見出し画像

脳内ゲームオブザイヤー アーカイブ '17

第34回脳内ゲームオブザイヤー
西暦2017年のゲームから個人的ベストを決めていきたい。
2017年は、2021年から見ると"4年前"。全然ついこないだのことだ。
出来事なんかも一応まとめるけど、みんなかなり覚えてると思う。

Nintendo Switchのデビュー年

2017年に発売したハードといえば「Switch」をまずは語るべきだろう。
もう4年も経ってるんだね。でも現在にいたるまで品薄が続いて、フラっと店にいってホイっと買えない感じなのは(理由は色々だろうけど)すごい。
ライバル機と比べるとグラフィック性能が劣る、ディスク容量が少ない、などのハンデがあるにも関わらず市場を席巻しているのはご存じの通り。
XBOXの新型である「Xbox One X」も同年発売。
筆者はXBOXは360で止まっちゃってるんだけど、新型というか上位機というか、互換性が何処まであって何処から無いのかとか、曖昧な感じになってきてるよね。初代箱からゲーム全部動くのかな?
あとヒンジがついた「2DS LL」が発売。こういうのでいいんだよ的な、モビルスーツで言うとジェガンのような機体。
スーファミミニこと「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」も同年発売だった。
スマートフォンはiPhoneでいうとX(10)のころ。

ソフトもラッシュだった。
Switchで「スプラトゥーン2」「ゼルダの伝説:ブレスオブザワイルド」「スーパーマリオオデッセイ」「マリオカート8デラックス」「ARMS」など名作が目白押し。
ラインナップにはけっこうWii Uのゲームのリメイクも多かった。
スプラ2もぶっちゃけそれに近いと思うし、ブレワイに関してはWiiUとSwitch同じ内容だったと言っていいんだけど「Wii Uは安牌ハードじゃないから買わずに敬遠したし今更ハード買う気はなく、Wii Uのオンリーゲーには一切触っていなくて興味なくはないけどもうやることは無いだろうな。Switchは流行ってるから買ったよ」…というユーザーはかなり多かった模様。Switchのソフトはいずれもヒットした。
Wii Uのゲームの開発スタッフも浮かばれたのではないかな(死んではいないと思うけど)。
PS4も負けておらず「ドラクエ11」を投入した(3DSでも出てたけど)ほか、「ニーア・オートマタ」「バイオハザード7」「HORIZON ZERO DAWN」「グランツーリスモSPORT」「鉄拳7」「Newみんなのゴルフ」など大作を連発。大豊作の年だったと言える。
スマホでも「どうぶつの森(ポケットキャンプ)」がサービス開始した。
(正直あんまりおもしろくなかった…ポチポチゲーだったな、と感じた)
あと筆者のお気に入りである買い切りの弾幕縦シュー「アカとブルー」が発売した。

2017年 ノミネート作品

  • ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(Switch)
    SwitchとWii Uで出たゼルダの伝説の最新作。
    オープンワールドとなったハイラルを舞台に、自分のペースで自由に冒険しながら、ガノンの復活を阻止する。言わずと知れた名作。

  • スプラトゥーン2(Switch)
    こちらも詳しい説明は不要かも。
    初代スプラトゥーンが2015年の脳内GOTYを受賞しているので、良ければそちらも見てほしい。

  • マリオオデッセイ(Switch)
    2021/12修正:まちがってゼルダのこと書いちゃってたので訂正します。
    Switchのスーパーマリオ。
    相変わらずジャンプや体術を使った多彩なアクションと、細部まで練りに練られた心地よい操作感覚、気持ちの良いサウンド、アクションゲームとしてこれ以上ない体験ができる。敵キャラに乗り移って敵の技を使うことが出来たり、2P協力プレイ(2P側は帽子を担当する)ができたりといった要素も楽しい。
    BGMもかなりイイ感じでサントラが欲しくなる。

  • ウルトラストリートファイター2(Switch)
    ストリートファイター30周年記念の「スパ2X」アレンジ移植。
    当時まんまの画像と、描き直された画像(北米のXBOX LIVE ARCADEで出ていたHD版の画像)を選択できた。あとジョイコンを両手に持って波動拳を撃つミニゲームがついてたw

  • ニーアオートマタ(PS4)
    全国の中2を虜にしてやまないヨコオタロウ氏がディレクターを務めた「ニーア」シリーズの最新作。開発はプラチナゲームズが担当。
    暗かったり哲学的だったりギャグだったりシューティングゲームねじ込んできたり、独特な世界観が面白い。

