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今永昇太も叫んだ”Go Cubs Go"、カブスのアンセムの誕生ストーリー

シカゴ・カブスの今永昇太がメジャーデビューを最高のピッチングで飾った。

今年1月13日、シカゴ市内のホテルでカブスの入団会見に臨んだ今永昇太は、カブスのユニフォームに身を包み、居並ぶメディアを前に冒頭、こう切り出した。

このフレーズは、シカゴ・カブスのアンセムソングとなった"Go Cubs Go"のサビの部分である。

今永昇太はこのフレーズで、シカゴのファンのハートをがっちり掴んだに違いない

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【来日記念】テイラー・スウィフトの「祝福」と「呪い」(野球編)

米国の音楽界のスーパースター、テイラー・スウィフト(34歳)が、自身6度目となるワールドツアーである"The Eras Tour"で日本を訪問し、2月7日から2月10日まで東京ドームで4日連続、公演が行われる。

1989年生まれのテイラー・スウィフトは2006年にアルバム"Taylor Swift"でデビューして以来、立て続けにメガヒットを連発し、いまや米国の音楽界どころか世界的なアイコンである

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【2023年8月31日】アクーニャJr.、MLB史上初の「30本塁打・60盗塁」に到達、NPBで最も近づいた男は?

アトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.がMLBの歴史に名を刻んだ。

8月31日(現地時間)、ドジャースタジアムで行われた対ロサンゼルス・ドジャース戦で、アクーニャJr.は「1番・ライト」で先発出場し、2回の打席で30号となる満塁ホームランを放ってMLB史上初となる「30本塁打・60盗塁」を達成した。

アクーニャJr.は2019年のシーズンに41本塁打と37盗塁を記録しており、同一シ

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WBC2023ベスト4 メキシコ代表選手名鑑

 第5回WBCも、いよいよ準決勝2試合と決勝を残すのみとなりました。
MLBのマイアミ・マーリンズの本拠地である、ローンデポ・パークで開催されます。

まず準決勝の対戦カードですが、

・キューバ対アメリカ 3月20日(月) 8:00(日本時間)
・日本対メキシコ 3月21日(火) 8:00(日本時間)

とりわけ、日本代表と対戦する、メキシコ代表がどういうチームなのか、気になるところでしょう。

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WBC2023 "Baseball Spoken Here" 

第5回WBCは、日本代表が14年ぶりに3度目の優勝を果たした。

WBCの大会のレベルは回を追う毎に上がっている。
故に、その中で日本代表が優勝したという事実は、非常に価値がある。

今回、日本代表の優勝の理由は、高いレベルを備えた選手が集まったことに加え、その個をつないだチームとしての強さである。

招集する選手ひとりひとりに声をかけて廻った栗山英樹監督、その志に共鳴したダルビッシュ有、大谷翔平

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ARIトレイ・ロブロ監督は古田敦也をどう紹介したのか?

古田敦也さんが、米国MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックスのスプリングトレーニングの臨時コーチとして招聘されました。

https://news.nifty.com/article/sports/baseball/12145-2191194/

ダイヤモンドバックスの監督を務めるトレイ・ロブロが、2000年にヤクルトスワローズでプレーした縁で、同僚だった古田さんを招いたものです。

ロブロ監督が

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WBC2023:MLB選手の保険加入問題


来たる3月に控えた第5回WBCの米国代表に内定していた、ロサンゼルス・ドジャースに所属するクレイトン・カーショウ投手が土壇場に来て、保険の加入の問題を理由に参加を辞退せざるをえなくなったことを報じられました。

https://nordot.app/1000155325680451584?c=768367547562557440

カーショウが所属するロサンゼルス・ドジャースの地元紙であるThe

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WBC2023代表選手名鑑 米国・投手編

監督
マーク・デローサ( Mark Thomas DeRosa、1975年2月26日 - )
ペンシルバニア大のビジネススクール出身の秀才、現役時代はユーティリティプレイヤーの内野手でMLB通算100本塁打。現在は解説者で、プロで監督経験はないが、リーダーシップとデータ分析力を買われ、スター軍団の指揮官に大抜擢。

投手
ローガン・T・ウェブ(Logan T. Webb, 1996年11月18日)

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