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【対象は全世代⑤】”まちの保育士さん”として顔の見える関係をつくる!めぐろあそびばねっと〜保育士さんとプレーワーカーの違い〜
■最初に
こんにちは!サイボウズのもっちーです😊
まちの保育士さんことごってぃが活動している「めぐろあそびばねっと」
前回は、限定しないみんなの場というお話をしました。
今回は、最終回、保育士として、プレーワーカーとしてそれぞれの違いのお話です。
▼以前の記事
①活動の紹介
②活動ができるまで
③相談としての場
④限定しないみんなの場
めぐろあそびばねっと
Webサイト:https://meguroasobi.wordpress.com/
fecebook:https://www.facebook.com/MeguroPlay
■保育士とプレワーカー
![](https://assets.st-note.com/img/1697009751227-lJWWb75HSv.jpg?width=800)
【保育士さんとプレーワーカーさん】
ごってぃに保育士さんと、プレーワーカーさん(子どもが自由に遊ぶ場をつくる人)の違いについて教えてもらいました。
保育士はやっぱり、すごく正論ですよね。
教え導くといった感じで、
例えば、物をこわす子がいたとき、
物を壊しちゃいけませんっていうのは、当たり前のことなんですけど、
プレーワーカーっていう仕事は、
物を壊したい気持ちに寄り添うことを大事にしているっていうイメージです。
保育士にプレーワーカーは無理だよ。って最初言われたぐらいなんですよ。
保育士さんとか教員の人が、プレーワーカーになるのは無理だよっていうのは、ごってぃも思うそうです。
やっぱり教えたいっていう気持ちがあったり、正しく導きたいっていう気持ちがちょっとある職業なのかなと思います。
もちろんそうではない人もいるし、後ろから支えたいって思う人たちもいっぱいいるけど、
どうしてもやっぱり、教えてあげたいとか。
正しいみたいな形があって、いいことをしたら褒めるし、悪いことをしたら注意するみたいな感じになってしまって、そこが難しいところだなと感じます。
![](https://assets.st-note.com/img/1697009761694-3bTsBYfWlD.jpg?width=800)
【プレーワーカーへの葛藤】
保育士さんからプレーワーカーになる時に
葛藤はなかったのか聞いてみました。
元々、私は不良保育士だったけど、
なにかを嫌だとか言ったら、嫌ならいいとか言っていたり。
それでもやっぱり、最終的には「皆さんこれをやりましょう。」
そういう形で進めていかないといけない。
それもどんどん、テクニックが上手になって、
子どもをいかにやらされてるって感じないように、
実はやらせているみたいなことが上手になって。
テクニックが、上がれば上がるほど、
子どもたちが、全部私のいう通りのことをしちゃうみたいになって。
違和感がどんどん大きくなりました。
「えー」とか言うだけで、急にやめたりしちゃうみたいな感じでした。
お昼寝とか、寝なさいって言わなくても、みんなおとなしく寝ている。
そういう風になって、自分の声が恐ろしくなりました。
もうみんな私の前でお利口になっちゃうって思って。
![](https://assets.st-note.com/img/1697009771976-8p3KBjyRTI.jpg?width=800)
【不良保育士さん】
自分の声が恐ろしくなったごってぃは、
逆に、寝たくない時もあるよねとか、
やりたくないことはやりたくないって言っていいんだよっていうのを
一生懸命伝えるんだけど、
でも子どもも褒められたいから、みんないい子になっちゃって、
もうほんとみんないい子になっちゃって、
きっとその子たちって、嫌いな人や嫌いなこと、
本当は嫌だったのにっていうのがあるんだろうなーとか思って。
保育士やっていた時もそうですが、
子どもが面白いことやっていることが好きなんですよ。
だからこそ、子どもが面白いと思うことをやって行きたいなって思います。
【プレーワーカーに向いている人】
どんな人が、プレーワーカーさんに向いてるのか聞いてみました。
たぶん、子ども心をもっている人じゃないですかね。
子ども心っていうか、相手の気持ちに寄り添うっていうか。
正しいことを押し付けない、ジャッジもしない
人との関係性の中で、もっと丁寧に伝えないと伝わらないんだな。
ということの、調整が苦じゃなく面白がれる。
いろんな捉え方をする人もいるんだな。
そういう人との違いを楽しめる人。
そういう人がプレーワーカーさんに向いているのかなと思いました。
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【シャボン玉づくりに、羽子板の種?】
ある日、プレーパークで、
ごってぃと子どもがシャボン玉作りをしていました。
どうやってシャボン玉を作っているの?って聞くと、
「シャボン玉は、ムクロジと、ストローと紙コップと水で作るんだよ。」
と教えてくれました。
ムクロジという植物でシャボン玉が作れるということを、
その日初めてしりました。
ごってぃは、
「子どもは全部を紹介しますよね。こういうのが楽しいんですよ〜」
と、
どう作っているの?って聞いたら、
絶対大人はムクロジしか言わないですよ。
それだけじゃないんだもんね。大事なのは。
ストローと紙コップと水も必要だもんね。
と、子どもから教えてもらうことって本当に多いですね。
ちなみに、この日に勉強になったことは、他にもあって、
羽子板の羽の玉って、植物なんですね。
シャボン玉と同じく、ムクロジなんだと教えてもらいました。
ごってぃは、ムクロジを見つけると、嬉しそうに拾うので、
プレーパークにきている子も、自然と拾うようになるといいます。
大人が大切にしているものは、子どもも大事に思うから。
とごってぃはいいます。
子どもにみせる大人の背中って
本当に大事だなって思ったエピソードでした!
■最後に
最後までありがとうございました!
保育士さんとプレーワーカーさんの違い、どちらも子どもたちのことを想っていることは変わらないけれど、関わり方は全く違うんですね。
自分の声が怖くなったというごってぃの、型にはめたくないような気持ちは、100人100通りを伝えている、サイボウズにいる身としては、とても共感しました。
また見てもらえると嬉しいです😊