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論文とプレゼンで綴る、研修講師への道

最近、研修講師として仕事を始めたいというご相談をよく受けます。

確かに、キャリアコンサルタント等の資格を取得して周囲へ発信しても、いきなり研修講師として仕事が舞い込むというわけではありません。
企業の人事部等で実践を積んだり、研修会社や学校法人などの面接を受けてトレーニング後にデビューするなど、様々な経験を経て生業としている方が一般的です。

講演であれば専門性を活かして話をすることで成り立ちますが、研修となると伝える力や、グループワークを通してシナジー効果を高める等の技術も必要となるからです。

研修講師スタート時のアクション


約10年前に仕事をスタートした際に経験した内容は、以下です。
☑研修講師・コーチのプロとして活躍する方の指導
☑学校法人での講師業の面接とトレーニング
☑コミュニティカフェでのファシリテーター経験やプレゼン講座受講
☑SNSやサードプレイス経験での人脈構築

特に、2か月に1回、コミュニティカフェでファシリテーターを続けていたことは次につながる経験でした。常に、大勢の方に見てもらえる機会だったからです。


10年後、次に取ったアクション


また、この数年の間で講師業に役立っているのは、以下の経験です。
☑大学院や書籍で身に付けた複数の理論と、物事を論理的に説明する能力
☑資格取得やコミュニティ活動で身に付けた、企画やプレゼンの実践体験
☑複数の研修会社でのトレーニングや講師仲間との知見の共有
☑SNSやサードプレイス経験での新たな人脈構築

一見関係がないように見える学会や勉強会への参加や、サードプレイスでの企画提案などが次につながっていると感じます。

いつの時代も共通することとは

いつの時代も変わらないのは、人脈構築と実践体験。
一定の期間、私たちは周囲の方々にモニタリングをされています。ということは、見てもらえる場に出ることで将来の活動や仕事に近づきやすくなりますね。もちろん、うまくいかないことも起こりますが、他者からのフィードバックや内省を通して成長できると感じます。


今はオンラインセミナーや動画配信等で、より多くの方に見てもらうこともできるようになりました。

突然、理想の生活にワープすることはできないけれど、戦略的に機会を得て、近づいていくことはできますね。

どのようにして次のステージへ近づいていくのか、一緒に考えていきたいですね。