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【対象は全世代④】”まちの保育士さん”として顔の見える関係をつくる!めぐろあそびばねっと〜限定しないみんなの場〜

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

まちの保育士さんことごってぃが活動している「めぐろあそびばねっと」

前回は、子育てって一人で抱え込みがちだし、相談することが難しいというお話をしました。
今回は、限定しないみんなの場というお話をします。

▼以前の記事
①活動の紹介
②活動ができるまで
③相談としての場


めぐろあそびばねっと
Webサイト:https://meguroasobi.wordpress.com/
fecebook:https://www.facebook.com/MeguroPlay




■限定しないみんなの場


【コロナ禍でのマスクのエピソード】


コロナの時は、マスクができない子が困っていたといいます。

お母さんも児童館とかに行かれないから公園に来ているんだけど、
マスクしてねって子どもに声をかけているので、
外だから大丈夫ですよ。と声をかけたといいます。


そうしたら、お母さんが泣いちゃって。
そんなことを言ってくれるところがなくて困っていたようです。


子どもは、マスクが苦しくてとりたがるけれど、
決まりだからお母さんも無理に子どもにいいきかせてきて
とても苦しかったんだなっていうのが伝わるエピソードです。


今まではダメって言われて、お母さんも本位じゃないけれど、
周りを気にして、やっていたことがストレスになっていて、
臨機応変に声をかけてくれたことが嬉しかったんですね。


【学校に行かない・いけない】


学校に行けていない子が居場所としてくることもあります。

ごってぃは、そんな時もあるよねって思っています

その子たちも賢いから、
今は学校に行かないことも認められていることも知っている。
でも、不安もあるし、自分の気持ちとしては、
行けなくて行かなくてよかったけれど、
行かないことはよくないことなのかな?とかいろんな葛藤を抱えている。


そんな時に、
どこでも学べばいいんだよ、ここでも学べるよ。
そう伝えています。

たぶん、そんなこと言う大人に出会うことも少ないだろうから、
また来るよっていって、いつも来るわけじゃないんだけど、
不安になった時などに、来ることができて、
誰かと関わって話して、安心できる場所になっています



学校の先生じゃないし、親じゃないし、
だけど、いつでも話を聞いてくれる人っていうか、大人なんだけど、仲間みたいな。
そういう人との関わりは、最近少なくなっているような気がします。

おじさんとか、親戚のおばさんとか、いとこのお兄ちゃんとか、
そんなぐらいの関係。
私が子どもの時は、いとこのお兄ちゃんが一番面白いみたいな感じだったので、そんな関係でいたいです。


【プレイパークにおける全世代参加】


めぐろあそびばねっとの夏のキャラバン隊のチラシには、
こんな言葉が、、、
プレーパークの対象年齢は、0歳〜140歳まで!!


遊び場と聞くと、子どものための場な気がしますが、
プレイパークも、お子さんが遊ぶ、
子育て世代の居場所のイメージもありますが、
対象年齢は全世代が含まれています。


プレイパークでは昔遊びができるようにしているんですよ。
と、ごってぃはいいます。


昔遊びをしなければいけないわけではないけれど、
セットしておくと、高齢者が、俺は昔コマが得意だったんだよ。
とか言って、披露してくれたり、

こないだもおばあちゃんが来て、お手玉はないの?って言って、
お手玉はなかったです。何故なら子どもたちがみんな投げて遊んじゃうんで・・。


ちょっとした昔遊びを仕掛けとくと、お年寄りも声をかけやすかったり。


公園だから、ドアがないから
いつも散歩している人とか、いつもリハビリして歩いている人なんかもいて、
そういう人たちには、声をかけるように、こんにちはって言うようにしていると、遊び場の人ねとか。顔見知りになっていくといいます。


【子どもとお年寄りの関係】


みんなの居場所になっているんですよ。
と、ごってぃはいいます。

別に、プレイパークで走り回れって、
お年寄りに言っているわけじゃないんです。ベンチに座って見てればいい。

いつも何人もベンチにただ座って、こんにちはって言って、
たまに子どもに声をかけたり。
見ているだけで、楽しいっていうか、お年寄りもベンチで子供遊んでいるのを見てるだけでいい。


何かできることありますかって聞かれるときもあるけど、
見ていてくださいって。
お年寄りが座って見ていてくれると、こっちも安心だし、
なんか子供とお年寄りって、なんか通じるものがあると思っていて、
子どもが急にお年寄りが座っているところにいったりしていて、
あぁ、この人敵じゃないんだな。そばにいっても大丈夫なんだなって思うんだ。
それこそ、いつもいるから。
いないといないねって言ったりすることもある。


冒険遊び場って名前も、高齢者の人も冒険するかもしれない。
大人から見ると危険な気がするプレーパークの遊び。

初めて来たお年寄りが、あんなことさせちゃダメじゃないかとか、
なんで止めないんだとか、あんな高いところにのぼったら無理じゃないかとか。


「平気じゃないですかね。昔やっていませんでした?」と聞くと、
俺なんか、もっとすごいのに登っていたとか、自分の過去を思い出して、
楽しく会話
したりする中で、「ほら〜やっていたじゃないですか」と対話して、子どもを見守る人になっていくと教えてくださいました。


■最後に


最後までありがとうございました!

夏にやっていた、キャラバン隊の報告会に参加しました。
区議会議員の方や、学校や保育園の責任者の方が参加しておりました。
このnoteを知ってくれている方もいらっしゃって、とても楽しい時間でした。

常設への想いをたくさんの人と話ました。
みんなでどんな遊びにわくわくしたか、振り返ったのですが、
その場面も大人がいないものでした。
子どもがわくわくチャレンジすることって、大人がしてほしいこととは違うことも多いけれど、大人になって振り返ると、自分たちで見つけた遊びにわくわくしたことが多くて、これは共通なんだなって気づきました。

次回は最終回、保育士さんとプレーワーカーさんってなにが違うのかをお伝えします。
また見てもらえると嬉しいです😊

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