夫婦そろっての育児は果たして楽なのか

こんにちは。2022年の1月から夫さんが単身赴任になりまして、ワンオペの日々が続いておりました。

(夫さんが単身赴任になった経緯やそれからのことは、こちらのマガジンに追加しています。)

ワンオペといっても2週間に1回、一泊二日で夫さんが返ってくるので、そのときは子どもを夫婦でみています。

夫さんまさかの入院と手術

1.2月はどうにかやっていましたが、3月の初めに子どもとわたしが胃腸炎になりまして、急遽夫さんが単身赴任先から帰宅。そこでイレギュラーに休みをとってしまったもんだから、3月はなかなか帰ってこれなくてワンオペが長らく続いていたんです。

そんなときに、まさかの夫さんがバイク事故をおこしました(しかも休暇中で労災はおりないやつ…!)。夫さんと夫さんのバイクだけが負傷し、それ以外にけがをした人や壊したものはなかったみたいです。

事故の電話をもらったとき、すでにわたしは心身ともに疲れ果てていまして、なんと答えたかほぼ覚えていませんが、早々に電話を切りました。

で、電話切って我に返って「あ、死ななくてよかった…」と思ってLINEであとから「そういえば、死ななくてよかったね」と送ったのでした。

そこで思ったのですが、わたしはこのとき「死ななくてよかった」という思いと同時に「またワンオペの期間が延びる…」と絶望したんですね。

いやいやもっと心配しろよって感じなんですが(もちろん心配はしているけど)、でも人の心配というのは自分が万全な状態、少なくとも心身の余裕がないとできないのだなと思いました。

心配する気持ちと、「いやいやなに事故ってんだよ」という気持ちは一緒に持つことができるみたいです。新しい発見でした。

優しい自分でいたいですね。余裕は大事です。

夫さん2か月の休暇

ケガ自体はそこまで大変なものではなく、なんなら骨も折れていなくて、ひび割れ程度だったんです。

ただ、夫さんは飲食店で働いていまして、立ち仕事&長時間労働なので、それが完璧にこなせるようになるには2か月ほどかかるとのこと。

1か月休んで復帰して時短勤務でもよかったんですが、働いちゃうと傷病手当がもらえなくて、会社のかたが「どうせなら休んじゃえよ」とのことでしたので、ゆっくりお休みをもらうことになりました。

遠方に単身赴任していましたが、2か月後はまたどこに配属になるかわからないんで、一旦家に戻ってくることになり、引っ越しが行われ、現在段ボールが山積みのまま生活を続けています。

遠方の単身赴任、いつまで続くのかなあとおもってさみしい気持ちになったりしていたのが懐かしい…。まあ人生いろいろありますよね。

1か月ワンオペ後の、1か月二人育児

わたしは、夫さん連勤からの入院・手術で結局まるっと1か月ほどワンオペを経験しました。

結果としては、体力的にも精神的にも結構きびしかったです。時期的にも本業が繁忙期&子どもがまさかの3月2回目の胃腸炎×2人&養成講座にも通っている&プライベートの予定もかなり立てていたので。

で、夫さん帰ってきてもしばらくは歩けないんで、私が家事や育児を頑張る。仕事もある。夫さんはできることだけ頑張るという生活を継続。

1か月経過して、問題なく歩けるようになり、子どもとも遊べるようになったので、保育園の送り迎えなどを任せるようになりました。

大人が2人になるので、だいぶ楽になる~!しかも夫さんはいうても暇!!と楽観的に構えていましたが、そんな簡単な話ではありませんでした。

専業主夫(婦)でも家事と育児は全部はできない

一番おもったのは、専業主婦(夫)って、たしかに1日決まった予定や仕事はないんだけど、それでも4人家族の家事と育児(2歳半の双子)をすべてこなすのは大変だということです。

たぶんできるのかもしれないし、もちろんやっている神的な人がいるのは知っている。

でも、私たち夫婦にはすくなくともできない。というか、やりたくない。ということがわかりました。

わたしたちの場合、保育園は16時までなので、それまでにすべての家事を済ませる必要があり、それは思いのほかハードなんです。

子どもってお風呂に入るのも一苦労だし。そもそも全然風呂に入らないし、頑張って入ってもらったとして、あんなに入りたくないと言っていたのに一向に風呂から出てこない。

パジャマも着替えさそうとしたら「やだも~(なぜか"も")」「自分でやるの!」というので、ほおっておくとずっと裸で。しばらくたつと「ママやってよー」。ママやってよって言われたから、着替えさせようとすると「パパがいいの~」。なんやねん。

保育園では自分で着替えてるの知ってるんだからな!

子どもとのやりとりは本当に体力がいるんです。だから、日中ですべてのエネルギーを消耗したくない。そう考えたら、全部完璧に家事なんてやっていられない。

もちろんできるんだけど、それを毎日、日常的にこなすのはしんどい。

それしかやっていない自分にもいやな気持ちがしてくる。家事や育児以外にも時間があるならやりたいことがたくさんある。

そういうのを、私は1か月のワンオペで実感して、夫さんは1か月の休業期間に目の当たりにしたのでした。

一緒にやろう。そして頼ろう

だから「ずっと家にいるんだから家事も育児もやれ」なんて言わないでください、お願いします。

もしやっている方がいたら本当に尊敬します。お疲れさまです。そして、もしパートナーの方が当たり前のようにこれをやっているとしたら、まじで毎日「ありがとう」って伝えましょう。すごいことです。だれでもできることじゃないです。

てか、できるだけ一緒にやりましょう。自分の生活のことぐらい自分でやりましょう。パートナーにはパートナーの人生があるのだから。

そして、ふたりでやろうとするのはもうやめて、ほかの人にも頼りましょう。

友だちでも、両親でも、兄弟でもいいし、今はいろんなサービスや家電があるから。全力で頼りにいきましょう。

わたしはもう全力で頼りにしていくことに決めました。

もちろん楽しめることは大事に残したらいいと思うのです。好きなことは大切にしたらいいと思うのです。

生きるって大変だよね。だからできるだけ居心地よい時間をたくさん増やせたらいいな。

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