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脳内ゲーム・オブ・ザ・イヤー

今年一年でいろいろなゲームをプレイしたことと思うけど、その中で一番良かった一本を決めるとしたら、何になるだろう?

私は毎年、自分の中で脳内ゲーム・オブ・ザ・イヤーを決めている。
決めたからといって何かあるわけじゃないんだけど。

この遊びは超楽しいので、ゲーム好きなみんなも是非やって欲しい。


ゲーム・オブ・ザ・イヤーとは

しれっと「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」という言葉を使ったけれど、これは元々海外のゲームメディアが使っていた(いる)言葉だ。
日本語にすると「今年のゲーム」って感じかな。
これが“ベスト・ゲーム・オブ・ザ・イヤー”だと「今年の最強ゲーム」になる。“ベスト”は省かれてるけどそういうニュアンスのものだ。
1年間に発売したソフトの中で一番良かったものを決める企画は、毎年いろんなメディアが開催してる。
なので地球上でゲーム・オブ・ザ・イヤーのソフトは1本ってわけじゃなくて、たくさんある。
ファミ通と電撃でランキングが違うような感じだね。

それならば自分の中で「脳内ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を決めたっていいはずだ。
まあ一人遊びなので、それでなくたって別に決めていいんだけど…
私は10年くらい前にこれをやり始め、毎年年末の楽しみの一つとしている。
(やり始めたときに、昔の分も思いつく限り追記した)

誰とも共有してないから、おっさんの一人遊び。暗い遊びではあるんだけど。


脳内ゲーム・オブ・ザ・イヤーのルール

さっきも書いたとおり自分だけで遊んでるものなのでルールなどあって無いようなもの。
自分で勝手に決めていいと思うのだけど、一応挙げると…

1.年内にたくさんプレイしたゲームが対象。(年内に発売したもの。ではない)
 >これまで積んでて、今さら遊んだ→今年に含む
 >ミニに収録されてて、改めてメチャクチャ遊んだ→今年に含む
2.プレイしたものに限る。動画やティザー見ただけのものは含まない。
3.プレイ当時の評価を重視。現在の印象も多少加味してしまうこともあるけど別にイイや。

こんな感じ。
いくつかのノミネート作品の中から1本だけ決める。
10年分が決まったら、「‘10年代」のようなくくりで年代を代表する1本を決めるのだ。


2020年はどうだったか?

ノミネート作品をまずは挙げてみる。
いくつ挙げてもかまわない。
Arcade 1UPの「ギャラガ」を買ったり、「少林寺への道」の基板で100万点獲得を目指したり、「PCエンジンミニ」を買ったり、「カップヘッド」を息子と遊んだり、いろいろあったことを思い出す。
作品を挙げていく中で、「どっちが面白かったかなぁ。ちょっと遊ぶか」…となってゲーム機の電源を入れてしまったりするのも楽しい。
PCエンジンミニの連射機能付きコントローラーは、ノミネート作品選定の段階で追加購入した。
楽しい。
スーパースターソルジャーのキャラバンモードはやはり、オレコマンダーではなく連射パッドで遊んだほうが楽しい。
こういうリプレイ体験で、各作品の(自分の脳内での)評価が僅かに上がったり下がったりする。

ノミネート作品を挙げきったな!と思ったら、一番を決める。
独断で決めてかまわない。

2020年は「あつ森」だなぁやっぱり。

発売前から楽しみにしてて、嫁と子どもと3人でちまちま島を開発して、今でも遊んでるもんなぁ。
子どもにせがまれて温泉作ったり、せっかく咲いた貴重な花が子どもに踏まれて枯れたり(3DSの時と違って無くならないのはありがたい)
プレイ時間も、プレイを通して得た経験も、他より頭一つ上だったかなあと思う。

歴代のどうぶつの森の中で1番面白いのか? といわれると3DS版のほうが好きだったかも、という気も少しだけしなくもない。
しかし、DS・3DSと続いてきたこれまでのぶつ森にちょっと飽きてきてたのも事実。
N64の頃みたいな「複数プレイヤーが同じ村に共存する」要素が少し姿を変え復活してたり(3DSでも共存できたけれど、でもどちらかというと1人1台って感じだったじゃない?)、いい感じに変化があって楽しめた。

偶然だが、ちょうど子どもがゲームの操作法を覚えて文字も読めるようになったタイミングだったから、なおさらそう感じる。
親子で遊ぶ最初のゲームとしてはこの上ないものだった。(厳密には最初では無いが)
島民代表制度とか、思い通りにならずにストレスを受ける部分もなくは無かったけれど総合的にはかなり面白い体験をさせてもらった。

願わくは今後、秋葉原電気街とのコラボイベントやアーケードゲームが集められるイベントをやってもらいたい。
可愛い系の家具がもらえるイベントはもういっぱいやったろ、1年のうち1回でいいから私達向きのイベントもやって欲しいな。

ゲームメディアがやってるゲーム・オブ・ザ・イヤーは“グラフィック部門”とか“イノベーション部門”とか、部門を分けて表彰してることも多い。
私は面倒なのとそんなにいろいろなジャンルのゲームやってない場合もあるのでグランプリだけしか決めてないけど、毎年たくさん遊んでる人は部門賞を考えるのも楽しいはずだ。

皆さんの2020年のゲーム体験は、どうだっただろうか?

2021年も、たくさんの素敵なゲームとめぐり合えますように。

[B] で ぬけます.