  • 鉄拳7(PS4)
    有名な格ゲーの最新バージョン。キャラめっちゃ多くて覚えることも多いけど楽しい。スト2の豪鬼と、餓狼伝説のギースがDLCにいる。
    筆者は最近PS Plus入ったので、また遊びたいと思ってるタイトル。

  • ドラゴンクエスト11(3DS)
    国民的RPGドラクエの最新作。クリアした人はみんなストーリーがいいって言う。筆者は最初楽しかったけど女学院くらいで飽きて辞めてしまった。
    一本道感と、たたかう連打してれば進めちゃう感が感じられて、個人的にあんまり好きになれなかった。船とったらマップの全土に自由に行けるようにしてほしい。

  • ファイアーエムブレムヒーローズ(スマホ)
    ファイアーエムブレムのスマホ版。現在もサービス継続している。
    少数のユニットで狭いマップで戦うのだが、詰め将棋みたいに意外と頭を使う場面が多くて楽しい。

  • どうぶつの森 ポケットキャンプ(スマホ)
    どうぶつの森のスマホ版。開発はモバゲーのDeNAらしい。
    従来作にあった、村を自由に作っていく要素がだいぶなくなっており、魚や果物をたくさん拾って、それらを欲しがってる動物の依頼にこたえてお届けし、報酬アイテムを集めるお使いがメインになった。

  • アカとブルー(スマホ)
    新進気鋭のメーカー「タノシマス」による弾幕シューティング。
    買い切りなのですべての要素が追加課金なしでフルに遊べ、練習してうまくなることでクリアできるようになっていく。というゲーム本来の楽しさが超しっかり作られてる。
    スマホゲというより「携帯ゲーム機のゲーム」と言ってあげたい1本。
    いまのところ、筆者は全宇宙の全スマホゲーの中でこれが一番好き。
    後年、ゲーセン版が出た。

受賞作品

第34回、脳内GOTYに輝いたのは…

ゼルダの伝説:ブレス・オブ・ザ・ワイルド(Switch)」です!

2017年は良いゲーム沢山出ていて、1つに絞るのがとても難しい年だった。
さらに言うと「ブレワイ」はプレイしたというよりはプレイしているタイトルであり、筆者はいまだにクリアしてない。

Wii U版を最初買ってやってたんだけど、Switch本体を買うことができたので、Wii Uは本体もソフトも全部まるっと売却処分した。
で、ゼルダはSwitch版を買いなおしたのだけど、またニューゲームからかぁ。と思ってしまって何となく手が出ずに時間がたってしまっている。
大変勿体ない状態だ。

歴史に残るレベルで面白いゲームだと思う。

オープンワールド系で、どこから攻略しても構わない。
マップにボスがいるのが割とはっきりとわかるのだけど、好きなタイミングでボスに挑むことができる。
どうすればプレイヤーであるリンクが強くなるかも割とわかっていて「強くなってからボスに挑もう」ということが計画しやすい構造になっている。

むかしファミコンで出た初代のゼルダのように、フィールドにぽつんと自分だけいてあとは環境と敵。試行錯誤どうぞ。…というスタイルのゲームなんだけど「何していいかわからない」という感じがしないのが凄いと思う。

「わあー、この世界を冒険するのかぁ」という気持ちでゲームを開始して、多くのプレイヤーは「とりあえずなんかしてみよう」と思うはずだ。
歩いてみたり、近くにいた敵と戦ってみたり、川に落ちてみたり。
遠くに見える建物に向かって行ってみよう、と考える者もいるかもしれない。
そのいずれの行動に対しても、リアクションや進捗がある。何かやれば必ず返ってくる。建物とか、何かある場所に行けば、必ず何かアイテムとか置いてあったり隠されてたりする。「行ってみたけど何もねぇや」というのが少ない。途方もなさを感じない、絶妙なさじ加減は素晴らしい。
ただ適当に広いマップを用意しただけでは、こうはならない。何もない広大な土地がポンとプレイヤーに渡された、ように見えて、実際には何か行動をした時に、結果や進捗や、新たな発見が「見えやすい」形をしているのだと思えた。
おそらく、道の作り方(曲げ方・伸ばし方)とか、最初見えている風景を通過したら何が見えるのか?とか、かなり気を使ってマップを作っているのだと思う。

これを読んでいる皆さんはもうとっくにクリアした人ばっかりなんだろうな。とは思うけど。
Switchを持っていて未プレイの人は是非やってほしいと思う。

この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

心に残ったゲーム

[B] で ぬけます.