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#みずほの部屋 ~2022年上半期を振り返る会の振り返り~

わたしは「自分のことを話すのが苦手」と、ことあるごとにnoteに書いています。でも、2022年上半期の活動を経て、自分のことを誰かに話したいという欲がうまれてきました。

で、こんなツイートをしたのをきっかけに、「みずほの部屋」という私が2022年にやってきたこと・考えたことをただ話すだけの会が開催されることになりました!

誰が聞きたいのよ、って心配していたのですが、当日zoomに入室したら15名ぐらいの方が参加してくれて、感動と同時に手汗が尋常じゃなく出ました(笑)。

本当にありがとうございます!!!!

アーカイブはないのですが、この経験をどこかに残しておきたかったので、noteでまとめておこうと思います。

プロフィール

そもそもなぜ振り返り?

そもそもなぜ振り返りをテーマに話そうと思ったのかというところから。

わたしが定期的に人生の振り返りをし始めたのは、SHElikesに入会をしたことがきっかけです。2021年の9月末に入会をして、それから毎月欠かさず1ヵ月の振り返りをnoteに書いて公開してきました。

なんでSHElikesに入会してから振り返りをするようになったのかというと、完全な損得勘定、投資対効果観点からでした。

わたしは「副業でライターできたらいいなー」というような気持ちで、SHElikesに入会しています。でも、ライターになりたい気持ちがほんとうなのか、自信がなかったんです。

だから、SHElikesに高いお金を払って入会して、ライターにならないときめたときに、SHElikesに入会した意味がなくなってしまうのがすごくこわかったんですね。

なので、ライターにならなくても「なろうと頑張ったわたし」「なる過程でなにかを得たわたし」を残したくて、noteで振り返りをしようと決めました

振り返りの意味が変わりだした

当初の振り返りは、「SHElikesでやったことを残す」という意味合いが強く、内容はSHElikesの受講計画とそれができたか否かでした。

ただ、予想通りというべきなのか(泣)、入会から2カ月ほどして「わたしライターになりたいわけじゃないな」って思いまして…。そこからライターになりたいわけじゃないならSHElikesで何を学ぶのよと、迷走状態に入ります。受講計画を立てられなくなったんですよね。

だから、いままでやってきた振り返りができなくなっちゃった。でも、振り返りはやって、noteに残しておきたいとは思っている。

なので受講計画を振り返るのではなくて、この1ヵ月やったことを事実ベースで書き出して、その事実から感じたことや考えたことをまとめる振り返りにしようと決めました。

事実に対して、意識的に意味づけを加えていくことで、未来のわたしに少しでもポジティブなものを渡してあげようと思ったんです。当時のわたしは、かなり迷走していたので(笑)。

なので、2021年12月ぐらいの振り返りから、目標達成に向けての振り返りではなく、「やってきたことに意味づけをする」振り返りを今まで続けてきました。

なんでみんなの前で話したくなったの?

振り返りはひとりでやってきたので、別にだれかと一緒にやる必要はないんです。でも、今回は誰かに聞いてもらって、どんなことでもいいからフィードバックをもらいたかった。

なんで、みんなに聞いてもらいたかったかというと。ある友人との会話がきっかけになっています。

話すのが苦手ですーと言っていたわたしと「話してみたい」と言ってくれる人がいて、1on1で話す機会をもらいました。

そのときに「あなたのこんなところがいいと思っているよ」「わたしからはあなたはこう見えているよ」ってフラットにフィードバックをもらったんです。

それで、わたしは自分のやっていることとか考えていることとか、私自身をいいほうに捉えなおすことができるようになりました

例えば、思考の整理・言語化が得意だということに気付いたり、大勢の人の前でしゃべるのは苦手だけれど、1on1だったら楽しく話ができるということだったり。実はそこまで人見知りじゃないかも、とか。

で、自分のしていること、してきたこと、考えていることに対してフィードバックをもらうことって、意味づけをする行為だなって思ったんです。わたしがいつも振り返りでしているやつだって。

ひとりでも全然できるけど、だれかとやると新しい視点が手に入る。事実をいろんな角度から見直すことができる。それでもっと自分のかたちを知ることができる。

そんなことを体感して、ひとりでやっていてもいいけど、たまにはだれかに話してみて、新しい発見をしたい。そう感じて、公開振り返りをするに至りました。

2022年のテーマ

活動の報告のまえにこのテーマ設定で結構盛り上がってしまって、驚いたのですが…。わたしは2022年のテーマを上記のように設定しています。

確かに2022年の目標は、みなさん決めるかもしれないですね。これがしたいとか。テーマとか決めないのかな。

2022年はあえて目標を決めていなくて、でも目の前にやりたいことが現れたらやってみる。やって違うと思ったら捨てればよくない?といった感じで進んでみて、「ここに来たんだね」って言いたいんですよね。

