エトガル・ケレット『銀河の果ての落とし穴』読書会へ
昨日、大阪本町にあるtoi booksさんの読書会に参加しました!先月初めて参加させていただいたトークイベントが楽しかったので、『銀河の果ての落とし穴』も面白そうだったし、大前粟生さんにお会いしてみたかったので行ってきました!
前回の反省を踏まえて、『銀河の果ての落とし穴』と大前さんの『回転草』を完読して参加しましたが、皆さんのお話にまったくついていけず、ひと言も意見を言えず、不甲斐ない自分を思い知ってもっと読み込まなくては!と読書への情熱を燃え上がらせて帰ってきました。
他の皆さんの言葉でこの本のことを聞いていると、自分が思ってもみなかったことや別の視点がわかって、広がっていく感じがしました。一人で本を読んでいるだけでは体験できないことでした。こういうのもいいなぁ、と思いました。だけど私はもっと話せるようにならなくては!
私のこの本の印象ですが、最初から面白い!そしてすぐにこの著者のエトガル・ケレットさんのことが好きになりました。言葉のセンスがものすごく良くて、感覚的なのに言葉がわかりやすいのもいいです。やみくもにぶっ飛んだ話ではなく、考えさせられるような部分もたくさんあり、ユーモアがあり、風刺も混じっていて、今流行っているものが出てきたり、ホロコーストを題材にしていたり、すごいバランス感覚です。軽快なリズムで物語が進んでいって、一気に引き込まれます。とても好きな感じです。
23篇の物語が収められていて、とても読み応えがあります!私が1番好きだったのは、『パイナップルクラッシュ』です。
大前粟生さんにお話をお聞き出来たらと思っていたのですが、話しかける勇気が出ず、せめて『回転草』の中で、『海に流れる雪の音』と『文鳥』が好きです!と伝えたかったと悔やんでいます。大前さんの本は、toi booksさんで購入するとサイン入りで、しかも購入特典の書き下ろし小説付きです!
↑大前さんにサインしていただきました❗️大前さんが好きな言葉を何でも書いてくださるとおっしゃったので、私は「カレー」と書いていただきました🍛
↑toi booksさんで読みたかった本を2冊買いました!
ちょっと緊張しましたが(ほとんどしゃべってないのに)、楽しい読書会でした😊
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