夢が破れた後、メンタル回復するまでとその後のマルタ滞在について。
こんにちは。
前の投稿でも少し触れていましたが、現在マルタ島に滞在しています。
今回のお話はイギリス滞在の夢が破れた後、メンタル回復までの道のりとマルタ島滞在までの経緯とその後をお話しようと思います。
イギリスから戻った後はメンタルがズタボロでした。
そんな甘いことばかりではないと覚悟していたけれど、思い描いていた生活ができなかったことへの絶望。大げさだけれども、イギリスに住むという夢が破れたことは、私にとって本当にきつい出来事でした。
帰って1週間、特に初めの数日はあまり眠れず、笑えず、何もする気になれませんでした。とりあえず自分がどんな状況なのか調べていろんな人に問い合わせて現状を把握します。
2〜3週間目、やっと友達と会うようになります。この頃くらいに次には何をしようか、そのまま仕事をするのは違う気がするけどどこの国に行こうか…どこの国に入れるのか…と考えていました。出かけて友達に話しをするたびにメンタルが回復していったことを実感していました。
3~4週間目、どこかの国で英語をもう少し勉強して仕事を探そうと決めました。選択肢の中で一番安かったのはアジアでしたが、やはりヨーロッパの空気が好きな私はいったことはないけれどマルタ島にすることに。(来てから気づきましたがダブリンという選択肢もありましたよね)
比較的、ヨーロッパの中では費用が低めで、入国審査も厳しくないと思うと聞いたのもありここに決定。イタリアン好きだし近いからきっと美味しいものがあるだろうと期待。(※入国審査の厳しさは基準不明確です、ご了承ください)
エージェントに相談して、手配を進めました。この頃にはかなりメンタルは回復してきていたと記憶しています。
5週間目、マルタに到着。パスポートの状態がわからなかった私にとってかなり大きな挑戦でした。入国審査は一言も質問されずあっさり入国できました。一安心でした。
メンタルが回復するまでのポイントがいくつかあります。これを無理矢理やったからこそ最速でメンタルが回復したと思っています。
・実家で過ごしたこと
実家で過ごすことによって規則正しい生活が約束されます。私は実家に帰ると家族の生活リズムに合わせて生活をするので、朝早く起き朝食を作りみんなで食べる、夕食もみんなで食べて早めに就寝、という規則正しい生活が絶対となります。早起きは私にとって苦ではないのでできることかもしれません。普段は一人暮らしですが、この間1人でいたら不規則で不摂生な生活が続き、もっとメンタルや体調に影響が出ていたと思います。
・やることを作った
仕事を辞めていた私は、お金を稼いでいないのに暇をしているという罪悪感を感じると思い、やることをつくりました。一日の家事の8割ほどを担当し、空いている時には語学学校のことを調べ、オンライン英会話をたまに行い、家族の仕事を手伝いました。これによって生活していていいんだ、という謎の安心感が生まれ自分自身の承認欲求を満たしていました。
・外に出て、人に会ったこと
今回のことがあって帰ってきたばかりの時には家族以外の人には話をする気になれませんでした。何があったのかを話すことも、今後どうなるかもわからないのに伝えるのは難しいな…と思い、初めの週には人に話すことが難しかったと記憶しています。1週間が経過しそうになってきて、そろそろ外に出て人に話してみようかなあ…と思うように。出かけて人に会って話すたびに楽しい!と感じることを実感して、前向きな気持ちになれるんだ!笑って話せるようになってきている!と思えるようになりました。友人や家族と話をすることもそうですが、外に出たことも大きかったです。散歩やスーパー、たまに街に出かけました。家にいては感じられないことが外ではたくさんあります。自然が多い空間では癒しを感じ、都会ではインスピレーションを得られます。田舎と都会でのいい面をこの間に発見できたいい時間だったと思えました。
・占いにいったこと
以上3つはなんとなく想像できたかもしれないですよね。
今回友達に会った時にノリで占いにいきましたが、その時に言われたのが以下。
「今期、あなたの星はうまくいっていたことが急に止まってしまう、そんなことが度々起こる運勢です。」と、言われました。
