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島は好きに過ごしてなんぼ!

この言葉を呑み会の時に聞いてから、どことなく大切にしている。

この言葉を何気なく放ったSさんはバレーで知り合い、私たちより1世代お兄さんでいて、私と歳の近い奥さんと子供が2人いて、1番歳と距離が近い島のご夫婦である(そして、最後の島人同士のご夫婦なのである)。

Sさんご夫婦の存在が、私たちの世代にもお手本というか、島での夫婦像というか、心強い存在なのは確かだ。

お邪魔したら、ご馳走を振る舞って頂いた。


島というある程度、自由極まりない中ではやりたいことはやるべきだし、肩肘張らずに好きなことをやるには持ってこいの地であるのは身をもって感じている。

好きな髪色や服装も心置きなくできるし(個性を保てる環境は、メンタル的にもすごく重要でポジティブな要素)、ギターも大きな音で奏でられるし、やりたいこと、島でできること、島だからできることはどんどんやるべきなのだと思う。
私は島という開放的な気持ちになれて、救いみたいな景色の海があって、知り合いのいない地で、いい意味で1度自分をリセットできた感があり、ありのままの自分で24時間過ごせるようになり、心に余裕もできたし、変に取り繕ったり偽ったり、うまく魅せたいという邪念も取り払われて息がしやすくなった。

来島して来年は4年目に突入するわけで、改めて自分が島に来た(導かれた)意味とやりたいことを照らし合わせて、挑戦したいことは前向きに取り組んで、やりたくないことはそっと交わしながら、泳ぐように生きていきたい。

先日、『あのこは貴族』の映画を観て、
「どこで生まれたって、最高な日もあれば泣きたくなる日もある」
という台詞が劇中にあり、大都会と島という正反対のシチュエーションにいながら、それがすごくしっくりと胸に響いた。
どこにいたってに置き換えられるなぁと。


話は変わるが木曜日のお休みに、髪の毛を染めに行った。
2022年の目標のひとつに美意識を高めることを決意入れたので、ブリーチを2回して攻めた。
髪色を明るくいて、ポップに過ごしたいの意。

この日は寝坊して、目覚めて15分後の高速艇に飛び乗って、駅のトイレでメイクをするという学生時代みたいなことをした日。
高速艇は偉大なので、乗りたかったフェリーよりも早く着いて不思議な感じがした。

年末特有の財布の紐が緩んでいる甘さから美容院で散財し、メガネも新調した。リッチな気分で帰りも高速艇で帰ってきてしまった。これだから12月は少しばかり好きだ。



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