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性的な強迫性が不安を和らげる

はーい!もこもこです。初めてPCから作成しています。こちらの使い方はよく分からないまま、習うより慣れよで体当たりで書いています。

昨日は、久しぶりに子供の頃の虐待のことを書いたので、疲労と得体の知れない恐怖感で空腹にも関わらず食事が取れず、調子が悪くなると風呂場が恐怖になるので汗ばんでいたのですが入浴出来ませんでした。

Youtubeの超熟眠の音楽とモンチッチファミリーを枕元に並べ、寝込みを襲われる妄想がやって来たので、自分の身体が触れたら感電する高電圧のコイル(MRIの様な?!)で守られているのをイメージしていたら、いつの間にかぐっすり熟眠できました。

朝はすっきりとした目覚めで、入浴してスッキリして、久しぶりに自分の髪の毛をセルフカットした後は、お尻のムズムズするフラッシュバックは昨日と比べてかなり弱くなっていました。

テーマの写真のお弁当は、通りがかりでたまたま入ったスーパーで購入したのですが、公園に持って行って、新緑のそよかぜの中で食べたこのお弁当は心安らぐ最高の美味しさでした。お弁当をひとりで味わって食べることが出来て、小さな幸せを最大限に感じられる幸福感や身体がぽかぽかする爽やかな安らぎを感じることが出来ました。

うれすぃ〜♬


✅サバイバーが文章を書く事は、フラッシュバックを緩和する作用がある?!

トラウマ体験を信頼できるサバイバー仲間に話したり、こうやって書いて表現することはフラッシュバックによる不快感を緩和するのに役に立つことをここで経験させて貰っています。

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✅自分の感情を少しづつ出して抱え込む訓練

私がこちらで取り上げているガートナーも、自分の感情を少しずつ出して抱え込む訓練が必要だと述べていますが、解離状態で何も感じずにやり過ごしたり誤魔化して長い間生きて来た自分にとって、勇気を出して12ステップのミーティング(相互援助グループ AA, NA, Coda, SA ..etc)に参加して、仲間たちとの自分の体験談の語り合いと共感の積み重ねによって、自分の感情を調節して出すことと感情を感じることへのやりがいを味わう感覚を工夫して磨いてゆくことが、私の様な何か大切なものが欠けた人間には必要なんだろうなあ。

自助グループについての説明があります⬇️


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ではでは、昨日の補足でガートナー先生に私の過去を解説してもらっちゃおう!の試みをやってみます。

ガートナー先生の書籍では男性被害者について取り上げられていますが、非常に分かりやすいので、無理やりですが、私は女性にも関わらずあえて引用させて頂きます。もし読者の皆様が違和感を感じられたらすみません。

私は、20代半ばから44歳まで、PTSDのトラウマ・エクスポージャーの治療を受けるまで、飲酒や処方薬依存、強迫的な性行動に悩まされていました。以下、著書からの引用です。
 【引用元】
少年への性的虐待 男性被害者の心的外傷と精神分析治療 2005年 作品社


✅強迫的な性行動で自分の不安やイライラをなだめている?!

解離した性的強迫観念 218~220ページ 第7章 解離と自己多重状態
 強迫的な性行動は、解離がうまく働かない時に出てくるやっかいな感情をなだめるための、一つの抵抗しがたい手段となりうる。

強迫的な性行動は、ギャンブル、過食、様々な嗜癖といった、トラウマに対する他の強迫的な解離的適応と同じく、不安をうまく制御できないのを解離によって解決しようとする。

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✅嗜癖(酔い)によってハイになり自分がまだ生きているのを確認したり、苦しみから逃れることができる


離人感や麻痺、空虚感を感じ始めた時に、嗜癖によってハイになり、自分がまだ生きているのを確認するのである。しかし、それらはまた、彼が不快な感情や思考を持ち始めたとたん、そこから麻痺して逃れる道具にもなる。

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✅嗜癖(酔い・アディクション)は自他の安全を確保するために必要な手段?!


