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理解が難しい“メタ認知”について

本日はメタ認知について書いていきます。
メタ認知は説明が難しく長文になりそうなのと、私の文章力で伝えれるか不安ですが、知っておくと凄く良い情報なので頑張って書いていきます!

ではメタ認知とはですが…

自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していることを認知する」ことです。
メタ認知の「メタ」には、「高次の」という意味があります。自分が「認知している」こと、たとえば記憶や思考、学習したことなどを、「高次の」視点から認知しよう、というのが「メタ認知」の直接的な意味になります。

これだけでは良くわからないですよね。

たとえばですが、自分が何かをしているときに、自分の中のもう一人の自分が冷静に見ているように感じた経験はないでしょうか。
こうした自分が能動的に行っている言動について、もう一人の自分が客観的な立場から、その言動を調整したり調和したりする能力をもって、「メタ認知」と言われてるのです。

メタ認知が高い人と低い人の例文も書いていきます。

・メタ認知能力が高い人の場合
恋人や友人、仕事の同僚とケンカをしてしまったとしましょう。
多くはその場合、お互いに腹を立てて相手のマイナス面ばかり考えてしまいます。
そんなときメタ認知能力が高い人であれば、ただ腹を立てるだけでなく、「どうして相手が怒ったのか」「自分に非はなかったのか」ということを客観的に考え、分析できるのです。
冷静に自分を含めた全体の状況を把握することで、同じ失敗を防ぎ改善へとつなげられます。この能力が高い人は、人間関係はもちろん、仕事もうまく進めることができるはずです。

・メタ認知能力が低い人の場合

恋人との初デートでお店を選ぶことになったとしましょう。
その際メタ認知能力の低い人は、相手の希望は一切考えずに「自分が好きだから」という理由でラーメン屋に連れていく、といった行動を取ります。
たとえ相手の好きな食べ物がラーメンではないと知っていたとしても、お構いなしに自分のしたいことをしてしまうのです。
デートに限らず仕事や人間関係全般で同じようなことが繰り返し起こるので、周りから「空気を読めない人」と思われやすくなります。


次にメタ認知には2つの種類がありますので1つずつ説明していきます。

①メタ認知的知識
「メタ認知的知識」とは、自分の短所や長所など、「自分自身について知っている知識」です。
たとえば、「話すのは苦手だが、人の話を聞くのが得意だ」とか「つまずくとすぐにマイナス思考になってしまう」といった、自分で把握して知識として理解できることをいいます。つまり、自分自身を分析して得た知識です。
注意すべきは、自己分析と把握ができたとしても、メタ認知能力が高いとはいえない点。
そこから先へ一歩踏み込み認知的知識をもとに、不得意とする分野への対処法までを把握できてはじめて、メタ認知能力を高めることが可能です。

②メタ認知的技能
「メタ認知的技能」とは、メタ認知的知識を把握した上で、現在の自分自身がどうか確認したり、対策を講じたりする能力のことです。
言葉だけでは伝わりにくいので図も貼り付けます。

このメタ認知を取得するには2つの鍛えるポイントがあります。

まず鍛えるべきは、メタ認知的技能の一つ「モニタリング」。自分を客観視し、思考や行動の傾向や短所長所を確認していく作業です。
自分を客観視するといっても、どうしたらいいのか分からない人も多いと思います。そんな人は、他人に対していら立ちを感じたときに一つ考えてみてください。「自分は何に対して怒っているんだろう?」と。
そこから、自分は何に対していら立ちやすいのかという傾向を分析してみましょう。一番冷静になることが難しい「怒り」の感情の中、自分を分析することで、自然と「モニタリング」の能力を向上できるのです。

次に必要なのは、もう一つのメタ認知的技術「コントロール」です。モニタリングで得た情報をもとに、対処するための目標を立て、それに向けて行動していきます。
たとえばモニタリングの結果、いら立ちを感じた原因が「相手の話し方」と分かったとします。そうしたら次は、相手の話し方に集中するのをやめる努力をしてみるのです。

長文、最後まで読んでいただき有難う御座いました。
凄くざっくりまとめますと「客観的認知能力」って事ですね。
メタ認知を出来ることで他の心理学、思考法などの吸収率が上がると私は感じてます。



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