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奄美大島旅行記ー島で暮らす人たちの器の大きさを感じてー

こんばんは。aiです。
先日、2泊3日で奄美大島に旅行に行ってきました。
旅行といっても今回は叔母夫婦に会いに行ったりもしていたので、半分は里帰りのようなそんな感じ。
ただ、今回の旅は「あまりにも短すぎたけれど本当に忘れられない旅」になりました。
私がなぜ旅が好きなのか、奄美が好きなのか、曖昧だったものが少し繋がった気がしました。
とてもとても長くなりますが、私が大切にしたいな〜という思いや皆様への感謝も書いていきたいので、ぜひ読んでください。


1.巡ったところ

写真と一言で巡ったところを紹介します。
行き先の参考にしたい方は、5月の投稿と合わせてご確認ください♡

📍みしょらんカフェ・笠利町

塩豚バーガーと黒糖ミルク♡


📍あやまる岬・笠利町

空港からすぐの人気絶景スポット


📍明神崎・笠利町

駐車場から10分の登山が必要です。


📍なつかしゃ屋・名瀬

これプラス数品ついてくる贅沢で満腹な郷土料理店


📍宮古崎・大和村

2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」のロケ地でもある場所。


📍国直海岸・大和村


📍マテリアの滝・大和村

2.思わぬアクシデント

今回、観光に「シフトレバー式」の車をレンタルしました。
イメージはこういうの↓

この車、慣れれば操作が楽なんだろうけど・・・。
Rに入っているのかDに入っているのかがすごくわかりづらくて。
目視できないのです。頼りになるのはRの時、バックしているピーピーのみ。
なんと私、RにしたつもりがDになっており、縁石乗り上げてレンタカーのタイヤをパンクさせてしまいました。
高齢者が運転をして、アクセルとブレーキを間違えてコンビニに突っ込む事故が多く発生していると度々ニュースになっていますが、
本当にまさしく、その状態でした。
幸いなことに、誰も怪我させてないし、何にもぶつかりませんでした。
ですがはっきりいって恐怖でしかなかった・・・。正直本当に怖くて怖くて。
やっちまったという絶望感と恐怖で震えながらレンタカー屋さんに電話をしました。
少し前まで一緒に居た、叔母さんにも電話したりなんかして。
あ〜あ。やっちまったな。という無力感と、でも命は助かったという安心感から涙が止まらずでした。
あの時、近くのガソリンスタンドのお姉さんがタイヤ交換を待っている間に
お話相手になってくれ、「無事でよかったね〜本当に!」って何度も言ってくれたのです。
事故起こしかけてなんて愚かでアホなんだろうと思っていたから、本当に嬉しかったです。

3.念願叶った夕焼けsup

実は本当はその日、supをしに行きたくて、予約をしていたのですが、タイヤ交換が間に合わなくて、
もう諦めるしかないな、キャンセルしよう・・・と思い泣く泣く電話したのです。

すると、
「お怪我ないですか?キャンセル料要りませんよ!遅れてきてくれてもいいし!明日来てくれてもいいし!せっかく奄美きたんだから、こっちはずっと待ってますよ〜!」って
sup・シュノーケリングの会社さんも言ってくれたんです。

パンクを直してもらったばかりで車を運転するのは少し怖かったし、
そこまでして楽しみを優先していいのかな、なんて思ったりもしたけれど、
優しい言葉をかけていただき、supとシュノーケリングを楽しむことができたのです♡

ちなみに、今回supとシュノーケリングを体験させてくれたのは、
「国直集落まるごと体験」様です。
ちなみに前回のシュノーケリングは、「アマニコガイドサービス」様です。
奄美大島に行かれる際はぜひ、ツアーガイド様をご利用いただければより一層楽しめるかと思います♡

https://www.amami-occ.com

4.豪雨に見舞われて号泣しながらの運転

さて、supが終わり、車で宿泊する宿に行かなければいけません。
先ほどの運転の恐怖が蘇ります。しかも日没後で暗い。
しかも飲食店はやってない。(やっていたとしても居酒屋ばかり。車を運転するので行けない。)
そしてこの時期の奄美大島はスコールがとにかくすごくて。
晴れたと思ったら5分後には一部の地域だけで豪雨になる、などが普通にあります。
私が運転している時も街灯のほとんどない暗い道を豪雨の中運転
→そして盛大に道を間違えるという展開に。

「奄美大島まで来たのに何やってんの私・・・。」って思って、気づいたら泣きながら運転していました・・・。

5.民泊のオーナーは85歳のおじいちゃん

この時期の奄美大島は鹿児島全土から高校生が集まることや、
夏休みで帰省する人が多いことから、宿がとても取りにくいです。
それでもなんとか、奄美市住用にある「Guest in Shallman」さんに宿泊することができました。

ここにいるオーナーの85歳のおじいさん。
宿に着いた瞬間から、心細くて半べそ状態の私に「電話してくれたら迎えに行ったのに!」と優しく声をかけてくださいました。
夕食つきプランでもないのに、あまりにも食料を持っていない私は、おじいさんにあまりものの夕食をいただきました。(本当に感謝しかありません。。)
さらにおすすめの飲食店、このゲストハウスのコンセプト、今後の経営についてなど、
1時間くらいぶっ通しでお話をしてくださいました。(おかげで早起きできないゲストハウスだととあるサイトの口コミに書かれていましたw)
心細く不安な想いをした私にとっては、そのおしゃべりもとても温かさを感じることができたのです・・・!

