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自分の心と体を知る~体編『栄養学の基本』3章まで

2024年3月に乳がんと診断されてから、五行説ヨガの心と身体の捉え方について、ちょっと学んできました。これはこれでものすごくよかったんですが、今日は、西洋医療の視点で、身体を理解してみることに。

というのは、毎週受けているオンライン漢方相談で、教えてもらったり話題に出る、基礎的な人体の仕組みをぜんぜん知らないことに気づいたから。人体というか、中学で習った生物学のレベルか。いままで、歯医者以外の医者知らずで生きてきて、ほとんど意識する必要がなかったし、特に興味もなかったしね。ぶつぶつ。

キンドルでこの本を買ってみました。↓

序章.体と栄養の基礎知識

栄養とは

体内に食物(栄養素)を取り込んでから排出までの流れ。

食欲の仕組み

脳の視床下部にある2つのホルモン(①空腹中枢②満腹中枢)がコントロールしている。

5大栄養素とは?

1.糖質・・・エネルギー源。使い残りは中性脂肪になる。 
2.脂質・・・エネルギー源。使い残りは中性脂肪になる。 
3.たんぱく質・・・身体を作る元。糖質と脂質が不足しているときにエネルギー源として使われる。
4.ビタミン・・・生命維持に必要。
①脂溶性(A、D、E、K)②水溶性(B、ナイアシン、C)
5.ミネラル・・・生命維持に必要。
①主要ミネラル:カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、リン)②微量ミネラル:鉄

1章.栄養学とは

2章.消化と吸収のしくみ

消化とは、食べ物を小さな分子に分解する仕組み
①機械的な消化:咀嚼、胃や小腸内でのぜん動運動
②科学的な消化

消化器系の器官
①消化管:10m。口~食道~胃~小腸~大腸~肛門
②付属器(消化酵素を出す):唾液腺、肝臓、胆嚢、すい臓

分泌する消化酵素は、自律神経と消化管ホルモンによってコントロールされる。(例:口に食べ物が入る→副交感神経が刺激→アミラーゼを含む唾液が分泌)

小腸:消化・吸収の90%を担当。(3-5時間)

小腸の12指腸から消化管ホルモンが分泌
→すい臓からすい液(糖質、たんぱく質、脂肪を分解)
→胆嚢から胆汁(脂肪を乳化)
→最終分解物:
グルコース、アミノ酸→小腸のひだに生えてる繊毛の中の毛細血管へ
脂肪酸、モノグルセリド→小腸のひだに生えてる繊毛の中のリンパ管へ

大腸(盲腸、結腸、直腸):水分を吸収する

腸内細菌:1000種類、100兆個。
※身体に住みついてる細菌の90%

肝臓:体内最大の臓器(1Kg)。
   ・多くの化学反応が行われる(栄養素、酸素)。
   ・薬物やアルコールを解毒して、血液に戻す(→腎臓→尿)
   ・1分に1ℓの血液がいく。
   ・血液量を調整する(貯蔵、放出)
   ・3大栄養素の代謝(合成や分解)

→だもんで、抗がん剤治療中は、肝臓と腎臓に負担がかかる!
血液状態も、悪化する。 

3章.水・体液・血液の働き

体液とは、体内の水分量。①細胞内液②組織液③血液④リンパ液

体の代謝が活発なほど、水分量が多い:新生児:80%、老人:50%

栄養素と酸素は、血液とリンパ液を通って、体内へ。

老廃物は腎臓で血液をろ過して、尿へ。(おしっこの元は血)

・体内の水分が過剰だと、むくみが発生。腎臓や肝臓障害でもむくみは発生する。

・細胞外液は、海水とほぼ同じ。(ナトリウム、塩素イオン)

血液の量は、体重の8%(50Kgの場合、4ℓ)

血液の構成は、①血球成分(赤血球(ヘモグロビン)、白血球(リンパ球、好中球)、血小板と②血漿(液)でできている。

血液の働きは、
①物質の運搬:例)赤血球内のヘモグロビンは酸素を送り届け、二酸化炭素を肺に戻す。
②免疫機能:白血球(リンパ球、好中球)
③止血:血漿、血小板
④体温調節:血漿

序章から3章までのまとめというか感想

抗がん剤の治療中は、特に肝臓と腎臓に負担がかかるというのは、そういうことだったんですね。

血液の質を上げるには、食べ物と、各関係器官がよく働くようにすることが大事ですね。

冷え性なんで、血液の量も増やしたほうがいい気がするんですが、それについては、これから学んでいきましょう。






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