村八分モリー

物語の最期は頑張ってる女の子の上澄みだけを掬って死にたひ instagram:mki…

村八分モリー

物語の最期は頑張ってる女の子の上澄みだけを掬って死にたひ instagram:mki107

最近の記事

俺たちゃ「ナチュラルボーン精神病」

前提に僕の考えとして、 「個」は他人から(若しくはもう1人の自分から)視る現在進行形のただ一点である。 今すぐに技術が身につく訳でもない、 今すぐ売れたいとか、認めてもらいたいとも思わない。(そもそも自分が認めてないのに他人が何をもって認めるのか) SNSは、只、ただちゃんとやってるよって、 知ってる人には知っててもらいたい。企画書を提出している感じ。事実を並べるツール。沢山の人に見てもらわなくてもいい。勿論、誰かに見つかればラッキーくらいに期待はしてるよ。 僕はね、10

    • 愚痴

      「外連味塗れの自己主張」、 「他人のクソどうでもいい劇団スカッとジャパン」、 「明日には忘れているであろう有象無象の豆知識」、 「何も考えず家からも出ず、繰り返し同調するだけで賢くなった気でいる馬鹿」 Twitterが「サブカルネット民のコミュニティ」から「大衆の憂さ晴らし愚痴集積場」になって久しく、 昔はちょっとセンスのいい年上のおあ兄さん おあ姉さんが教養や経験値を分け与えてくれる場所だった筈なのに、 今や何万、何十万のいいねが付いたツイートは作為的である様に、 ま

      • 『遺書』

        「決して何者にもなれないお前たちに告ぐ」 理性で固定していたイクニチャウダーの台詞はついに前頭葉を貫いた。 2日前までは考えることを辞めていた。 さようなら、初めまして。 台詞柄の棒を突き立てたまま血糊塗れの「認識」はまた脈を打ち始める。 男「俺にお前程の情熱はない。夢もない。かといって職に就く気力もない。」 暗転 「好き」とは何だ。 24時間認識と闘い続けることが「好き」か? 圧倒的見識、知見を持つことが「好き」か? モノを所有することが「好き」か?  認識の前

        • 帰ってきた、屑・虎・MAN

          どうしようもねェ屑が帰ってきた 深夜書いたラブレター たくさん抱えてやって来た ウルトラな母が居て、ウルトラな父が居て、 そしてプータロウの僕、 宛先はこの世の全ての屑に向けて ココ一年のことは鮮明には思い出せない。 なんせ激動だった。 目紛しく景色が移ろう中、青信号を一緒に渡るヤツの顔なんて覚えてないけど、 直近で意識した外の変化、と言えば、時世に囚われず巡り咲く時華たちや、ヘルメット必須着用になったヘル中ならぬヘル高(あぁ...おしゃれも出来ないのね可哀想に...

        俺たちゃ「ナチュラルボーン精神病」

          「とぅいったぁ」いけずな人。

          僕の周囲で「脱とぅいったぁ」、「脱ネット」という声をよく耳にする。(昨今体感としてネットを指す時はイコールで「とぅいったぁ」を表すと思っているので、ここでは敢えて"ネット"と称しておく(発音としては押井版攻殻機動隊からネ↑ット)) ネットは人の時間を蝕みながら自己対峙の機会を減らす様働き掛ける。対して自分は、 その日得た付け焼き刃程度の知識に満足するも朝には忘れ去り、ぶくぶくとコレステロールの様にプライドだけが膨れ上がる。 その悪質な互換性を持った異形の塊は正しく怠惰の極

          「とぅいったぁ」いけずな人。

          「太陽の塔」という奇跡体験アンビリーバボー。

          高さ70m、幅25mから成り立つ、吹田が誇るバベルの塔。 1970年「未来と科学」、「人類の進歩と調和」をテーマとした大阪万博に対する、 堂々アンチテーゼとして発表された「太陽の塔」 「岡本太郎」、元より「芸術」に対してあらゆる表現者がこんなにも固執する理由とは何だろう、とずっと考えていた。 そして今日、限りなくその答えに近づいた。 車から降りた時点で展望出来る2キロ先の "それ"はあまりに巨大で、 「こいつは手始めのジャブだ、くらえ」と言わんばかりに、先ずはこちらの遠

          「太陽の塔」という奇跡体験アンビリーバボー。

          ハレ時々ケの日。カエリミチ。

          怠惰=氷山の一角 処女性の喪失=疑うことを学ぶ 社交性に富んだ=つまらない人間 モノを知る=偏見とバイアス 煙草=文化的に健康 アルコール=毛虫の毛以下 ロックンロール=たったの半世紀 労働の対価=失った春と修羅 人を愛する=緩やかな自殺 孤独=言葉の洪水 若さ=諦めの悪い大馬鹿 思考停止=唯一の救済措置 僕=僕以外の全て 父親=偉大なるペテン師 あなた=嫌い、でも愛してほしい なんつて。 五月雨にしてはちと遅い水無月も中頃。 コンクリを劈く雨