「ここにいきたいという行き先がみえているのかな?」

そう聞かれて思ったのですが、具体的には全然伝えられないのだけれど、頭の中に理想のイメージはあるのだろうと思います。なので、目の前になにかチャンスが現れたとき「これだ!」と直感的にわかってつかむ、みたいなことをよくしている気がする。

それこそSHElikesへの休会、キャリアカウンセラーの勉強、シーメイトさんとのお話会、今回のみずほの部屋も。全部これだ!って思ってつかんだ感じ。おもしろいですねー。

あと「自分と話したい」って、もうひとり自分いるの?ってツッコミももらって確かになってなりました(笑)。どこか客観的に自分のことをみているんですね。

「ストーリーをつむぐ人なのだと思う」とも言われて、とても素敵な表現だから今後使っていきたい(笑)。確かに、ナラティブの力を信じてカウンセラーになったよね、と思いました。

話は脇道にそれて、リソースの話

どのタイミングで話したか忘れてしまいましたが…私の母の話とマザーテレサの話をしていまして。意味わかんないですよね、なんで振り返りの会でマザーテレサ。

言葉や思考を大事にしているという話をしたのだと思うのですが、マザーテレサの「思考に気をつけなさい」という文章、知ってますか?

わたしはあの文章に、小学生か中学生ぐらいのときに出会っていまして。よくわからないけれど衝撃をうけて、それからことあるごとに思い出して心に留めておくようになったんですね。

思考していることがいつか運命になるという話なんだけれど、妙に納得して、思考や言葉の力をできるだけポジティブに使いたいと思うようになりました。

なので、振り返りでも「目標」という言葉ではなくて「やりたいこと」と書いたり、「できなかったこと」ではなくて、「やらなかったこと」と書いたりしています

「できなかった」という事象は存在しなくて、いろいろな理由で「やらない」と選択しているのだと思うんです。だから、できなかったんじゃなくてやらなかったんだから、来月やればいいよねっていつも思っています。

それでずっとやらないのであれば、それはやりたくないことなのかもしれない。やりたいことなのにできない場合は、なにかかできなくさせている。その原因がなんなのか考えればいい

そんなことを日々考えています。

あと、母の話。

わたしはことあるごとに母や姉から「産んでよかった」「生まれてきてくれてありがとう」と言われていまして。それがすごくわたしにとって救いになっているということ。

それから、わたしが楽しそうにやっていることに対して「それとても上手だからそれを仕事にしたら?」と小さいころからよく言われていました。

例えば、三色塗り絵にこっていたら「それ仕事にしたら?」って言われて。「え、これをどうやって仕事にするの?」と笑って話すみたいな感じです。

これは仕事にはならないでしょーと思いつつ、好きなこと仕事にしていいんだなってどこかで思えるきっかけをもらっていたと思う。みたいな話をしました。

それで、マザーテレサの言葉に小さいころに出会って感銘を受ける経験とか、母との関わりがリソースだという話をしてもらいました。そういうの全部大事なんだと。

わたしはいろんなものを受け取って生きてきたので、そういうのがいま生きるうえでのリソースになっているというのはとても感動的な話だと思います。

2022年の活動報告

で、やっと活動報告。

大枠は記載の通り。

夫さんが単身赴任になって、話し相手がいなくなったので、コミュニケーション手段として書くことを選んでnoteの定期更新を始めました。

定期更新していたら、わたしに興味を持ってくれる人がいて、お話会という名の1on1の雑談会を15名ほどのかたとさせていただきました。

そのころ迷走期をなんとか脱出して、キャリアカウンセラーの勉強をしたいと思うようになっていて、2022年1月~4月まで養成講座に通って、キャリアカウンセリングについて学びました。

SHElikesは3か月の休会にはいり、代わりにSHEmoneyに入会したけど1ヵ月で退会しました。

いろいろな学びに一段落ついたので、個人としてキャリアカウンセラーの活動を開始しました。

ここまでの動きが2022年上半期にやったことです。

おもしろかったのは、周りから見たら「急激な変化・成長をとげた」「急に羽ばたいた」ように見えていたこと。わたしはそんなふうには思っていなくて、地続きの道をただひたすら歩いてきた、という感覚があります。

それから、書くハードルが低いというやつ。書くことへのハードルがみなさんあるらしいのです。

わたしはなぜ書けるのか。考えているんだけれど、自分のために書いているから、かなあ。話すのが苦手で、いまいちうまく話すというコミュニケーションで自分を表現できないので、しかたなく書いているみたいな感覚に近いです。