イギリス事件を話す前だったので、かなり驚きました。(実際その数日前にも、謎にMacbookが立ち上がらずデータがぶっ飛んだという事件や約20万のイギリスの医療保険料が返金されないことも納得しました)そして運勢をよくするためにこうした方がいいとかのアドバイスをもらいました。
家族や友達に話すことで気持ちが楽になったのも確かですが、こうした私について何も知らない第三者から言われるアドバイスは(占いという根拠の信憑性は不明であるが)謎の心の拠り所になる気がしています。と友達と帰りに話していました。全てを100%信じて占い頼りになるのは賛成できないですが、たまにはいいなあと思います。
実際にマルタに来る前にも、来た後にも私が十二分に気をつけていたにもかかわらず様々なハプニングが起こっています。そうした時に占いの言葉を思い出し、ああ〜〜なるほど、、私の運勢がこういう時なのか、、と謎に気持ちが軽くなったことがありました。
大きく分けてこの4つは私のメンタル回復までにかなり大きく影響したことだと言えます。もし落ち込んでいる人がいたらなんでもいいからこの4つのどれかでもやってもらいたいです。
総じてこの間に関わってくれた人には感謝しきれません。
イギリスへの未練は0ではありません。でもこの帰ってきてからの時間がとっても充実していたような気がして私自身、すごく楽しかったという満足感があります。
10月末、マルタに到着しました。
まず言葉についてお話ししようと思います。
公用語はマルタ語と英語です。語学学校があるくらいなので、もっと英語を使っているかと思いましたが、思ったよりマルタ語やイタリア語でした。イタリア(シチリア)が近いので言葉や文化はかなりイタリアの影響を受けています。そして移民の方もかなり多くいる印象。(違う言語が聞こえる)
そして地名が読めません。「Il-Ħamrun」とか「Ħal Għargħur」とか。1ヶ月いますがいまだに読めません。でも出会った人たちは年齢関係なくみんな英語が話せました。発音の訛りはあります。ただ、カフェで会った20歳の女の子は発音が綺麗だったので若者は訛りが少ないかもしれないです。
語学学校は通っている1校の情報しかありませんが、先生はマルタ出身の方もいればイギリスやその他の国出身の方もいます。でも教材はブリティッシュだったので、ブリティッシュイングリッシュを学んでいます。
次に食べ物についてですが、素人目にはほとんどイタリアに感じます。スーパーに行ってもイタリアからの輸入品がとても多いです。(パスタとかソースとかお菓子とか)マルティーズからするとイタリアンとは違うようです。マルタ料理を食べてきましたが、やっぱりイタリアンに似ていると思いました。(もう少し掘り下げる必要がありそうです)
コーヒー(エスプレッソ)文化やジェラート店が多いところなんかも似ています。(ジェラートは美味しすぎて暑い週は週2くらいで食べていました)
次に天気ですが、この1ヶ月でかなり季節が変わりました。日本も変化が大きかったと聞きますが、マルタも同じくでした。
私が到着した10月末は日差しが強すぎて外を歩くのがしんどかったです。ただ、湿気は少ないので夜は窓を開けていれば涼しく感じました。もっと夏物持ってくるんだった…!と思ったくらいでした。
ただ、11月2週目くらいから徐々に涼しくなってきて薄い長袖を着始めていました。でもビーチで泳いでいる人はいましたし、実際に11/12に海に行きました。さすがの島国。水が透き通っていて本当に綺麗でした。ただ次の週にはかなり涼しくなって羽織りがあると安心というような気温になってきました。
11月下旬になるとクリスマスの準備をし始めるところがちらほら。夏の日がたまにありつつ、冬の準備が始まり、秋がなかったかのような感覚です。
こっちにきてやっぱりいくつかトラブルはありました。でも、イギリス事件に比べたら屁でもありません。そして占いで言われた通りだな〜落ち着こう…と思えています。
私の運に関係なく、海外で過ごすとある程度のトラブルはつきものかなとも思います。そう考えると、日本ていろんなことが整備されていて素晴らしいなと思いますし、それと同時に海外で過ごされている方を尊敬します。
一旦今回はこの辺にしておこうと思います。また、マルタ情報と週末には他の国にも行ったりしているのでそのお話も次回以降お話ししたいと思います。
それではまた。
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