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80歳まで働き続けるための、目標の考え方

中小企業の創業者として、80代まで働き続けていた祖父から学んだことは沢山ありますが、その一つが、目標は到達だけを目指さなくてもよいということです。ミドル世代、シニア世代の方の中には、「死ぬまでには、この目標は達成できないだろう」「元気なうちにできそうなことは、何も思いつかない」等と考える方もいらっしゃいます。そうして、達成することは無理そうだからやらないと落ち込んだりと、『目標』に対して前向きになれないのです。


けれども、目標は必ずしも達成しなくてもいいのではないかと思います。

考えること、持つこと、プロセスを経験することだけでも、それ以前とは変わってくるからです。情報が入ってきたり、新たな人脈が構築できたり、経験が増えたりとそれまでとは変化があるはずです。また、目標への進み方を、スモールステップを細かく分けて、一つずつ進んでいくということでもよいでしょう。


達成にこだわりすぎると、ミドル世代、シニア世代にとっては苦しくなることもあるのだと思います。晩年の祖父もそうでした。その姿を思い出すたびに、考えること、経験することも楽しむとよいのだと、教えられていたように思います。



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