娘が生まれて1049日目の記録
娘が生まれて今日で1049日目となる。
今日は近所のちょっとしたお祭りに行こうと思っていたけど、朝から春の嵐で荒れに荒れ
バスで行くつもりもこれはちょっと外歩きは出来ないなと車で行ったら駐車場は満車。結局ダイソーで娘の好きなシールとおもちゃを買って、帰って、だらだら過ごす。
そんな春分の日。
ごっこ遊びに疲れた娘は「○ちゃんねるね、おやすみ」と速やかにお昼寝モードになったので、この貴重な時間に1049日目に考えたことをつらつらと書きます。
もうすぐ3歳になる娘の世界は大きく広がっていて、その刺激や感動のひとつひとつを懸命に伝えようとする。「かか!見て!」と指さすすべてが、彼女の世界の広がりだ。
かか、くるまからモクモクがでてるよ
かか、おつきさまがうえにおるよ
かか、くさがあるよ
かか、みて、わんわんがいるよ
かか、みて、かか、ほら、かか、かか・・・
生活のすべてがきらめいているのだろう。残念なことに、かかが疲れてたり急いでいるときに限って娘の世界がキラキラしているようだ。ので、曖昧な返事ばかりしてしまう。
ごめんよ
娘が0歳の時は言わずもがな、小さな小さな変化を一瞬も逃すまいと全てメモしていたんだよなと思い出す。それが今ではどうだ。娘は自分のことができるようになって、友達や先生と社会経験をして、人としてめちゃくちゃ成長しているのにあまり気づけなくて。
それどころか早くしなさいとかちゃんとしなさいとか怒ってばかりで、よくないね。
育児のエッセイなどを読むことがあるけど、大概出産から1歳までの記録はしっかりあっても、2歳から3歳はいつのまにか急成長していて(かつ、親の方も育児に慣れて)なにそれが出来るようになった、みたいな記録があまりないことが多い。
この2歳3歳の頃って、急成長しているから把握が追いつかないのと、親の元気&体力メーターが急激に減っているからなのではなかろうかと思う。仕事や家庭で粉骨砕身して、その上イヤイヤなぜなぜ期を笑顔でのりこえて詳細を記録できる人なんていない、いてもわずかだろうよ。
と、ふと思ったので記憶があるうちに書いておこうと思う。
些細なことのメモも、いつかは宝になるんじゃないかな。
好きだったものが苦手になってることが多くなった。
例えばコインランドリー。ぐるぐる回るのを機体にへばりついてじっと眺めていたのが
大きな音と無機質な空間が怖いというので苦手に。
例えばバブ(入浴剤)。ある日突然、ぶくぶくがこわい!と拒否するようになった。
バブが無いと風呂に入らないという時期があったのでまとめ買いしていたのでめちゃめちゃ余ってます。どうすんだこれ
本人が「なぜそれをきらいなのか」を説明するので、(大人からしたらそんな些細なこと・・・と思うけど、本人はいたって真剣だ)その意を汲んでやる。そこも成長だ。親子共々の。
大谷翔平を見て「かーぷ!」と言う(野球関連の全てがカープだ)
テレビに映った場所に「いきたいねえ、いつかいこうね」(何かの番組の刑務所を指さして言った言葉 もちろん他の映像でもいきたいねえ、)と言う
ルイボスティーを「かかのおちゃ、おいしいねえ」と言う
ほかにもいろいろ、可愛い言葉があるんだけど、あったんだけど、なんだったろう思い出せない・・・。小さな変化、大きな喜び、かつてひとつひとつ記録していたことが思い出せないです。そうして大きくなってしまうんだろうな。
すやすやと昼寝をしている吾子。生まれて1049日目のあなた。
かかは上手にかかをやっている自信はありませんし、あなたの成長の記録はことごとく漏れている。あなたが視ているキラキラした世界を「ふつうのもの」と一蹴してしまいがちだし、ちょっと待ってとまた今度ねを頻発して(これは大人の世界では信用されないよくない対応です)不満でしょうね。よくないね。言葉にしたらこいつはよくない母親だ。
でもあなたのことは大好きなのはわかってね。
外は春の嵐、とんでもない雨風で家は揺れる。穏やかな寝息が聞こえる側で書く覚え書き。
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