水瀬

娘が寝ている間にポメラで文字書きをしようと思ってます。ところがどっこいあんまり寝てくれ…

水瀬

娘が寝ている間にポメラで文字書きをしようと思ってます。ところがどっこいあんまり寝てくれない。エッセイのつもりが育児日記だ

最近の記事

娘が生まれて1049日目の記録

娘が生まれて今日で1049日目となる。 今日は近所のちょっとしたお祭りに行こうと思っていたけど、朝から春の嵐で荒れに荒れ バスで行くつもりもこれはちょっと外歩きは出来ないなと車で行ったら駐車場は満車。結局ダイソーで娘の好きなシールとおもちゃを買って、帰って、だらだら過ごす。 そんな春分の日。 ごっこ遊びに疲れた娘は「○ちゃんねるね、おやすみ」と速やかにお昼寝モードになったので、この貴重な時間に1049日目に考えたことをつらつらと書きます。 もうすぐ3歳になる娘の世界は大きく

    • マクドナルドのプレイランド

      子どもの頃にできなかったことや、叶わなかったことは今でも燻るように心の奥底に残っている。大人になったらなったで、そのささやかな願いのデメリットがわかってしまうから。 全部いいよとはいえないけど、可能な限り応じてあげたいなと思い、時計や財布と協議する。 土産屋に売っているちゃちなキーホルダー 一度回したらきっと満足するガチャガチャ 絶対完食できなさそうなお子様ランチ 我が子が願うことは、小さなわたしが願っていたことと恐らくほぼ同じだ。 親になったらいろんなことが見えてきた。ま

      • 読書遍歴 おいしいコーヒーのいれ方

        記憶の中で、最初に読んだ「大人の本」かつ「恋愛小説」は、こちら 『おいしいコーヒーのいれ方 僕らの夏』 読書家の父親の本棚を勝手に漁っては、いろんな本をこっそり読みふけっていたのだが、その最初の最初-私が本好きになるきっかけはこの小説だった。 それまで青い鳥文庫ばかり読んでいた中学生の私が、本当の「本の世界」に誘われたのだ。 「僕らの夏」は、村山由佳さん(以下敬称略)の恋愛小説シリーズ 「おいしいコーヒーのいれ方」の2巻。 ひょんなことから親戚の年上美女 かれん と同居す

        • 親の気持ちも子の気持ちもわかるってわけ

          娘(2歳7ヶ月)の最近のブームはYoutubeだ。 しまじろうとかしなぷしゅとかでなくて、一般人がアンパンマンのおもちゃでごっこ遊びしたり、小学生低学年くらいの子供がメルちゃんを使ってごっこ遊びするような動画だ。 正直何が面白いのかわからない・・・。汚い言葉や悪影響は無いとは思うけど、なんとなく親、というか私としては正直見せたくない動画だ。一応、時間を決めてタイマーをセットしたりしているが視聴を切り上げるのはなかなか困難。さらにイヤイヤ期も重なって、大変です。 親になってわ

        娘が生まれて1049日目の記録

          すごいいね、武雄

          只今、ふらり旅の途中。 上り電車の待合にてこの記事を書いています。 佐賀にて友人の結婚式があるので前日入り。時間があるので、武雄市図書館を訪れてみた。 自分の仕事が図書館のため、以前からかなり気になっていた施設だ。 図書館の中に蔦屋書店がある。蔦屋(TSUTAYA)図書館ともいう。山口県周南市の徳山駅前図書館もこのスタイルを取っていて、Tカードを利用券として使えたり、本の貸し出しだけでなく、販売もしているのが特徴的。 公共施設プラス商業の形を忌む人もいるので未だ賛否両論の

          すごいいね、武雄

          海洋に沈む陽、流れ去るゴーグル

          親が苦心してあちこち連れて行った割には、子どもの頃の思い出なんて微かなものだ。遊園地や観光地、駄々をこねて得るのに成功したおもちゃやおやつ、へとへとな労力ははるか彼方に。子が大きくなり遠い記憶の思い出に残るのは、虫がいたとか、池に落ちたとか、そういうもの。 そういうものなのだ。私の頭の中から掘り起こす昔の記憶は。 それもどんどん色あせて、かすれて、残存する思い出を保護する様にフィルターをかけるからちょこっとフィクションが入る。 頭の中から、夏の記憶を引っ張り上げてみる。海、

          海洋に沈む陽、流れ去るゴーグル

          Threads(スレッズ)に触れてみて

          Twitter改悪騒動からいろんなSNSに避難している我々ツイッタラーバード。 私も避難所としてmstdn(マストドン)のアカウントを取ったものの、結局よくわからん。 7月6日に新たに「Threads」(以下、スレッズ)がリリースされたので、早速導入して触れてみました。その所感を少し書いてみます。 スレッズはインスタグラムを管轄するMetaが新しく作ったSNS。よって、インスタをかなり融和性が高く…というかインスタしてないと使えないよって具合で。 設定はとても簡単でした。ア

          Threads(スレッズ)に触れてみて

          ネットワーク・レガシー

          遺産というものは普遍的である。 と、考える。 不必要になった書類を当然のように処分した結果、ある歴史が平然と失われた、と言っても過言ではないように。 歴史的価値の高いメモとか雑記とか、必要に迫られて処分した恐ろしい価値を持つ。 書類や資料は多いだろう。復刻なんてできもしないし存在すらわからないものもあるし。 ただそれは未来の学者からの観点であり、我々は平然とその道を選ぶ。 時には災害や意図せぬこともあるだろう。 今の時代になると、それはデジタル化されて 管理もしやすいし処

