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#三島由紀夫

もしかして文学って作者が死ぬことで完成する(完成させられる)んじゃないかしら。

もう僕は文士になるので恋なんぞ罪悪なことをしている暇はないのです、もう僕は文士になるので革命なんぞ夢に見ている場合じゃないのです、ちゃんと記憶に殺されてちゃんと過去にしてその記録を元に文を綴り味わうのが僕の仕事なのですから。

太宰治と三島由紀夫の言葉を借りるけれど。真面目に正直に生きていくだけだ、努力するだけだ、自殺なんてせずに大義のために生きて大義のために死ぬだけなのに、それが僕には一等難しい。