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詩の採集

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よいと思った詩・好きな詩などを勝手に採集していきます。作者の方でマガジン追加を希望されない方がいましたらご連絡ください
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2024年1月の記事一覧

【詞】魚の斜陽

【詞】魚の斜陽

無限に耽る、寡黙な椅子で
カレンダーに記録を付ける
雨と永遠のノイズが先走る明日
軽やかに立ち竦む扉の夢の前

斜陽は高鳴って

消えそう魚になって

斜陽はただ待って消え

そう魚になって

柔らかな窓辺にまどろむ月の歌
カレンダーに既読を付ける
雨と宵闇のダンスが駆け抜ける明日
軽やかに待ち望む扉の夢の夢の前

斜陽は高鳴って

消えそう魚になって

斜陽は漂って消え

そう魚になって

どこ

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マガジン「詩の採集」について

マガジン「詩の採集」について

私、浅浦 藻が個人的にいいなと思った詩を勝手に追加していくマガジンです。

目的としては
1いい(と浅浦的に思われる)詩を他の人にも読んでもらうこと
2浅浦が自分の知見を広めること
があります。

とはいえ浅浦に影響力や拡散力はほぼないので、1に関して詩の作者の方にはメリットはさしてなく、2に関して言うと完全に浅浦にしかメリットがありません。

浅浦が素朴にめちゃいいと思った詩を、勝手に追加してい

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[詩]これはシエスタ

[詩]これはシエスタ

めざめたときには過ぎていた
ひこうき雲はもうすっかり青空に散って
見慣れない鉄塔だけがふぉんふぉんと光りそびえる
あれはゼットンみたいなものだ

空に線をえがいて通り過ぎたあなた
見送りになんていくはずなかった
灼熱の玉がこの星を終わらせるときがくる
赤い空の下で立ちつくすがいい
近所で出くわしたみたいに
素知らぬ顔して駆けつけてあげる
背中に手をあててあげる

これはうたた寝じゃない
シエスタだ

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