          ハレ時々ケの日。カエリミチ。

          好きな"線"の話。

          一晩中線画の事を考えていたらお日さんが昇っていたので、せっかくだから綴っておこうと思います。 断っておきますが、 これからやろうとしている行為は本来物凄くダサいことです。 好きなモノを語る、則ちそれは絵描きとしてのネタ元を明かす事なので、とにかくダサいです。 承知です、それでも語りたい。 僕が影響を受けた、好きな線の話。  「松本大洋」 先ずマイフェイバリットに燦然と輝くは、サブカル誌の名言製造マシーン松本大洋。 10代で松本大洋と諸星大二郎を立て続けに読んでしま

          好きな"線"の話。

          非"情"事態宣言解除を受けて。

          非情です。こちら左京区静市、とうとう土俵際まで追い詰められました。 バイト先での悪行の数々が白日の下に晒され、異端審問を受けたのは数える事二週間前。 勤務中にギター弾いたり大勢と酒飲んでたのがバレて、僕のアトランティスは崩壊しました。 文化の喜びを持ち込んだだけなのに! 京産大の一部アホウがクラスターの引き金となり、静市の情勢はまぁ由々しきモノになっている中で、 卸売業はといえば相も変わらず何も品質の変わっていない商品に「美味しくなりました!」のラベルをぺたり。

          非"情"事態宣言解除を受けて。

          Born To Lose 今日も負け。

          存在の根幹を揺るがす作品に出逢う度に、 自分の存在を頭から否定された気分になり、 やるせ無くなった後に死にたくなるのです。 精神性やイデオロギー、魂、民族の悲鳴、 歪んだエロス 、諸々の創造物。 そういった一方通行の暴力。 いっそこのまま精巣を握り潰してくれと思う程にはショック! 終始嗚咽と格闘しながら感受性の暴力を受け続けられるのは悔しくも僕が若干のマゾヒズムを兼ねているからで、でなければとっくに泡吹いて倒れてると思うんです。 内面世界から抉り出した原型を留めていない

          Born To Lose 今日も負け。

          攻殻機動隊SAC_2045(鑑賞時のメモ)

          (鑑賞前) ゴジラ、レビウス観た辺りから正直3DCGアニメーションには期待してなかった。 (主にポリゴンピクチュアズには) ましてやマイオールタイムベストでもある 攻殻機動隊の新シリーズなんて。 (鑑賞後) まず一、二話だけ。 率直に言ってこの新シリーズはフアンに向けて作られてるモノじゃない。 「攻殻初心者入門」て感じがする。 台詞は捻りも皮肉も弱い。 物言いはストレートだし、バトーはそんなに笑わない。 サイトーはもっとタフガイだぞ。 素子もそんなアイシャドウするかな。

          攻殻機動隊SAC_2045(鑑賞時のメモ)

          ブルースに追いつかれちまった。

          うー、ヒッく。大分が産んだ名酒、いいちこ900mlパックがそろそろ底を尽きそうな 午前6時半。 今朝、近所のおっちゃんからもらったばかりの日経新聞に対して未だ「広げようか否か」の段階で睨めっこ中の僕を尻目に、 フィルターぎりぎりのラッキーストライクは、随分前から煙の吐き方を忘れているようだ。 「コロナ専念 救急医療縮小」 「JAL 3千億円融資要請」 「雇用助成金 拡充を検討」 「パチンコの6店名公表 大阪府」 ほほぉ。フムフム。なるほどなるほど。 あー

          ブルースに追いつかれちまった。

          結局、「桐島」って何なん?

          ふと、「僕は意味に縛られることが多くなったなぁ」と思ったり。 これ何周かしてるんだけど、 いわゆるニヒリズムに陥ってるというか、 絶賛、実存主義の状態に陥っております。 用は何かにつけて「それ、意味あんの?」って考えちゃうやつ。 いやついこないだも断捨離をしましてね、 ゲームやらSNSやら僕の夢を邪魔してくる 煩悩君達を次々にメルカリへ島流しの刑にしてやってた訳ですよ。 とにかく僕の手元から無駄を無くしたくて。 そうやってしばらくメルカリ乞食をしながら 食いつな

          結局、「桐島」って何なん?

          はじめに(冬が終わらない)

          水道代タダなのと家賃がビビるくらい安いのが売りのココ"静市"っちゅうほぼ"山"な土地の、 さらに分け入った比叡山きわきわにそびえ立つは、えっへん我が牙城。 スーパーが等間隔に3つ、それも全部徒歩40分の距離。Amazonは必ず1日遅れで届く。 盆地のせいで夏は馬鹿暑くて冬は馬鹿寒い上に 春と秋がほぼ無い。 ——僧か? 1年目から思ってるけど ここら一帯に住んでるやつ絶対アホや。  絶ッ対アホや。 まぁそんな利便性のかけらも都の趣も無い アホみたいに只広いだけの土地で、

          はじめに(冬が終わらない)