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Threads(スレッズ)に触れてみて

Twitter改悪騒動からいろんなSNSに避難している我々ツイッタラーバード。
私も避難所としてmstdn(マストドン)のアカウントを取ったものの、結局よくわからん。
7月6日に新たに「Threads」(以下、スレッズ)がリリースされたので、早速導入して触れてみました。その所感を少し書いてみます。

スレッズはインスタグラムを管轄するMetaが新しく作ったSNS。よって、インスタをかなり融和性が高く…というかインスタしてないと使えないよって具合で。
設定はとても簡単でした。アイコンも紹介文もフォロー/フォロワーも完全にインスタからインポートだもの。ぶっちゃけインスタのストーリーをTwitter仕様にした、って認識。

Twitterでは許された(大目に見てもらえた)内容。エログロナンセンス、センシティブ、差別的発言や討論は認められないご様子。
だから、あちら側 ーWelcome To Undergroundー ネットの深淵の方の人らには不向きだろうな。いわゆるキラキラSNS。そもそもインスタがそれなのだから。

よく言えばFacebookとInstagramが好き 慣れてる 怖くない人ならきっと大丈夫
怖い 嫌い 近寄りたくない 人にはきっと向かない。

既に著名人やインフルエンサーも参入している。自分が見たところだと
攻撃的だったり批判するようなコメントは一つも確認されなかった。
割と穏やかに、煌めいた写真ややわらかいコメントが緩やかに飛び通っている印象。
そうそうこういうのでいいんだよこういうので。
「匿名性の薄さ」というのかな、個人が確立しているというか
有象無象になりきれないというのも、キツイコメントが無い理由だと思う。


というか古き良き牧歌的Twitterがそうだったと思う。自分の好きなネタや好きなジャンルをフォローで追加していって、構築していった世界だった。ヘンテコアルゴリズムで広告や極端かつ過激なツイートが無理やり表示されるようになったのはここ最近だろう。
人のネガティブな部分が刺激され、反射的に「このやろう!」と思い書き込んでしまいたくなることが最近多かった。ぶっちゃけ疲れていた。以前はそんなでもなかったのにな…

なので、昔々を思い出しながら、そうそうこういう感じだったよかつてのTwitterは
と、私的にはスレッズは好ましく思えるSNSです。

まぁサービス開始日だからこれからだろう。収益のために広告が色々出てくるようになってからの頻度とか、UIとかアップデートの内容とか、快適に住めるかどうかの判断はこれからだ。
Twitter騒動があってリリースが早まったというのだから、まだ整っていない箇所もきっとあるだろうし。そこは冷静に見ていけたらな、と思う。

ただ、Twitterのカオス感も嫌いじゃない(むしろ好き)
アニメゲームの感想が最速で飛び通い、企業公式の情報、ライフハック、笑えるエトセトラはここにしかない。情報の濁流で滝行して幾星霜、API云々あっても、落ち着くのはここなんやな。
今やライフラインの一端である。災害のこの季節には、被災地の現状とか、避難勧告とか、下手すれば知らないと生き残れない可能性すらあるんだから、切っても切れないTwitterなのだよ。
インスタの延長線上のスレッズは、多分ここまで生活に根付くのは難しいんじゃないのかな。
そも、以前clubhouseというボイスSNSがめちゃくちゃ流行し、すぐに下火になっていった例もあるし。SNSとして一定の地位を築き定着するってかなりの難易度なんだろう。
今のところやわらかTwitterのようなスレッズ、できれば長生きして欲しいかな。

てか、イーロン氏が来る前のTwitterに戻っていただければ
なんら問題はないんですがね

ということで使って1日目のスレッズの所感でした。

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