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          バイバイ、ツイッターバード

          Twitterが虫の息。 イーロン・マスクの愚行や、何が起きてるかとかいうのは色んな人が論じているのでさておき。 読み込みすぎると制限がかかるため、ブラウザで見たり、リスト管理してみたり、まるで月末の通信制限のよう。ちょっとしたストレスの積み重ね。でも、フリーWiFiに繋いでデータを読み込むみたいな逃げ道は無い。 一時の処置、らしいですが… ツイ廃なので褒められたものじゃないけど、ネットでしか繋がってない知人友人と会える場所であるTwitterランドは、イーロン・マスク氏

          バイバイ、ツイッターバード

          スマートにさよならウォッチ

          スマートウォッチが大変便利である。 と言っても自分が使っているのはアップルウォッチとかガーミンとかではなくって、Amazonで四千円ほどで買った安物時計。多分「本物の」スマートウォッチとは使用感は全然違うんだろうな。 時計としてはもちろん、スマホの方の通知・着信をバイブで知るのが一番の役割 あとたまに歩数をチェックするくらい。ただそれだけだけど、仕事中とかスマホを取り出せない時には非常に役に立つ。 子供を保育園に預けているので、発熱などのお呼び出しの時にすぐに気づけるのが「ス

          スマートにさよならウォッチ

          赤ちゃんが赤ちゃんを終えるとき

          2歳の女児と過ごしている母であります。 最近彼女のイヤイヤがすごい。これがイヤイヤ期というものか。3歳ごろから始まるのかと思っていたけど、できることが増え始めてからゆるりと始まったイヤイヤは結構しんどい。 服を着替えないとか風呂に入らないとかはまだ分かる。 枝豆を自分で食べたい、さやから出せない(泣く)良かれと思って実を皿に出せば勝手に出すな!(泣く)お豆美味しい(少し笑い泣く)もっと皿に豆を出せ(泣く) ↑今日のお昼にあった事例ですン というかまあ服の柄が嫌だとか、自分

          赤ちゃんが赤ちゃんを終えるとき

          壁打ち文章

          産後長い文章が読めなくなっていたが、最近になってようやく活字が読めるようになった。 とはいえまだエッセイや短編程度で、昔はサラサラ読めていた長編小説には手が伸びない。結構な後遺症だ。読書は心身健康でないと、どんなに本が好きでも頓挫するなんて知らなかったよ。 元々読むのも好きだが同じくらい書くのも好きだった。ちょっとした小説も書いていたし、日記ーエッセイのように誰に向けるだかわからない日常の物語もブログに上げていたのは今は昔。いつの日かそれで食っていけたらななんて思っていたけど

          壁打ち文章

          臨月の貴方を前にひとりごつ

          早いもので自分の子供も1歳8ヶ月となりました。あっという間。本当にあっという間。 2歳…子育て歴も2年目が近づこうとも、毎日が新しいことばかりで、小さい「慣れ」はあってもまだまだわからないことだらけ。初めての子はきっと永遠に新しいことばかりでわからないことばかりだろうな。 そろそろセカンドも欲しいなとは思う。そしたら要領は一度やってるからわかるだろうけど 別の人間だし、姉がいる子として育てるんならきっとまたわからないのだろう。 といってもまだセカンドが来る気配はなし。まあ、気

          臨月の貴方を前にひとりごつ

          わたしのベビーアイテム遍歴 抱っこ紐編

          このあいだまでハイハイヨチヨチだった娘も今や齢1歳5ヶ月、たったかたーと走ったり、体力の続く限り歩いて移動するようになった。移動は自分の足。あれだけ世話になった抱っこ紐やベビーカーはお役御免。あっという間すぎる… とはいえまだリストラではない、はず…? 先日大学の先輩とベビーアイテムの話をしたのもあり、生まれてからわずか一年と少しだけどあれこれ考えて駆け抜けたベビーアイテムの数々を振り返ってみようと思う。あくまでわたしの振り返りの記録なので、参考程度に読んでいただければと思い

          わたしのベビーアイテム遍歴 抱っこ紐編

          帝王切開備忘録 今はパンツの跡となりて

          風呂で自分の腹を見ると、一年半ほど前にあんなにも大きく、臨月には中から生命体がウニョウニョと波打っていたのがまるで嘘のようにぺたりとしている。よく見るとほんの少しだけ筋のような線(妊娠線)はあるが、長年住んでいたアパートを引き払った時の家具の跡のようにささやかな履歴のようで好ましい。 そして帝王切開の跡は一年半経ってもはやきつめのパンツを脱いだ跡のような線になっている。深く切った(子供が出てきた)体の中央部は流石に消えずミミズ腫れのように少し盛り上がっているけども、痛くも痒く

          帝王切開備忘録 今はパンツの跡となりて

          出産すると文字が読めない

          出産してから変わったこと、いろいろあります。 体はもちろん、思考もまるっと変わったし。 ↑ここにいろいろ書いた。 変化に戸惑いはあれど一年もすれば割と慣れてきたもの。 でも一つだけとても厄介な変化があって現在進行形で非常に困っている。 文字が読めない! 正しくは、長い文章が読めないのである〜! 図書館で働いているのもあるけど完全に趣味というかライフワークとしてそれなりに毎日本を読んでいた。 出産してから長い文章、特に小説を読むのが結構しんどくなってしまった。 でもなぜ

          出産すると文字が読めない