6.両親からの愛

さて話は変わりますが、ここで両親の話をします。
私の両親は、とにかく安全志向であり、私が挑戦したいことについては、反対されることが昔から多くて。
「女の子なんだからそんなに頑張らなくていいのよ。」と言われたりもしました。
だからこそ、たまに1人旅に出ているなんていうと、「なんでわざわざそんな冒険なんかして・・・」と言った感じのことを実際言われたこともあるのです。
だからこそ、叔母夫婦が住んでいる奄美大島に1人で行って、タイヤを円石に乗り上げてパンクさせちゃって、
叔母さんが私の両親に私の今の状況を話したりなんかしていたから(家族への報告義務だから、当たり前のことなのですが)
私怒られるんじゃないかなとビクビクしつつ、私からも無事である旨を報告すべく、恐る恐る電話をすると・・・
無事でホンマに良かったなぁ!楽しんでる?写真また見せてなぁ!」としか言われず。
母親が私のことを心配してくれていた気持ちに気づきました。

パンクなんかさせて無能だから、二度と運転なんかしてはいけないと責めていたのは、結局自分だと気づいた事実にまた泣けてきたのです。
仮に私が無能だったとしても、家族や大切な人たちは私のことを責めず、大好きで居てくれるという安心感も感じられました。
家族にとって私は、無事でいてくれるだけでいいんだと。
家族や親友、大切な恋人は、「自分がダメな時、無能だと感じてしまう時でも離れていかない人、助けよう支えようとしてくれる人」つまり「無償の愛を感じられる人」であるなと強く感じました。
(とはいえ安全運転がめちゃくちゃ大事なので、忘れずに^^)

7.無事に旅を終えて

今回の旅で気づいたことが2つあります。
まず1つ目は、奄美大島のような離島では特有のゆったりした空気が流れているので(島時間ともいう)、みんな余裕があって優しい、ということ。
離島に旅行に行かれたことがある方はこの感覚を理解していただきやすのかなと思いますが、
他人への愛や親切さを都会よりもより肌で感じられます。
私もこのように余裕を持った、器の大きな人間になりたい。誰かが困った時は、助けられる人でいたい。より強く思いました。
器を大きくできるように、もっと得意なことを磨き、何かあったときには自分の力で助けられる人を増やしていきます。

都会で立派に仕事をするのもとても素晴らしいことだし、忙しい仕事を1つ1つこなしている私も素晴らしいなとは思います。
でも果たしてそれだけが良いことなのか?もっと他には大切なことはないのか?
人生において大切なのは仕事をこなすことなのか?それは大切な自分や誰かを守ることにつながっているのか?
考え直すきっかけになりました。

もう1つは命の大切さです。
何を当たり前のことを…と思われるかもしれませんが、もし私が死んでしまったら、
悲しむ人が沢山居るんだなと、自分が危機的状況に追い込まれて改めて気付いたのです。
ひとりひとりの人間は、誰かにとっての大切な人です。
当たり前のことだけど、それを忘れてしまうからこそ、目の前の現実しか見られなくなってしまうからこそ、自ら命を絶ってしまう人もいるわけです。

私は「何のために生きてるんだろうか」と思うことが時折あるのですが、極論何のためじゃなくたっていい。ただただ私が居なくなったら悲しい人もいるわけだから。
それに、生きたくても生きられない人もいるわけです。
その事実に気付いただけでも今生かされた命を大切に、自分なりに全力で人生楽しんでいければなと思いました。

8.終わりに

旅をすることで日常生活では当たり前であるはずの、
「人の大切さ」や「命の大切さ」に改めて気づくことができました。
普段から意識すべきことではありますが、どうしても日常を繰り返し続けていても
なかなか当たり前の尊さに気づくことは難しかったりもします。
少し普段の生活とは違う環境に身を置くことで、
大切なものは何か、自分は本当はどのように生きたいのかが見えてくることもあります。
その環境に浸ってみるのもそうだし、現地の人とのコミュニケーションで生まれることもあります。

だからこそ私は旅の良さをもっと多くの人に伝えたいなと思っているのです。
旅は人生をより豊かにしてくれます。視野を広げたり、価値観が大きく変わるきっかけも持っています。

そこで私にできることは、
【旅してみたいと思うきっかけ作り】と思っています。
→写真や動画の発信をすることで「行ってみたい!」を引き出す行動をする。
→もちろんそれを伝えるためのライティング能力も身につける。
→旅の「行きたい!」のきっかけ作りから、旅行中の思い出を綺麗な思い出として残すまでのトータルサポートをする。
→そもそも人が旅したいって思うのはどんなときなんだろう?を研究し言語化する。
→私は「人の人生を豊かにするお手伝いがしたい」と思っている。旅は人生の豊かな行動のうちの1つなので、私が旅という媒体を使うことでできることはなんだろう?と深掘りする。
→旅と心理学の関連性について調べてみる。

これらを今後極めていきたいです♡

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