出エジプト記8:16 〜 19★2022/03/07掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記8:16 〜 19
16 【主】はモーセに仰せられた。「アロンに言え。あなたの杖を差し伸ばして、地のちりを打て。そうすれば、それはエジプトの全土で、ぶよとなろう。」
17 そこで彼らはそのように行った。アロンは手を差し伸ばして、杖で地のちりを打った。すると、ぶよは人や獣についた。地のちりはみな、エジプト全土で、ぶよとなった。
18 呪法師たちもぶよを出そうと、彼らの秘術を使って同じようにしたが、できなかった。ぶよは人や獣についた。
19 そこで、呪法師たちはパロに、「これは神の指です」と言った。しかしパロの心はかたくなになり、彼らの言うことを聞き入れなかった。【主】の言われたとおりである。
《参考》
第三の災い
*実行(16 〜18 節)
第三の災いは、ぶよ。
第一の災い、第二の災いと比較すると、記述量は少ない。神学的意味(エジプト人に与えた影響)が、最初の2つほど重要ではない。
災いの各セットの中の3番目には、警告は出てない。モーセがパロの前に立つことなしに、災いが下る。
(1)動作の主体は、アロンの手。
最初のセット(1 〜3 の災い)では、すべてアロンの手が動くことによって災いが起こる。
(2)災いの範囲は、エジプト全土に及ぶ。
最初の災いのセットでは、害がエジプト全土に下り、イスラエルの民もこの被害に遭った。しかし、次のセットからは、イスラエルの民はエジプトから区別され、守られる。
(3)「ぶよ」は、ヘブル語では「種々の害虫」を指し、雑多な害虫が現れたと考えるのが良い。
*結果(19 節)
災いの程度は、最初の3つが「煩わしいもの」だった。
エジプトの呪法師たちは、第三の災いに至っては、同じ災いを起こすことができず、「これは神の指です」と叫んだ。エジプトの呪法師たちは、自分たちが神以外の力によって、これらのことを行ったと暴露した。
そして、パロの心は、また頑なになった。「【主】の言われたとおりである」と書かれている。
▼この災いで打たれたエジプトの偶像は2つ。
(1)Uatchit【ウアトゥチット】(昆虫からエジプト人を守る女神で、コブラの頭に赤い王冠をつけている)
エジプト人がウアトゥチットの名を呼び、助けを求めても、この偶像神はエジプトとエジプト人を昆虫の害から守ることはできなかった。
(2)Seb【セブ】(地の神で、害虫から人々を守る)
セブもウアトゥチットと同じように、害虫から人々を守ることができなかった。
▼エジプトの偶像は、無力であることが証明された。
この災害で、偶像だけでなく、偶像に仕えるエジプトの祭司たちも辱めを受けた。エジプトの祭司たちは、神経質なほど清めに気を配り、昆虫による汚れを受けないために、全身の毛を剃っていた。
エジプトの祭司たちも「種々の害虫」による災いを受け、偶像は、自分たちの祭司を守ることもできなかった。
災いにより「【主】のようなお方はほかにはいない」ことが明らかになった。
人間の手で造られた偶像は、無力だ。
★【主】だけを誇りとし、私たちの神のようなお方はいないと告白し、この世に出て行こう。
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