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リスキリング後のキャリア支援ニーズのこと

5年間で1兆円をかけると政府が発表して話題となった「リスキリング」。
リスキリングとは、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必
要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得すること」を言います。(参照:経済産業省)
そして、近年話題となっている背景には産業構造の変化があります。つまり、経験やスキルを身に付けていても将来はニーズが少なくなる職種と、既に人材不足が起こっている職種が存在しているのです。

参考:forbesjapan「5年で1兆円投資の日本 いまリスキリングを広げる意味」


これらの動きもあり、ITリテラシー・AIやデータ分析等のスキルを新たに習得する方も増えています。ただ、習得した後のキャリアプランがない場合、「資格は取得したが仕事は変化していない」「知識は習得したが、活かし方がわからない」等となり、新たなステージへ進みにくい事情もあります。そこでキャリア支援者の役割が増えているのです。

キャリア支援者は将来の方向性である個人が持つキャリアビジョン、現在の仕事を取り巻く環境、将来のニーズ等を考えながら「リスキリングのキャリア構築」に伴走します。

そのような「リスキリングのキャリア支援」に関わる方向けの研修も担当しています。キャリア支援者の私たちも、知見のアップデートが求められています。