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休職者が自己理解を深める方法 3選

私は長い休職期間を経て、自分の弱み・強みを少しは理解できたと考えています。

それまで自分の弱みを認められずにいた私は、
「自分は何か大きなことを達成できる人間なのではないか?」
「なぜ世の中は自分という人間が生きづらい場所なのか?」
などと、自分を過大評価したり、不満足である原因を周囲に求めていました。

しかし休職期間に自己理解をする機会を得たことで、「もう自分のままでいいや」と自分の人生に対して少し冷静になれたような気がします。

今日はその方法について、3つ紹介したいと思います。

①カウンセラーに話す

休職してから、何名かのカウンセラーと話をしました。自分の中身を全てさらけ出し、それに共感してもらったり、ときには厳しく言ってもらうことは自己理解のために非常に効果が高かったです。
特に過去の具体的な出来事をピックアップして細かく紙に書き出し、それに対してフィードバックをしてもらうやり方が良かったように感じます。
例えば自分は過去の上司とのやり取りに対して「不満があるとコミュニケーションを止める傾向にある」「あなたは大人だからもっと自分で行動や発言を選択する権利がある」とコメントをもらいました。自分の未熟さをフラットに見つめることができたと思います。

②精神科医の考えを知る

長期的にとても役に立つ方法だと思います。
精神科医は患者さんや世の中の事象を客観的に見ているため、そういった方の話や話し方を聞くことで自分も俯瞰の目を身につけることができると感じています。
特に自分がお勧めするのは早稲田メンタルクリニックの動画です。
動画の本数も多いですし、先生の話し方もフラットで非常に聞きやすいです。
家での作業中にラジオ代わりとして聞くことが多いです。


③能力検査を受ける

上記の2つは定性的な側面が強いですが、能力検査はかなり定量的に自分の能力値を測ることができると考えています。カウンセリングなどと同時並行で進めていくことで、より納得感のある自己分析ができるのではないでしょうか。
例えば私は、”言語能力は高いが手先は不器用” ”事務作業に向かない”などの結果となり、「自分の手先が不器用だから、それを気にして過剰に神経質になってたのか・・」と分析することができました。

ハローワークなどで無料で受けることができる場合が多いので、ぜひ検索してみてください。東京都民でしたら飯田橋の東京しごとセンターという場所で3種検査を受けることができます。(VPI職業興味検査、一般職業適性検査、パーソナリティに関する検査の3つ)


私の自己理解もまだまだ発展途上ですので、これからも色々学習しつつ、人の手を借りながら生きていきたいと思います。

おわり