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【対象は全世代①】”まちの保育士さん”として顔の見える関係をつくる!めぐろあそびばねっと〜活動紹介編〜

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

今回から、インクルーシブな居場所(サードプレイス)の第8弾です!
前回、「こどもば」さんにうかがったときに、出会った
目黒区で常設のプレーパークを作ろうと奮闘している、まちの保育士さんことごってぃが活動している「めぐろあそびばねっと」さまをご紹介します。

目黒で育ったから、目黒で遊び場を作りたかった。
子どもと関わる仕事を通じて、違和感を感じることも多く、
プレーワーカーという立場が心地よいと感じている、などなど興味深いお話しをたくさんお聞きしました。

全5シリーズです。

今回はどんな活動をしているのかご紹介しますね!

めぐろあそびばねっと
Webサイト:https://meguroasobi.wordpress.com/
fecebook:https://www.facebook.com/MeguroPlay




■活動内容


どんな活動をしているのかというと、目黒区のいろんな公園でプレーパークをしています。
都心の公園だからこそ、大人との関わりも増えるといいます。
道ゆく人が声をかけてくれたり、そこからお話しする関係になったりと、
地域の人たちと、顔のわかる関係性を築いています。


【目黒区のいろんなところでプレーパーク】


中央緑地公園

どろんこあそび・けんだま・べーごま・ハンモックあそび・モンキーブリッジ・チョークでお絵描き・おにごっこ・かくれんぼ…
いつもの公園でちょっとちがう「あそび」をしてみよう。

日時:第1・第3木曜日と第2・第4水曜日 14時から17時



東山公園

自由にのびのびと遊べる広場です。
午前中の親子連れ、幼稚園帰りの子、小学生と、出入り自由で、
みんなが楽しいそとあそび!

日時:第3水曜日10時から17時



すずめのお宿公園

自由にあそぶ、あそびで育ちあう、みんなのあそびば。
おにごっこ・どろけい・おおなわとび・やわらかいボールでのドッジボール・秘密基地・クラフト・虫探し…。
遊具がなくても友だちがいればいろんな遊びができるよね。

日時:第1・第3火曜日 10時から12時
   毎週金曜日 15時から17時



駒場プレイパークをつくる会

自然豊かな駒場野公園で探検ごっこ、泥んこ遊びを楽しもう。
かまどを借りて火起こし体験、持ち寄りランチ作り。
火に触れる事で、火の大切さ、役割、危険などを体感出来ます。

日時:第1月曜日10時から14時30分



林試の森ぼうけんクラブ

不定期開催で、最近はベーゴマ大会をしています!

日時:不定期開催


【誰もが参加できている】


めぐろあそびばねっとの活動は平日の午前中〜やっています。

小学校に入る前の、幼児期のお子さんが来たり、
お母さんたちも、幼稚園のお迎え前に、ちょっと遊んでから迎えに行ったり、お迎えの後に、また連れてきて遊んだりしている場になっています。

そういった場で、お母さん同士が交流もでき、
多くの大人の目があるから、安全に遊ぶこともでき、
お母さんもおしゃべりしてリフレッシュをしているといいます。


【常設にしたい思いとボランティア】


目黒区内の複数の場所で「プレーパーク」を運営しています。

基本は、1人でやっているといいますが、
〇曜日は、〇時にきますよ。とか、時間があるときにはきますよ。
と、たくさんの人がお手伝いしてくれています。


公園によって、学区も違うので、来る子も親、
公園を利用する人など、顔ぶれも違います。
お手伝いのメンバーも、全然違います。

配慮が必要な子に詳しい、学校指導員さんがいたり、
いろんな方が周囲にはいます。

いろいろなところで、出張含めてプレーパークを開催していますが、
常設にしたいという思いもあります。


常設になれば、今の曜日にとらわれずに、もっといろんな人に場がひらけ、地域の人たちも集える場になるという考えもあります。


常設にしたい気持ちの中には、こんな想いも・・・

やっぱりある程度、ちゃんと認めてもらってやりたいな
って気持ちもあります。
私はやれるけど、この後に続く人が絶対にいないと思う。


確かに、週に1回だけど、子どもの支えにはなっていて、
来週の水曜日にそこに行けばって、思う気持ちがあればよいって言われることもあるけれど、やっぱり毎日、また明日ねって言いたいなと思っています。

また来週より、また明日がいいじゃないですか。
来週まではもたないっていう心もあるかもしれないですし。

今の状況であれば、私が病気になったら、開催できない。
それがとてももどかしいとごってぃはお話しくださいました。

ごってぃ


■まちの保育士「ごってぃ」


【まちの保育士さん】


後藤さんの肩書は、「フリー保育士」です。
フリー保育士を名乗るのには、こんな理由があります。


地域、まち全体の保育士っていいなって思って。


まちの名物のような、
道行く人に「おでかけですか?」というか、「こんにちは」とか挨拶したり、声をかけたりする人がいる。

そういうまちの名物な人に、なんでも話聞いてくれるとか、
大人なのだけど、子どもからみても、仲間みたいな関係性になればいいなって思っています。


【まちの保育士さんだからできること】


まちの子どもは、私の子どもじゃないけれど、
ここに来るお母さんたちって、子どもが大きくなったら、
もうそこから離れちゃうことも多いです。


でも、まちの保育士さんだったらそれがずっと続くわけです。


自分の子って育っていくと、いつまでも同じところにはいなくて、
成長とともに、遊びも変わっていきます。

こうやって、ずーっと、エンドレスで子どもと、遊んでいられるって、
私はずーっと面白いから、ラッキーだなという気持ちもあります。


【プレーパークに必要なもの?】


プレパークを常設するために、何を要望しますか?
と聞かれることがあり、考えてみると
単純に場所と、人と、研修システムと、倉庫が必要だなって思っています。

あとは遊び心!!
物があればいいってことじゃないんですよね。

そして、プレーワーカーも大事だといいます。

せっかく、いい環境があっても、ダメダメとか言われる場だったら、
もう行きたくない場所になっちゃう。



そういう意味で、プレーワーカーが同じ方向を向いていることも大事だと感じるといいます。

次回以降、プレーワーカーと保育士さんの違いなど、率直に感じたごってぃのお話しをお伝えします!


■最後に


最後までありがとうございました!

私がいなくなったら続けられない。
これって、色んなところできくお話です。
でも、想いが変わってしまうと、そもそも継続とはならないし、
理想は同じでノウハウは共有していても、
○○さんだから話せる、安心できるってこともありますよね。


次回は、ごってぃの原体験や保育士としてのキャリアから、プレーワーカーになるまでのお話です。
また見てもらえると嬉しいです😊

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