話せるんだったら、書いてないと思うな。

あと、「他人と比べないんですか?」と聞かれたんですが、結論比べます(笑)。比べることはあります。同じ目標に向けて頑張っているときはとくに、比べて焦る気持ちがでてきます。noteでも何回か、比べて焦る的なことを書いていると思う。

でも、人生全体で見たときにわたしと全く同じところに向かって生きている人はいないとも思っています。なので、人生全体でみたときに誰かと比べるということはないです。

その点は、かなり自己肯定感が高いと思うな。

2022年に考えたこと

このnote長い~って感じなんですが、1時間半話した内容をほぼそのまま書いているから、そりゃ長いよね。すみません。

考えたことはこの4つです。

もう前半に書いてあることもあるんですが…。

振り返りを定期的に行っていくことで、自分のしてきた行動に対して意味づけする習慣ができました。

自分がどう思っているのか、どういうことをやってきたのか、ちゃんと理解して、納得することができるようになったので、なにか聞かれても答えられるようになりました。

そして、自分のことをちゃんと理解して答えられるという自信がついたので、自己開示のハードルが下がりました

自己開示をしていくと、新しくわたしに興味を持ってくれる人が現れて、人とのつながりができました。

自己開示を経てできた人とのつながりは、「わたしのままでいいんだ」という安心感を与えてくれて、自己肯定感も上がっていきました

そして、自己肯定感があがったことや、自己開示することで人のつながりをつくるという体験をしたことで、さらに自己開示のハードルが下がっていきました。

人とのつながりを得て、そこから感じたのは感謝の循環でした。

わたしは人から「ありがとう」といわれたら嬉しい。でも、受け取ってそこで終わりで。もっと「ありがとう」と言われるために頑張ることができません。

でも、自分がだれかに感謝して、この感謝を返したいと思う気持ちはとても長続きするし、原動力になります。

大学時代の恩師にはいまだに連絡をいれて近況報告をしているし、友人のことはいつだって守ろうと思う。ちょっとヤンキーみたいなところがあって、恩義とか感謝、仲間・家族とか、そういうワードを大事にする傾向はあると思う。

関わってくれた人に感謝している。だから、わたしもなにかで返したい。そう思っています。

話を終えてみて

話していく中で、仙人みたい、人生何回目と言われて。どんなや!とツッコミをいれるというのを何回もやりました(笑)。みなさんからそう見えているということが知れて面白かったです。

あと、「話している内容はなんとなくわかるんだけれど、自分ごとにならない」って感想を結構もらいまして(笑)。

抽象度が高いのだよね、たぶん。自分でもめんどくさい性格だなーとよく思います。だから、そりゃわからんよねって感じで。

でも、「わからん!」とか「自分ごとにならん!」って素直に言ってもらえる関係性ができていることが嬉しくて、にやにやしていました

素直に伝えてくれてありがとうございます。

「理解できるけど、自分にはできない」「いまはできてないけど、そうなりたい」っていうのも言ってもらって。これについては、ほんとうにどこをどうそんなによいと思ってもらえたのかわからない(笑)。

わたしはなにを求められているのだろうって不安になるんですよ、よく。だから人に自分のことを話すのが苦手なのもあると思うんです。

でも、今回の話の中から、なにか持ちかえりたいと思ってもらえたなら、それはすごくうれしい。

Tipsを持ちかえってもらうというよりは、つぎに考えたいなにかを持ちかえってもらえたらそれはとても嬉しいことだなと思っています。

そして、人は違うからおもしろいし、すてきなので、「なりたい」と思ってもらえること自体はとても光栄なのだけれど、あなたはあなたでいい。本当にそう思う。

というか、あなたじゃないとだめだよ。

あなたらしさとかを追い求めるから苦しい、みたいなこともあると思うのだけれど、らしさは作るものではなくて、気づいたら染み出てしまうものなので(笑)。

自己開示していく中で、だれかに感じてもらうしかないのかもしれないですね。自己開示場所がないと思ったら、わたしがその相手になりたいなと思います。

そして、「生きやすそう」という言葉ももらって、これはわたしにとって一番のギフトかもしれない。生きやすさは長らく、ここ10年以上、わたしの人生のテーマなので。少しでもそう見えているのなら、これまでの10年間、なんとかもがいてきてよかったなと思う。

まだまだ生きづらさを抱えて生きているし、社会はまだまだ息がしづらい。でも、少しづつならよくしていけると思っているし、社会は少しづつ確実に良くなっている。希望的観測をもって、これからも歩んでいきたい。

そんなことを思った会でした!本当にありがとうございました!

自分が伝えられることがなんなのか、いまだにわかっていないけれど、わたしにできることがあるのなら、還元していきたいと思っているので、もし今後も話す機会をいただけるのであれば、ぜひ受けていきたいと思っています。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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