見出し画像

他の有限なる時間を食らうエナジーバンパイヤ

時間というものは、有限であって無限ではない。

この世界には、この有限である時間を無意識的に奪い続ける人たちがいる。

彼らには、自分が相手の有限な時間を奪い取っているという自覚がない。

彼らは、私にしっかりとくっつき、そして思いっきり、私が有している時間というものを吸い取っていく。彼らは、ある意味吸血鬼。

彼らは、私から貴重な時間を奪う。そして、それを自分を生かす為のエネルギーにしているそんな気がする。

人にくっついては、その人の時間を奪う。奪った方は、それで、エネルギーが増えて元気になるかも知れないが、奪われた方はたまったものじゃない。

私たち人間にとって、時間というのは、とても大切なもの。この時間こそが、私たちの生命活動を維持する為のエネルギー源だったりする。だから、この時間を奪われると、私たちは意外にもエネルギー不足に陥ったりする。

時間というのは、私たちの生命を維持する為に必要なエネルギーを産み出す為のものともいえるのかも知れない。でも、この時間というものを私たちは日々何かに、そして誰かに奪われている。だから、自分に必要なエネルギーを産み出す事が出来ない。

時間というのは、こう考えていくと、とても大切なものなんだけれど、その事に多くの人は気が付いていない。時間が自分の生命活動を維持する為のものだという事を知らない。だから、いとも簡単に、そしてどこよりも安く、この自分の時間というものを切り売りしている。

時間というものは、他に安く、切り売りする様なものでは本来ない気がする。時間というものは、とても貴重なものであって、その使い方を間違えれば、これまた簡単に自分の生命活動を維持するという事が難しくなる。

時間というものは、生命維持のために必要なエネルギーを産み出す為に必要なもの。だとしたら、それを他人に安く切り売りしている場合ではないという事が容易にわかるのではないだろうか?

私たちはあまりにも、この時間というものを安く他に、切り売りしすぎている気がする。時間をバラバラに引き裂いて、その時間をあちこちで安く売りさばく。それで一体私たちは何を得ようとしているのだろう?

自分がいかに無駄な事をしているのか?という事に、何故、私たちは気づかないのだろう?

自分の時間を安く、切り売りしていれば、それで一番疲れるのは自分。わたしたちは自分の時間を切り売りして、それでその買手である相手を満たしているだけ。

自分の時間を切り売りすれば、それで相手は元気になる訳だから、それはそれで相手は喜ぶかもしれない。でも、自分は???????

自分の時間を相手に捧げてしまえば、その自分の為に使うエネルギーは一体どうやって産み出せばいいのか?

時間というものは、自分の為に使うものであり、他の為に切り売りする様なものではない気がする。

他の為に、自分の時間を切り売りするなんて、まるで自分の顔を相手の為に捧げるアンパンマンみたいなものだ。

自分の時間を捧げて、それで相手を助け、自分はエネルギー切れで死んでしまう。本当にそれでいいのだろうか?

自分の時間は自分の為に使うべき。その時間で自分を十分に満たし、そしてその余力があるときだけ、その時間を他者の為に切り売りすればいい。でなければ、時間を誰にでも、安く切り売りしていたら、絶対にこの身は持たない。自分の時間を安く切り売りして、それで相手は満足するかも知れないが、それで自分はエネルギー不足になる。

私たちは、全然自分に幸せを与えていない。自分が疲れる事ばかりしている。エネルギー切れを起こす事ばかりをしている。

何も自分を大切に出来ていない。時間を大切に出来ない人というのは、意外に、自分の事を大切に出来ていない人だったりする。

時間というのは、自分の為にあるものであって、その時間とは何よりも価値高きものだという事を知らないといけない。

時間というのは、この世界でもしかしたら一番価値高きものなのかも知れない。私たちはこの時間が持つ価値がどのくらいのものかを何も知らない。だから、時間というものをこんなに不遜に扱っているのだ。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?