コーヒーの苦味と酸味
コーヒーの味の感想について。
自分はコーヒーがかなり好きで、自家焙煎をしたりもしている。
そして、味に対する認識力についてもある程度の自信を持っている。
そのため、"このコーヒーには、こういった感動がある!!"っていうことは自分の中では分かる。
がしかし、それを人に伝えるのが難しい。
そもそも、人に伝える必要というのはあまりないのではないかとも思っている節はある。
要は飲みゃわかるのである。逆に飲まない限りには本質的に分かりきることはあり得ない。
「キリマンジャロ」で言うと、爽やか寄りの味わいで多分一般的にいうと酸味がある方で飲んだ時の爽やかさを含めた感動のインパクトが強いからおすすめっすよぐらいのことは考えれば言える。
しかしそれ以上を求められると困るのである。
そもそも、私はコーヒーを酸味と苦味で認識していないので、酸味と苦味について聞かれても正直パッと出て来ない。
酸味にだって色々な質があってそれは物によって天と地ほどの違いになるわけである。
それなのに、コーヒーの質を酸味と苦味という大雑把すぎるベクトルに変換して表現するのがエライみたいな話がある(?)のにはあまり納得できない。
麻婆豆腐を塩気と辛さで表現されている気分である。
そこも大事なんだけど、酸味と苦味だけで表現すると好みに合うかの判別はつくにしても感動の伝達にはならないよね、って思う。
しかし、人に聞かれるときはやはり酸味と苦味の話になるのである。
それで私があー「酸味」っていう記号であまり認識しないからどうだったかなみたいなことを言っていると納得が得られないのである。
うーん困った。
そもそもコーヒーを酸っぱいか苦いかでしか認識してない人がいるならバカ舌もバカ舌だろとは思う。
とはいえ実際、そういった味わいの感動を言葉にして表現する力があるとイイにゃんとも思うので、うーんもうちょっとこの胸にぐわっとくる感動の感じとかをなんかいい感じに伝えられないかなーと思ったりしている。
そういうことをちまちま考えている日々です。
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