかすると自分にはあるのかもしれない、とふと思った。 あれとこれが結びついたらいいよね、とか、この人とこのひとをつないだらきっと面白いことになるだろうとか。何かしらパズルの1ピースを埋めていくようなことが好きなのかもしれない。 学生時代にあったテストも同じような感覚。答えを出すってことは解答欄を埋めるという行為だから、そこを
ここでは途中までまえとあとの記事を紹介します。 編集人のまえとあと / 望月大作 つい先日までとあるサイトで編集長をやっていた。そして突然そうではなくなった。 それを青天の霹靂だと言わずに何というのか分からなかった。間違いなくすぐにその場から立ち去りたかったのは言うまでもない。 それから少し経った。自分があの場所で実現したかったことは、多様な価値観を映し出すことだった。でもそれ以上に今回の経験を通して思うことは、すべてに前と後があるってことだった。いまこうやって言葉を綴
テーマ:時代劇 タイトル:「青い目の侍」 ①江戸 高輪 東禅寺内(夜) T安政7年3月2日 薄明かりの中、顔の見えない男と、ラザフォード・オールコック(51)が会話をしている。 オールコック「Tomorrow morning?」 男「Yes」 オールコック「Really?」 男「Yes」 オールコック「Oh,poor man!」 東禅寺の境内から立ち去ろうとする男。 オールコック「Thanks good information」 振り返る男の目は青い
テーマは再会。タイトルと人物表がなかったので、中身だけです。。① 路上(夕) オールバックのカツラを持って立っている高宮佐奈(23)。 腰を抜かし、失禁してしまっている羽毛田羽巣男(42) 佐奈「あらぁ、オムツが必要じゃないの?」 ② 河原(回想) 河原で石を探している高宮佐奈(8) 佐奈「この石もアリだけど、やっぱりこっちかなぁ」 佐奈は石を見比べている。 佐奈に犬と散歩をしている戸田美雪(24)が近づいてくる。 美雪「ここで、何しているの?
宿題テーマ:脚色脚色(赤い屋根より) タイトル:シシーと死神<登場人物>アンドラーシ(54) 最後のオーストリア=ハンガリー外相 エリザベート(60)オーストリア=ハンガリー皇后 男(?)死神 フランツ・ヨーゼフ一世(38)オーストリア=ハンガリー二重帝国皇帝 ルイジ・ルケーニ(25)無政府主義者 父アンドラーシ(45) ハンガリー貴族 馬車の運転手 ○ ハンガリー、首相官邸(朝) T一九一四年九月十日。 アンドラーシ(54)は、書斎で物思いにふけっている。
タイトル:TRUE<枚数的に20分ぐらいのもの> 人 物 イバン・コルデロ(27)アサシン ルター(37)神学者 レオⅩ世(?)ローマ教皇 ルターの取り巻き ○ ドイツのとある場所 T一五二〇年ドイツ、秋。 ルター(37)が聖書を持ち、集まった群衆へ演説をしている。 ルター「あなた方が信じるものは何ですか? 神ですか? それとも堕落した司教の言葉ですか?」 演説を聞く群集の中に、イバン・コルデロ(27)の姿がある。 コルデロ「あいつが、ルターか」
6月8日から個人でオウンドメディアをはじめた。いまいろんなオウンドメディアが亡くなっていくなか、まったく企業でもない一個人がメディアを立ち上げる。ひとはこれをバカと呼ぶ。もしかしたら呼ばれているかもしれない。誰かそういう情報あっても言わないでください。 人は突然の断絶をもたらされるとどうなるのか。絶望がもたらされる。そして闇落ちしてしまう。ってそんな殺生な、最近ウルトラマンZにハマってしまっているので、その影響みたいな文章ごめんなさい。 話は脱線するんですけど、ウルトラマ
富野由悠季氏(以下富野)原作の作品、『機動戦士ガンダム』が最初に放映されたのは 1979 年 4 月 7 日。それから現在に至るまで、『ガンダム』という物語は新たな作品を生み出しな がら、今もなおその存在を示し続けている。なぜ『ガンダム』という物語は、今もなおそ の存在を示し続けることができるのだろうか。 『ガンダム』の魅力について語られたものは様々なものが存在している。けれど、それら の多くは一つのベクトルから語られているものがほとんどであり、より統合的な視点で語 られてい
○○であるべき、という論には、常に疑問符を持っている。 自分はろくに編集という作法について勉強しないまま、いまそれも自分自らの意思でオウンドメディアを立ち上げてしまっている。 そんなことだから、原稿も粗かったりして、怒られることもある。もちろんそこは自分に責任があって、そこからは学びが多い。ドラスティックに変化は出来ないけれど、ちょっとずつ変化をしていくことは出来るから、やっぱりそこも積み重ねをつくっていくしかない。 ただ、別に適当にやっているわけでもない。もちろん直前