マガジンのカバー画像

生きる

90
ー破壊そして再生へー
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

ぞうきんみたいにその身を固く絞った事があるか?

ぞうきんを絞る様に、自分のその身も絞る。そうすると、ぎゅうぎゅうに絞ったその自分の身から出た汚れで、バケツの中の水が真っ黒になる。 その真っ黒なものが自分のその心を形成してる。 バケツの中に出たその汚れは、バケツの中で1つの形成物になって、1つの人格を備えて私の前に立ち現れる。その姿は私がずっと否定してきた私の醜い姿。 その姿が自分の前に立ち現れて、この今ある私を殺そうとする。その汚れきった私に殺される事無く、自分を変えるなんて出来ない。彼らの苦しみをこの身に受けずに自

考える事、学ぶ事をやめないで

もっと考えよう!自分の事ではなくてこの世界の事。自分の事ばかり見ていないでもっと広くこの世界を見よう!!そしてこの世界について考えよう。 私というものを超えて、私たちはもっと人間というものについて考えなければいけない。私たちは自分ってものに固執しすぎてる。だから、その自分ってものから離れて、その自分を自分たらしめてくれているもっと根本的な部分について考えを深めていく必要がある。 自分、自分っていう前に私たちは、もっとこの世界の事を、地球の事を考えるべき。この地球がなければ

私たちは決して美しくなんかない

人間なんてそもそも混沌としたものでしょう?それを美しく見せようとしたってそれは無理。元々、人間は混沌としていて何だかわからないもの。 これといった形を持たずに、混沌としているもの。だから美しかった。でも、今はその混沌さに秩序がもたらされてしまって、しかもその秩序が過剰になってしまって、私たちは全然美しくない。 混沌としていて、何もかもがめちゃくちゃでごちゃ混ぜになっていた。それが人間の持つ美しさの極みだったりするけれど、それが今はない。 今の人間はあまりにも自分を綺麗に

人間になれないバケモンの世界

人間ってのは、自分に理解する事が出来ない事はなるべく自分の人生から排除しようとする。それか、そんな事はないといってそのありのままの現象をなかった事にする。はなっからそんな事は存在などしないとそういう。そういって、理解出来ないその自分を正当化しようとするというか、正当化する。 人間っていうのは、皆自分が一番正しいとそう思って生きている。だから、その自分の理解を超える事や、わからない事に出くわすと、その自分の知っている範囲内にそれらを収めようとする。その時、そこに収まり切れない

大人と言われる人間たち 子供と言われる人間たち

だめ!と言われると、私たちはそのだめと言われる事を何だかむしょうにしたくなる。これはしてはいけません!と言われると、それを何だかむしょうにしたくなる。 だめ!と言われると、妙にその心が躍ってしまう。人間とはこう考えていくととても不思議なものだとつくづく思う。 私たちは自分の行動を日々制限されている。これは駄目、あれは駄目とそう言って毎日何かしら自分の行動や言動、その在り方全てに何らかの制限をかけられている。でも、その制限をかけられればかけられるほどに、私たちはそれを破りた

私という名の時限爆弾

私に触れると、時限爆弾が作動する。みんなそう思って、私というものに触れたがらない。皆、私から一定の距離を取って接しようとする。 私が楽しくなって、その口を開こうとすると、皆必死になってその口を押える。余計な事は言うなって。皆自分のそのバケの皮がはがれる事を怖れてる。嘘で塗り固められたその自分が露わになるのを怖れてる。 私は皆からしたら時限爆弾。触れた途端に作動する時限爆弾。 触れなければ何も作動はしない。だから、皆あえて何も触れない。自分のかぶったそのバケの皮が剥がれる

私たち人間なんてもうとっくにバグってる

世の中を見回してみると、みんな嘘ばかりついている事に気づく。 自分をいい様に見せる為に自己正当化ばかり。一体何処に本音で語っている人がいるのかと疑問になる。 皆誰も本音を言わない。心の中では全く別の事を考えたり、思っていながら、口ではそれとはまるで違う事を話す。 心の中はつまらなくて、何も面白くないのに、その顔は必死に笑ってる。そういう人間を見るいると、私たちはもう完全にイカれてるとそう思う。 自分に嘘をついて、周りにいい様に振舞う。受けのいい自分を作って、その自分を

バケモンみたいに膨れ上がった自我の塊

バケモンみたいに着飾って、その醜い心隠したつもりか? バケモンみたいなその顔で、その腹ん中にあるものを隠し通せたと思うか? バケモンみたいに笑って、その心の中でメラメラと燃える火を消したつもりか? バケモンみたいに働いて、それで自分を生きたつもりか? バケモンみたいに騒いで、それでその心に溜まったものを全部吐き出したつもりか? バケモンみたいなその口で、何もかも自分の言いたい事を言ったつもりか? バケモンみたいに自分を主張して、それで自分が受け入れらたと思うか?

腐ったこの世界の臭いも嗅ぎ分けられないほどに落ちぶれた心

生きるってのは、こんな生ぬるい世界の中に身を置く事じゃない。 もっともっと気を失ってしまいそうな強烈な世界の中に身を置く事だ。 狂ってしまいそうなほどに強烈な世界の中に身を落とす。その世界の中で何もかもわからなくなり、めちゃくちゃになる。それでこそ、私は生きているとそう感じられる。 正常である事。それは私からしたら、生ぬるい。もっと狂ったように生きたい。そうする事でしか私は私を感じられない。 私にとってのこの世界はあまりにも生ぬるすぎて気持ち悪い。こんなにも気持ちが悪

心を蝕む怒りの感情

誰にでも優しく、謙虚で礼儀正しく何もかもしっかりしている人というのは意外に多い。こういったタイプの人たちというのは、いつもニコニコしていて愛嬌があって、人あたりもいい。でも、そんな人たちの心には強い怒りの感情がある。自分の中に激しい怒りという未消化な感情がある。けれど、その人たちは、そうした感情が自分の中にあるという事に一切気づいてはいない。 自分が一体何に激しい怒りの感情を持っているのか?という事が殆どわかっていない状況にある。何かに激しい怒りの感情は持っている。けれど、