 逆説的だが、嗜癖行動はそれ自体が衝動統制能力の不足を示すようにしばしば見なされるが、自身や他者に害を与えてしまうようなさらに危険な他の衝動を統制する方法なのである。

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✅自分自身を守るためにトラウマの最中に脳内麻薬が分泌される


身体が過覚醒状態の時、それを鎮静するためにオピオイドと呼ばれる化学物質が発せられる。性的な強迫性が不安を和らげることの生物学的基盤には、ストレス誘発性痛覚消失があり、これは、トラウマの最中やその後にこれらの科学的オピオイドが放散され、痛みを緩和するものである。(van der Kolk and Greenberg,1987; van der Kolk 1996)

ここの文章は入手可能な日本語訳の書籍があります。 
身体はトラウマを記録する ベッセル・ヴァン・デア・コーク 柴田裕之訳 紀伊国屋書店 2018年


✅被害時の性行動を繰り返したがる理由

 この痛覚消失には、抵抗しがたい魅力がある。この身体的変化は大いに再強化されやすく、繰り返しそれを体験したくなってしまう。そのため、このような自己緩和作用を持つ化学物質オピオイドを最初に放出するように促した、被害時の性的行動を繰り返すように動機付けられる

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✅強迫的な性行動には不安を和らげる作用がある⁈

オピオイドの分泌はトラウマとなった性行動への反応であるため、被害者は、その鎮静効果を再度味わう手段として、強迫的な性行動を取ってしまうのかもしれない。つまり、初めて虐待を受けた際不安を和らげるために身体が用いた生化学的手段を、強迫的な性行動によって、直接再体験できるわけである。

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✅強迫的な性行動に過集中することで、自己催眠作用が起こり記憶が飛ぶ(解離)

また、性的な強迫性は、それ自体がいくばくかの身体的な解放感をもたらす上、性的虐待を受けた者を、トラウマとなった元の行為に非常に近づける。するとその行為自体に注意が集中するため、自己催眠性の解離性トランスが起こり、それに意識が支配される。(Spiegel, 1990)

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✅強迫的な性行動によって湧き上がってくる絶望感を抑えられる

強迫的な性行動が持つ二つの自己緩和的な側面
 ①オピオイドの放出 
 ②性行為への催眠的な集中
どちらも、ほんのささいなきっかけで虐待のことが思い出され、わき上がってくるどうしようもない感情を制御するのに役立つ
(Briere, 1995; M. Schwartz, 1998, Cassese, in press)

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✅強迫的な性行動は解離(記憶が無い)ので安全確認が困難➡️性感染症の予防が出来ない

けれども慣れない状況では、いろいろなきっかけから突然、対処できないほどの性的な興奮が呼び起されてしまうこともあるようだ。そうするとますます解離がひどくなり、性行為が安全かどうか確認できなくなるかもしれない。(Cassese, in press)

つまり、解離は本人を有害な状態に晒すことになる。例えば、解離している者は、性感染症の予防を考えずにセックスをするなど、性行動の危険性をうまく判断できなくなっている。このため性的虐待を受けた者は、HIV感染のリスクが高まるだろう。(Cassese, in press)

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✅望まない性的関係にノーが言えない⁈


このような男性はまた、性的関係を望んでくる人に、いやだと言えないことが多い。これは危険がなさそうな関係においてはもちろんのこと、危険だと気付いている場合でもいえそうである。

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【もこもこの感想】

私は本📖の内容を写しているだけですが、ちょっと怖いぐらい、私のかつてのあるがまま、そのまんまでびっくり😱!!

前回私が書いたように、強迫的な性行動をしていた頃は、人間ではなく、筋弛緩薬💉や鎮痛薬💊を探すかのようにセックスの相手を求めていたのですが、自分でも書いていてぞっとします😱😱‥

トラウマの最中に科学的オピオイドが分泌され、加害者が去った後に、トラウマの最中に分泌された科学的オピオイドの渇望が始まり、あまりの猛烈な欲求に自分が乗っ取られたと感じるほどのものすごい破壊力・・。

は~ぁ・・

恐ろしい現実に脱力・・

道理で、加害者を自分から求めて自分をどん底まで痛めつけてしまうのですね。かつてのあの、安心安全で楽しい関係を求めているのにも関わらず、異様な焦燥感と身体の幻覚ーー粘膜のひくひくする反応から危険を求めてしまう、自分の意思が何か恐ろしいものに支配されてしまう、乗っ取られ感と絶望感と空虚感。


かつての自分の暗い過去は治療や仲間を得て、今では最大の資産になりました。
私の不幸な過去はたくさんの人々を死や悲しみから防ぐのに役にたっていると自分で自分に言い聞かせています。

私のモンチッチファミリーも、もこもこにどんなことがあったとしても、笑顔のもんちっちだよ!と傍らで励ましてくれています。
長文をお読みいただきありがとうございました!

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